スマートバンク、シリーズBラウンド1stクローズで40.8億円の資金調達を実施。これまでの累積調達金額は70.8億円に

“家計管理アプリ”から、生成AIを活用した“家計改善アプリ”への進化を目指し、AI・LLMを活用したプロダクト開発をさらに加速

家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」を提供する株式会社スマートバンク(本社:東京都品川区、代表取締役:堀井 翔太、以下「スマートバンク」)は、シリーズBラウンドの1stクローズにおいて、SMBC-GBグロース1号投資事業有限責任組合をリード投資家として、既存株主からのフォローオンと共に、新たに株式会社セブン銀行、ゆうちょ Spiral Regional Innovation 1号投資事業有限責任組合を引受先とした第三者割当増資により29.3億円の資金調達を実施いたしました。2024年4月に実施した複数金融機関からのデットファイナンス11.5億円と併せて、シリーズBラウンド 1stクローズの資金調達を完了したことをお知らせします。

この度の調達により、創業以来の累計調達額は70.8億円となります。

■資金調達の概要

調達金額:29.3億円

調達方法:第三者割当増資

引受先(敬称略、順不同):SMBC-GBグロース1号投資事業有限責任組合、富国-GB投資事業有限責任組合、明治安田未来共創投資事業有限責任組合、MSIVC2023V投資事業有限責任組合、ゆうち​​ょ Spiral Regional Innovation 1号投資事業有限責任組合、DBJキャピタル投資事業有限責任組合、株式会社セブン銀行、ALL STAR SAAS FUND Pte. Ltd.、GMO GFF投資事業有限責任組合、みずほ成長支援第5号投資事業有限責任組合

融資総額:11.5億円

借入先:商工組合中央金庫、三菱UFJ銀行、JA三井リース、紀陽銀行、北國銀行

資金用途:採用・組織体制の強化

■資金調達の背景

スマートバンクは、キャッシュレス決済の活用により自動的な家計簿作成を可能にする“プリペイドカード”と“家計簿アプリ”がセットになった新しい支出管理サービス「B/43」を開発・提供しています。直近では、クレジットカード・銀行口座連携機能やAIレシート読み取り機能の実装など、プリペイドカード以外の支出も「B/43」アプリ1つで管理をできるようにする機能拡充を進め、家計の見える化・健全化をサポートしています。

昨今、物価上昇に伴う節約志向の高まりや家計管理の時間が取りづらい共働き世帯の増加、キャッシュレス決済の普及を追い風に、手間なく簡単に家計の見える化を実現することが市場のニーズを捉え、「B/43」の累計ダウンロード数はサービス開始から3年で100万件を突破しました。

今後は、家計管理を効率化する領域にとどまらず、余剰資金の創出にコミットする家計改善サービスの開発・提供を目指しています。具体的には、来春以降、生成AIを駆使して、ユーザーの目的や日々の支出状況に合わせて、家計の改善を伴走するAIアシスタントサービスの提供を予定しています。

今回調達した資金は、生成AIを活用した家計改善サービスの開発を強力に推進するために、組織強化に向けた人材獲得と利用者獲得に向けたマーケティング活動に充当いたします。

◼️「お金の悩みがなくなる世界を創る」~家計管理アプリの課題と今後の事業戦略~

スマートバンクが、ニッセイ基礎研究所監修のもと、家庭においてどの程度の“無駄遣い”が発生しているかを調査したところ、1世帯あたりの“無駄遣い”は年間平均約104,292円、日本全体における1年間の“無駄遣い”の総額は推計約5兆7,927億円に及んでいることがわかりました。収入の差等による変動はあるものの、これらの“無駄遣い”を削減することで、多くの人々が余剰資金を作り出すポテンシャルを持っていることを示唆しています。

家計を圧迫する“無駄遣い”を削減するにあたって、家計簿による家計の見える化と改善に向けた行動が求められます。一方、家計の見える化ができない理由を尋ねたところ、「面倒」のほかに「家計の状態がわかるだけで、家計を改善する方法がわからないから」といった声も寄せられています。

これらの結果から、家計管理だけでは家計改善という本来の目的達成に寄与していない実態がみてとれますが、これまでの家計管理アプリの多くは、家計管理の負担を軽減するサービスにとどまっています。

