ビジネスケアラーの遠距離介護に関する実態調査を実施―4人中3人以上が「遠距離介護に不安・悩みがある」と回答

働く40-60代の遠距離介護経験者370人にアンケート

ライフエレメンツ株式会社

昨年末から本年年初の帰省などの際に親御さまとお会いになり、その生活の様子から健康状態に不安を持たれたり、介護や見守りの必要性を感じたりした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

2025年、ついに全ての団塊世代が75歳以上の後期高齢者に到達しました。後期高齢者が人口を占める割合が年々増加していく中、働く世代の都市部への集中や介護施設の不足などにより単身で生活する高齢者も増え、遠距離介護を余儀なくされるケースが増えています。

また、働きながら親御さまの介護をされる「ビジネスケアラー」の人数や介護離職者が増加の一途を辿っていることは、キャリアの喪失・中断という面でも経済損失という面でも、大きな社会問題です。

高齢者の見守りができるスマートホームサービス「MANOMA」を提供するライフエレメンツ株式会社(https://life-el.com/)は、このように働きながら遠距離介護をされている方の実情を伺うために、別居での遠距離介護のご経験がある370人の方に「ビジネスケアラーの遠距離介護に関する実態調査」を実施いたしました。

ビジネスケアラーの遠距離介護に関する実態調査 調査結果サマリ

・ 別居介護経験者のうち、約40%が片道1時間以上

・ 遠距離介護経験者のうち、介護先まで1往復あたり1万円以上かかる方が30%以上

・ 1往復あたりの交通費が高いほど、介護先への訪問頻度が少ない傾向に

・ 介護に「不安がある」「やや不安がある」方が77%を超えた。内訳は、「お金・発生する費用」がトップに

・ 67%の方が、介護による仕事や家族への影響が「あった」「ややあった」と回答。退職や収入減に繋がった方も

・ 介護の相談先・情報収集先は「ケアマネジャー」と答えた方が過半数だが、約10人に1人は「相談先がない」

・ 見守りサービスを「利用したい」「どちらかといえば利用したい」と答えた方が、68%を超える結果に

・ 利用意向は人による見守りサービスが最多だが、カメラやセンサーなどIoT機器を活用した見守りサービスも上位

■調査概要

・ 実施時期: 2025年12月11日(木)~12月17日(水)

・ 調査手法: インターネット調査

・ 調査対象: 遠距離介護経験(片道1時間以上)のある、ビジネスケアラーの40歳以上64歳未満の男女370人

・ 調査機関: ライフエレメンツ株式会社調べ 【実務委託先:Freeasy (2025年12月)】

※ 構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります

<約4割の方が、介護対象者のところまで片道1時間以上かかる>

【図1】介護対象者への距離(単一回答)(事前スクリーニング n=1,126)

まず、別居での介護経験を持つ方に、介護対象者のご自宅または介護施設への所要時間を伺いました。結果、「片道1時間未満」と回答した方が61.9%となったものの、片道1時間以上かかる方が全体の38.1%に上りました。

今回の本調査は、こちらの質問に「1時間以上かかる」と回答した、遠距離介護者の方を対象としています。

<約3割の方が、介護対象者のところまで往復1万円以上かかる>

【図2】介護対象者への往復費用(単一回答)(n=370)

介護先まで1時間以上かかる方の交通費の負担は、最多が「1,000円〜3,000円未満」の回答となりました。しかし、全体の43%の方が往復5,000円以上、うち30.3%の方が1万円以上の交通費がかかると回答しています。介護先への訪問に高速バスや特急・新幹線・飛行機などに乗る必要のある方が4割程度いると推察でき、時間だけでなく金銭面でも大きな負担がかかっていることがわかります。

<6割以上の方が、介護先へは「月に1回以上」訪問>

【図3】介護対象者への訪問頻度(単一回答)(n=370)

