長野県塩尻市初の試みを早期実現へ[R4.11.8]百瀬敬新市長 就任１か月による補正予算案可決

市民負担軽減を目的に、指定ごみ袋製造業者に補助金交付

長野県塩尻市では、令和４年11月８日市議会臨時会で物価高騰対策支援事業における補正予算案が可決されました。そのひとつが、指定ごみ袋製造業者に補助金を交付するもので市民負担軽減を目指します。

• 補助概要　

　現在の物価高並びに石油価格に伴い指定ごみ袋製造における原材料費が高騰していることから、指定ごみ袋製造業者３社から「ごみ袋のビニール袋代を10～30％値上げしたい」意向がありました。そこで、国が創設した「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」の「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」を用いて、指定ごみ袋価格高騰が市民に大きな影響を受けないようにすることを目的に、指定ごみ袋製造業者に補助を行います。補助実施終了期間は未定です。

 

 

塩尻市指定ごみ袋４種

【指定ごみ袋種類　全１０種類】
・一般家庭用もえるごみ袋３サイズー45L、25L、14L
・一般家庭用うめたてごみ袋３サイズー30L、18L、８L
・事業系もえるごみ袋３サイズー70L、45L、25L
・プラスチック製容器包装ごみ袋１サイズー45L

• 補助対象　　指定ごみ袋製造業者３社　

・中央物産株式会社
・株式会社嶋商
・日本技研工業株式会社

• 事業費　　

　補助金　5,305千円

• その他

・本事業は、消費者及びごみ袋販売店舗に補助金を支給する事業ではありません。
・また、直接小売価格を今よりも安くする制度でもありません。

今後に向けてひとこと
　本事業は「現場主義」を掲げる百瀬市長のもと市民要望を踏まえ、市民生活に大きな影響がでないよう事業実現を考えてまいりました。今後もごみ・資源物の分別について市民のみなさんにわかりやすい周知を図り、廃棄物の適正な処理を進めてまいりたいと思います。