このような状況を踏まえ、スマートバンクは、「生成AI」と「家計改善」を軸とした新たな事業戦略を策定しました。今後は、家計管理のみを提供するサービスから脱却し、生成AIがユーザー専用のアドバイザーとなり、家庭における家計改善や家計の自動化にコミットするサービスへの進化を目指します。

これにより、日本全体で推計約5兆7,927億円にも及ぶ“無駄遣い”を削減し、「資産運用」「旅行」「自己投資」など、本来やりたかったことを実現するための余剰資金の創出に貢献することで、「お金の悩みがなくなる世界」を目指してまいります。

■採用情報

新たな事業戦略の推進に向け、各ポジションで積極採用中です。ご興味のある方は、ぜひご応募をお待ちしております。

・特設採用サイトオープン&コーポレートサイトリニューアル

今回の資金調達を機に、コーポレートサイトをリニューアルいたしました。さらに採用を強化していくため、スマートバンクの目指す未来や事業、カルチャーを知っていただける特設サイトをオープンいたしました。経営メンバー・社員がそれぞれの目線で、事業や働き方を紹介するコンテンツや、イベント情報も掲載しています。

▶︎特設採用サイト:https://smartbank.co.jp/recruit/2024

▶︎コーポレートサイト:https://www.smartbank.co.jp/


<募集中のポジション>

  • サーバサイドエンジニア

  • コーポレートエンジニア

  • エンジニアリングマネージャー

  • iOSエンジニア

  • Androidエンジニア

  • PM

  • デザイナー

  • カスタマーサポート

  • マーケティング

  • データアナリスト

  • コンプライアンス

・イベント開催情報

スマートバンクでは、シリーズB資金調達を記念して、特別トークイベントを開催します。

「B/43」の開発秘話、AIを活用した未来などにご関心のある方は、ぜひご参加ください。

【第1弾】

注目スタートアップのプロダクトディスカバリー裏話

日時:2024年11月27日(金) 19:00〜

イベントページ:https://smartbank.connpass.com/event/336325

登壇者:

株式会社IVRy 高柳龍太郎 様

株式会社LayerX 榎本悠介 様

株式会社スマートバンク 稲垣慶典

【第2弾】

2桁億円調達のスタートアップが集結!社長達が斬り込み!ぶっちゃけパネルセッション

日時:2024年12月2日(月) 19:00〜

イベントページ: https://smartbank.connpass.com/event/336327

登壇者:

株式会社令和トラベル 代表取締役社長 篠塚 孝哉 様

株式会社ダイニー 代表取締役 CEO 山田 真央 様

株式会社スマートバンク CEO 堀井翔太、CXO takejune

【第3弾】

やりたいことに対して「エンジニア」が足らんです!LT座談会

~シリーズB調達記念~ぶっちゃけトークをお酒とともに

日時:2024年12月18日(水)19:00〜

イベントページ:https://smartbank.connpass.com/event/336326

登壇者:株式会社スマートバンク CTO 堀井雄太、ohbarye、nakamuuu、moznion、rocknameほか

■代表コメント

いつも「B/43」をご利用いただいている皆様、並びにご支援いただいている投資家の皆様に改めて感謝を申し上げます。

この3年間「家計を管理する」という課題に取り組んで参りました。共同口座やペアカードといった「新しさ」を提供することで一定の課題解決を為すことができましたが、それは通過点に過ぎません。その先には「資産を形成する」という大きなイシューが存在しています。

引き続き「お金の課題」に真摯に向き合い、今まで解決が難しかった課題を解くことで、「習慣を変え」「文化を変え」「社会を変える」ことに真っ向から挑んでいきたいと思います。

▶︎採用特設サイト

https://smartbank.co.jp/recruit/2024

■引受先コメント ※一部

グローバル・ブレイン株式会社

代表取締役社長 百合本 安彦 氏

シードラウンドで出資して以来、スマートバンクとは絶えず伴走してきましたが、プロダクト、実績、チームともに素晴らしい成長を遂げており、常に期待を大きく超える成果を出し続けています。今後は決済や家計管理の枠を超えて、ユーザーのお金にまつわるあらゆる悩みを解決し、日本を代表するフィンテック企業としてさらなる飛躍を遂げるよう、グローバル・ブレインとしても引き続き支援してまいります。