遠距離介護をされている方は、どれくらいの頻度で介護先に訪問しているか伺いました。

全体的に回答がばらける結果となりましたが、合計すると6割以上の方が、月に1回以上の頻度で介護対象先に訪問していることが分かりました。また、先ほどの所要交通費に関する回答とクロス集計をすると、発生費用が高い方ほど訪問頻度が少なくなる傾向が見て取れます。

遠距離介護の場合、帰省や介護先への訪問が時間的にも金銭的にも大きな負担となる場合が多く、なかなか頻繁には介護先に訪問できない実情が推察できます。

<介護について不安や悩みを抱える方が、約8割にのぼる>

【図4】遠距離介護へ不安や悩みを感じるか(単一回答)(n=370)

【図5】遠距離介護での不安なこと(複数回答)(n=285)

介護について、「不安がある」「やや不安がある」と回答した方が、77%を超える結果となりました。

その内訳を伺うと、「お金・発生する費用」と回答した方が66.7%、3人中2人以上が経済面での不安を感じていることがわかりました。次点で、「介護者の状況が分からない・緊急時にすぐに対応できないこと」「病院付き添いなどの定期的な訪問」など、遠距離介護ならではのご不安やご負担を抱えている方が続きます。

具体的な介護の不安や悩みを伺ってみると、移動の金銭的・時間的負担や仕事・育児など各項目が積み重なり、大きなご不安につながっていることがわかりました。

回答いただいた内容を、一部ご紹介いたします。

・ 金銭的負担

「介護当時、小学生の子供2人がおり、介護される家族は飛行機の距離に住んでいたので、小学校の長期休みにしか手伝いにいけなかった。また、1週間ほどの滞在に子供も連れて行かないといけないので往復の飛行機代など交通費だけでも出費が大きかった。」

「往復3万円以上の交通費が掛かるが病院からすぐに電話がかかってくる。もう少し様子をみて連絡して欲しい。」

「自分の生計もたてなければいけないし、介護料もかかるので維持できるのか不安。」

・ 介護者の状況が分からない・緊急時にすぐに対応できない

「遠距離であることから、何か問題があったときに急に駆けつけることができない。」

「毎日朝に電話して安否確認は出来るが同居していない為、1日をどのように過ごしているか分からない。 最近も風邪気味だったが、私が購入して持参した薬を決まった時間に飲んでいるのかどうか、きちんと3食食べているのか等、本人の話す事も間違い無い事実なのか?心配事は尽きない。」

「私自身も更年期で体調が不安定。自宅に車が無いため深夜に救急から連絡があった際に対応が出来ず、救急隊員に怒鳴られたことがある。 罪悪感もあり、どのようにしたら良いか分からない。」

・ 時間的・物理的負担

「日帰りでは行けるが、行って用事を済ませて帰ると1日かかるので疲れがひどい。」

「介護したい気持ちはあるが、距離が遠く、仕事もあるのでなかなか帰省出来ない。」

「遠距離実家が老老介護。往復約6時間半。移動と新幹線代が大変。妹も実家から往復約2時間で旦那さんは単身赴任中、1人で仕事しながら3人の子育て中のため頻繁に帰省できない。今後主人の両親も介護が必要になったら私は仕事を続けられるのか不安でしかない。」

・ 介護と、育児・仕事の両立

「子育てとの両立も大変で子供のメンタルが不安定になってしまい、介護者、子供同時に対応しなくてはならないという事に自分自身もストレスをとても抱えました。」

「片道450kmあり車での往復なので、月最大3回が限界。仕事をしているが、手続きは平日しか出来ない事が多く、仕事が終わって夜に出発し、次の日の夜に帰る、の繰り返しになる。体力的にきつい。」

