アセンド株式会社、都築電気株式会社との代理店契約により運送事業のDX推進と「持続可能な物流」の構築を支援

アセンド株式会社

2025年1月29日 10時00分

物流の次世代化を実現するアセンド株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役：日下瑞貴、以下「当社」）は、都築電気株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：吉井一典、以下「都築電気」）との代理店契約を締結したことをお知らせします。

当社のオール・イン・ワン運送管理システム「ロジックス」および都築電気のクラウド型動態管理・配送管理サービス「TCloud for SCM」の拡販を連携するとともに、両サービスの機能連携を進めることで、運送事業者への安心かつ効率的な物流運営を支援してまいります。

背景と概要

2024年4月から適用された働き方改革関連法で、トラックドライバーの時間外労働の規制が強化されたことにより、物流従事者の労働環境の改善が図られています。その一方で、既存の労働力不足がさらに顕在化し、必要な配送人員を確保できないことで、配送の遅延や物流コストの上昇といったリスクが懸念されています。こうした背景から、現在、物流業界では「人材不足への対応」と「安定供給の確保」の両立という深刻な課題に直面しており、効率的かつ持続可能な物流体制の構築に向けた取り組みがかつてないほど重要なテーマとなっています。

当社は、トラック運送事業者向けのクラウド型運送管理システム「ロジックス」を開発・提供し、案件の受注から配車・請求書発行・労務管理・車両管理までの業務を一元管理することで、物流プロセスの効率化と経営のデジタル化を同時に支援してまいりました。

都築電気は、1932年の創業以来、さまざまな業界のお客様にICT全般のコンサルティングから設計、開発・構築、保守・運用まで一貫したソリューションを提供してきました。ロジスティクス領域においては、「TCloud for SCM」をはじめとしたサービス提供を通じて500社を超える運行管理システムの導入・展開・サポート実績を持ち、配送品質向上や業務効率化、配送計画の改善などを支援しています。

本提携により、両サービスの顧客基盤を活用した拡販を連携することで、運送事業者がDXによる業務効率化をスムーズに進められる環境を整えながら、「持続可能な物流」の実現を支援してまいります。

機能連携について

両サービスの機能連携についても開発を進めています。

現状、ロジックスの受注・配車・請求・労務情報を、TCloud for SCMへ取り込むことが可能となっています。今後、ロジックスへの配送実績の連携も行うことで、計画に対する運行実施状況の可視化や、実績入力の工程削減などにより、輸送管理プロセスの効率化のご支援を一層強化してまいります。

▼本連携に関するお問い合わせ

https://www.ascendlogi.co.jp/contact/

（担当：菊池）

TCloud for SCMについて

スマートフォンを活用し、配送情報のリアルタイム管理を手軽かつ低コストで実現
ナビや写真・メッセージ送信、温度警告などの支援機能により、ドライバーの業務負荷を低減
システム連携用APIにより、お客様システムとのスムーズなデータ連携が可能

（URL：https://tsuzuki.jp/jigyo/scm/）

ロジックスについて

運送事業者に特化したクラウド型の業務管理ツールであり、煩雑な運送事業者の管理業務を、案件の受注から配車・請求書の発行まで一気通貫でデジタル化します。ロジックスを用いて業務を行うと、経営数値（原価・利益率・車両回転率等の収支改善につながる各種指標）が自然と一元管理されるため、収支改善・運賃交渉に必要な数字を、特別な手間をかけることなく可視化することが可能です。ロジックスは、運送事業者の業務効率化と経営DXを同時に実現いたします。

ロジックス製品情報：https://www.ascendlogi.co.jp/logix/