倫理憲章改定案浮上による、採用活動への影響を調査
- 今後の採用活動「変更予定ない、変更を検討していない」約6割 -
世界最大の人材サービス企業であるアデコグループの日本法人で、総合人事・人材サービスを展開するアデコ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:奥村真介、以下「アデコ」)は、人事・採用担当者約1000名を対象に、倫理憲章の改定による企業の採用活動への影響についてアンケート調査を実施しました。
政府が、大学生の就職活動の解禁時期を現在の3年生の12月から、4年生の4月に変更するよう経済界に要請したことに伴い、現在、倫理憲章の改定が検討されています。改定は検討段階ということもあり、「変更する予定」と回答した企業は16.7%に留まり、「変更しない予定」「検討もしていない」は合計で59.6%という結果になりました。また、検討している変更内容として採用時期を遅らせる以外では、「大学の就職課の利用機会を増やす」等、より良い採用方法を検討していることが分かりました。
今回の改定について、企業からは「青田買いを抑止できる」という意見がある一方、「採用期間短縮の為、選考を簡略せざるを得ない」といった、懸念を示すコメントもありました。
【アンケート結果】
• 倫理憲章が改定された場合、新卒採用活動を変更するか:
「変更する予定」16.7%、「変更しない予定、変更を検討していない」59.6%
回答 回答割合
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「変更する予定」 : 16.7%
「現在、検討している」 : 23.7%
「変更しない予定」 : 22.6%
「変更を検討していない」 : 59.6%
• 新卒採用活動における具体的な対応施策:
最も多いのは「大学の就職課の利用機会を増やす」10.1%
回答 回答割合 (複数回答)
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「採用期間を長くする」 : 9.5%
「採用期間を短くする」 : 6.1%
「通年採用を導入する」 : 7.8%
「人事の採用担当者を調整(増員)する」 : 1.7%
「大学の就職課の利用機会を増やす」 : 10.1%
「就職サイトへの掲載を増やす」 : 6.7%
「SNS(facebook、Linkedin等)を活用する」 : 2.8%
「外部の人材サービス会社を利用する」 : 2.8%
「採用人数を増やす」 : 2.8%
「採用人数を減らす」 : 3.4%
「採用基準を厳しくする」 : 4.5%
「採用基準をゆるくする」 : 0%
「その他」 :1.1%
【本件に関するお問い合わせ先】
アデコ株式会社 広報宣伝室 Tel:03-6439-7473
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