「介護者の健康状態と利用できる介護サービスが比例していないと思います。なので、離職を余儀なくされました。」

・ 何をしたらいいのかわからない、支援の仕組みがわからない

「制度がよく分からない。どのような事項が介護保険を使う対象になるのかが分からないし、気軽に相談できない。」

「初めてのことばかりで、何をしていいのか分からず、不安になる。」

・ 兄弟・親戚間でのトラブル

「親の介護・入院で、兄妹内でゴタゴタが増えて心身ともに疲れた。」

「姉の家に母親が同居しているが、仕事が休みの時しか手伝えないので姉の家の負担が大きいと思う。」

「姉妹間でも介護の認識が違い、偏りが発生した。資金面でも全額自分持ちだった。」

・ 老老介護

「実家で弟が老老介護をしていて2人きりの生活をしています。弟も介護対象者である為何かあった場合が不安です。」

「介護者がこちらの意見を聞かず、言いやすい母の負担が大きい。老老介護中。」

<7割近くの方が、仕事や家族に介護の影響>

【図6】遠距離介護での仕事や家族への影響があったか(単一回答)(n=370)

【図7】遠距離介護での仕事や家族への影響内容(複数回答)(n=248)

介護を始めたことによる仕事や家族への影響は、「あった」「ややあった」と回答した方が67%、3人中2人は介護負担が仕事や家族に影響しています。

影響の内訳として最多となったのが、「心身の疲労感・ストレスの蓄積」。先に紹介した介護の悩みや不安の具体回答でも「疲れがひどい」「育児との両立にストレス」という回答が寄せられているように、介護という大きな負担で心身のダメージを負われる方の多さや深刻度が見て取れます。

次点は、「働き方が変わった・変えることを真剣に検討した」「収入が減った」「仕事のパフォーマンスが下がった」など、仕事に対する影響です。介護により時間を取られたり、緊急時の対応が必要となったりすることで、働き方を変えざるを得ない方が一定数いることがわかります。しかし、遠距離介護は金銭的負担も大きく、ご自分の生計と介護費用とのバランスを取ることが求められるため、経済面に大きな不安の影を落とします。

そのほかにも、家族と過ごす時間の減少や家族・親戚内でのトラブルにつながったケースも、20%を超える回答が上がっていました。

<主な情報収集先や相談先はケアマネジャーが最多、「相談先がない」と回答した方も>

【図8】遠距離介護に関する情報収集や相談先(複数回答)(n=370)

遠距離介護に関する情報を得たり相談をしたりする先を伺うと、「ケアマネジャー」と回答した方が53.8%と最多となりました。次いで、「家族・親族」「地域包括支援センター」が並び、それぞれ20%を超える回答です。

一方で、「相談先がない」と回答した方が9.2%、約10人に1人いらっしゃいました。初めての介護、複雑な制度、金銭面や時間的負担の中、相談先がないことは非常に強い不安となるでしょう。

<見守りサービスを活用したい方が約7割、カメラやセンサーでの見守りも視野に>

【図9】見守りサービスの利用意向(単一回答)(n=370)
【図10】利用したい見守りサービスの種類(複数回答)(n=252)

介護対象者の見守りサービスを「利用したい(現在利用している)」「どちらかといえば利用したい」と回答した方の合計は、68.1%となりました。3人に2人が見守りサービスへの利用意向を示していることがわかります。

利用してみたいサービスの内訳は、「スタッフや担当者の定期訪問による安否確認」が最多の48.4%。続いて、「見守りカメラによる映像での状況確認」「センサーで介護対象者の状態を検知し自動通知」が約4割、「家族や介護対象者の要請によるサービス事業者駆けつけサービス」が、35%を超える回答です。従来の人による見守りサービスだけでなく、カメラやセンサーなどIoT機器を活用した見守りが上位に入り、遠距離介護をされている方の選択肢となっていることがわかります。

IoTの力で、遠距離介護の負担を減らす

遠距離介護の場合、カメラやセンサーなどIoTを活用した見守りが従来の人的サービスと大きく異なるのは、事業者ではなくご自身やご家族が親御さまの様子を直接確認できることです。また、録画映像の活用やセンサーのログを見返すことで、生活の様子や異変に気づいたり、生活リスクを取り除いたりすることもできます。