GMO VenturePartners

取締役 Founding Partner 村松 竜 氏

シードでの初回出資に続いて追加出資させていただきました。

堀井さんの稀有なユーザー理解力や市場創出力と、生成AIの革新的技術を融合できるこのタイミングだからこそ、「B/43」が家計管理や資産形成における新たな体験をもたらすFintechとして更に発展していくと期待しています。

海外におけるFintechユニコーンへの投資を通じた知見や弊社グループにおけるBaaSサービスで支援してまいります。

All Star SaaS

Managing Partner 前田 ヒロ氏

スマートバンクの創業チームとは、彼らが「Fablic」を運営していた頃から支援させていただいており、コンシューマー向けサービスを作り上げるその卓越したセンスに常に感銘を受けてきました。現在、スマートバンクは力強い成長を遂げ、圧倒的なPMFを実現しています。革新的なフィンテックサービスを提供することで、日本の消費者の生活を支える重要な存在になりつつあります。

私たちが特に魅了されているのは、創業チームの大きなビジョンと野心です。「たくさんの人が毎日、"中毒的"に使ってくれるようなサービスを生み出したい」という彼らの想いは、「ビジネスの成功」という枠を超えて、社会をより良くしていくことを目指しています。彼らの革新的なアプローチと強い使命感は、日本のフィンテック業界に新たな風を吹き込むと確信しています。

三井住友海上キャピタル株式会社

投資部マネージャー 細谷 裕一 氏

前回ラウンドに続き、追加投資をさせていただきました。

ペアカードやジュニアカードの開始、あとばらい機能の実装など、前回投資後の事業進捗は目覚ましく、家計簿プリカ「B/43」ユーザーが爆発的に伸びていることを高く評価しています。今後も新サービスの導入が数多く計画されており、堀井社長をはじめとした連続起業家の経営チームが、大きくサービスをグロースさせてくれると確信しています。

*ゆうちょ Spiral Regional Innovation 1号投資事業有限責任組合を運営

Spiral Innovation Partners

プリンシパル 市川 恭邦 氏

サービスリリースからわずか3年でアプリDL数100万回超、月間取引金額数十億円にまで急成長を遂げた「B/43」。この急成長は、ミッションである『人々が本当に欲しかったものをつくる』を体現し、おカネの可視化に留まらず、利用者の行動変動を促す仕組み造りに徹底的にこだわって来た結果です。プロダクトの更なる進化により、『お金を「使う」「貯める」「増やす」を誰もが当たり前にできる未来』をスマートバンクが作り上げていくことを期待しております。

■家計簿プリカ「B/43」とは

「B/43」とは、チャージ式のVisaプリペイドカードと家計簿アプリがセットになった新しい支出管理サービスです。毎月の予算をプリペイドカードにチャージして支払いを行うだけで、アプリに支出の明細がリアルタイムで反映されるため、簡単に支出管理が可能です。クレカ・銀行口座連携や、手入力、AIレシート読み取り機能も搭載しており、様々な支出を「B/43」アプリ1つで管理できます。

また、夫婦や同棲カップルで使える「B/43 ペアカード」では、一つの口座で二つのカードが作れて面倒な割り勘や現金のやり取りが不要になり、ふたりで一緒に支出を確認できます。また、親子向けの「B/43 ジュニアカード」ではキャッシュレスでお小遣いを渡し、親子で一緒にお金の管理ができます。

2021年4月リリース以降、ユーザーの皆様に活用いただき、累計ダウンロードは100万件以上、月間取扱高は数十億円まで拡大しています。(サービスサイト:https://b43.jp/

【会社概要】

会社名:株式会社スマートバンク

所在地:〒141-0022 品川区東五反田1-8-12 小原サンデンビル4F

代表者:代表取締役 堀井 翔太

設立:2019年4月9日

URL:https://smartbank.co.jp/

業務内容:家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」の運営

資金移動業者 関東財務局長第00084号

前払式支払手段 関東財務局長 第00782号

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会社概要

株式会社スマートバンク

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URL
https://smartbank.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区東五反田1-8-12 小原サンデンビル4F
電話番号
-
代表者名
堀井翔太
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年04月