スイッチ機能内蔵型ルーター「FGN®2000」11月22日よりリリース開始

設置容易性と保守運用効率を重視

株式会社ファイバーゲート

2023年11月22日 15時38分

株式会社ファイバーゲート（東証プライム・札証：9450、本社：北海道札幌市、代表取締役社長：猪又將哲、以下「当社」）は、設置容易性と保守運用効率を重視した新ルーター「FGN®2000」を開発し、2023年11月22日よりリリースを開始したことをお知らせいたします。

＜FGN®2000とは＞

当社製品FGN®1300の後継機として独自開発した通信機器です。主に集合住宅向けの機器として、ルーター機能に加えスイッチングハブ機能を実装し、設置機器数の低減を促し設備投資効率の向上を狙うとともに、保守運用効率を重視した設計となっております。

LANポートは8ポートと従来製品より拡充し、高度なスイッチングハブ機能を実装しております。また、2.5GbEのWANポートを2ポート採用してバックボーン回線向上に対応しております。WANポートは冗長構成を組むことができますので、衛星回線等を併用することもできます。

＜FGN®2000の特徴＞

１．利用者様に対して

快適な通信環境実現に貢献いたします。具体的には、ポート毎の通信帯域制御機能、通信毎のセッション数制御機能を搭載しており、通信の公平性の向上を図りましたので、共用回線であっても使用帯域の偏りを低減し、利用者様が快適に通信できる環境に貢献いたします。

2．設置事業者様に対して

設備投資額低減に貢献いたします。本機器の2つのWANポートのうち1ポートは、LANポートとしても使用できますので、LANポートとして最大9ポートご利用になれます。本機器1台でルーター＋9ポートのスイッチングハブ機能を有しますので、設置機器数の低減に繋がり、設備投資効率の向上に繋がります。また、筐体サイズも集合住宅に設置しやすいサイズにて設計しており、設置容易性の向上に努めております。

3．サービス運用事業者様に対して

WAN回線の冗長化、BCP対策等、様々なユースケースにてご利用になれます。本機器は、2.5GbEのWANポートを2ポート搭載しており、WAN側通信に対して冗長構成を組めますので、異なる通信事業者様の回線を契約することでより安定性のある接続環境の実現等、接続の安定性の向上に貢献いたします。また、BCP対策として衛星通信等のインターフェースとしてご利用いただくことも可能ですので、接続の可用性の向上にも貢献いたします。

＜製品仕様＞