特に遠距離介護をされている方は、介護対象の親御さまのところに行くだけで多大なコストがかかります。離れていてもいつでもご自分で親御さまを見守れるIoTサービスは、今後ますます活用されていくでしょう。

離れていても親御さまをスマホで見守れる「MANOMA 親の見守りセット」

「MANOMA 親の見守りセット」は、いつでも・どこからでも親御さまをスマホで見守り、安心で快適な生活をサポートできるスマートホームサービスです。2024年12月に在宅介護協会認定マークを取得しています。

・ リアルタイム・録画の映像を確認し、通話もできる「室内コミュニケーションカメラ」

・ 部屋の温湿度・照度を検知し、家電を遠隔操作できるハブ機器「ゲートウェイリモコンS」

・ ドアや窓に設置すると開閉を検知し、安否確認や生活リズムの推察ができる「開閉センサーS」

がセットになっており、離れて暮らす高齢の親御さまを見守り、コミュニケーションや家電の遠隔操作で安心・快適な生活をサポートできます。アプリは最大7名でご利用いただけるため、ご兄弟やご家族みなさまで親御さまを見守ることができ、介護負担の分散にもつながります。

今回のアンケートでも寄せられた、「介護したい気持ちはあるが、なかなか帰省出来ない。」「薬を決まった時間に飲んでいるのかどうか、きちんと3食食べているのか等、心配事は尽きない。」「姉の家の負担が大きい」といったご不安やお悩みにも寄り添ったサービスです。

▼「MANOMA 親の見守りセット」特設ページ

https://manoma.jp/lp/parent_care/

今後も「MANOMA」は、介護をする方のご負担軽減を、また介護をされる方の快適で安心な毎日を、IoTの力でサポートしてまいります。

「MANOMA 親の見守りセット」内容・料金

■セット内容・特典

<料金>

・ 初期費用:1,650円(通常料金から1,100円割引)

・ 月額利用料:初月0円、2ヶ月目以降3,278円

  最低利用期間・違約金:なし

<機器セット内容>

・ ゲートウェイリモコンS×1

・ 室内コミュニケーションカメラ×1

・ 開閉センサーS×2

<標準付帯オプション>

・ MANOMA解決サポート:無料(通常550円)

<オプション>

・ 初期設定代行サービス(無料 ※1の条件あり)

・ Wi-Fiオプション(契約事務手数料:3,850円、月額基本料:2,200円)

※1 初期設定代行サービスをお申し込みの方が、MANOMA ご利用開始月を含む12ヶ月以内に解約した場合、 初期設定代行サービスのご利用有無を問わず、解約違約金11,000円を頂戴いたします。

※ 価格は全て税込です

■お申し込み方法

「MANOMA 親の見守りセット」特設ページより、お申し込みください。

https://manoma.jp/lp/parent_care/

MANOMAとは

「MANOMA」は、セキュリティ・見守り・オートメーションに、家事代行などの「家ナカサービス」を加えた、ライフスタイルに新たな体験価値を提供するスマートホームサービスです。複数のIoT機器とスマートフォンを組み合わせることで、お家の便利・安心・快適をサポートします。

■利用可能な機能の例

・ 室内カメラによる侵入者検知とアプリへの通知

・ 室内カメラによる不在時の宅内状況の見守り

・ 室内カメラを通じた在宅家族とのコミュニケーション

・ 室内カメラによる録画と映像のクラウド保存

・ スマートリモコン機能による部屋の温湿度・照度検知

・ スマートリモコン機能による家電の遠隔操作

・ 開閉センサーによる不在時のドア/窓の開閉検知とアプリへの通知

・ 異常時のセコムの駆けつけ

・ Amazonが提供する音声サービス「Amazon Alexa」の利用

詳細はサービスページを参照ください。

https://manoma.jp/

※ 当リリースに記載されている会社名および商品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。

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会社概要

ライフエレメンツ株式会社

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URL
https://life-el.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区代々木1-11-2 フロンティア代々木3階
電話番号
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代表者名
木村真也
上場
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資本金
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設立
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