国内外から寄せられるマンガの?(はてな)に日々答えるマンガ研究者、マンガミュージアム現場スタッフの奮闘が1冊になりました。『マンガって何? マンガでわかる マンガの疑問』刊行
株式会社青幻舎は、京都国際マンガミュージアム/京都精華大学国際マンガ研究センターによる『マンガって何? マンガでわかる マンガの疑問』を2024年4月に刊行します。本書は「マンガって何?」の問いに対してマンガの歴史や作り方、広がり方などをさまざまな切り口で考えます。
■ 書籍概要
多くの人にとってマンガは身近なメディアですが、もし「マンガって何?」と聞かれたとしたら、意外にも答えに困ってしまうかもしれません。本書は、この問いに対して、マンガ研究の成果を踏まえながら学習マンガの形式でわかりやすく紹介します。
京都国際マンガミュージアムの収蔵品を用いた多彩な図版、詳細な解説により、マンガに関する様々なトピックスや国内外の状況について子どもから大人まで楽しく学べる内容となっています。
推薦文
『マンガは誰でも知っている。本当か?』
京都国際マンガミュージアム名誉館長 養老孟司
マンガって何だかわからない人のために
しゃべる絵が、動く絵になり、ドラマも語りだし、しまいに絵ですらない何かになっていく。たとえていえば「電子のいらないモニター」でしょうか。マンガという画面にうつしだされたら、何でもマンガに変換される。このすごい発明品が知らぬ間に全世界をつなげ、「言葉の次のコトバ」になったのが、現在です。さあ、マンガはぼくらをどこへ連れていくでしょうか?
京都国際マンガミュージアム館長 荒俣宏
以下、絵はすべて ©︎Itsu Horiguchi
マンガって何?(プロローグ)
■ 内容紹介
マンガとイラストを織り交ぜながら紹介!
本書の登場人(ニャン)物は、京都国際マンガミュージアムで働くことになった新人・ねこ学芸員と教育係のねこ博士。
おっちょこちょいだけどやる気とマンガ愛に溢れるねこ学芸員が、ときに熱く、ときに冷静に、博士から教えを受けながら日々成長していく物語をベースに、マンガ文化を紹介します。意外と知らないマンガの「?」を考えながら、マンガのさらなる魅力を発見できる1冊です。
構成
第1章 マンガのはじまりっていつなの?
第2章 マンガって誰が読むの?
第3章 マンガの作り方
第4章 マンガのお約束
第5章 マンガ家はお金持ちなの?
第6章 広がるマンガの楽しみ方
第7章 マンガは世界中で読まれているの?
第8章 世界のマンガにはどんなものがあるの?
実録! ねこ学芸員、中のひと
マンガのはじまりっていつなの?(第1章)
マンガのお約束(第4章)
■ 書誌情報
発売:2024年4月中旬
書名:マンガって何?
マンガでわかる マンガの疑問
監修・編集: 京都国際マンガミュージアム
京都精華大学国際マンガ研究センター
マンガ作画・イラスト:ホリグチイツ
アートディレクション:Neki inc.
判型:A5
製本:並製
総頁:144頁
定価:1,980円(本体1,800円)
ISBN:978-4-86152-950-4 C0079
京都国際マンガミュージアム入場券と『マンガって何?』がセットになったお得なオンラインチケットが、期間限定で発売中。
■ 著者プロフィール
京都国際マンガミュージアム
博物館と図書館の機能をあわせもったマンガ専門の文化施設。保存されるマンガ資料は、江戸期の戯画浮世絵から明治・大正・昭和初期の雑誌、戦後の貸本から現在の人気作品、海外のものまで約30万点。京都市と京都精華大学の共同事業で、マンガの収集、保管、公開、マンガ文化に関する調査研究やそれらの資料と調査研究に基づく展示やイベントを行っている。
京都精華大学国際マンガ研究センター
マンガとその周辺に関する研究機関。40年にわたる京都精華大学での「マンガ」文化に関する教育・研究の蓄積と研究基盤に必要な人的・情報ネットワークを十全に活用することによって、京都国際マンガミュージアムの中核を担う研究機関としての役割を果たしている。
■プレスリリースダウンロード
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・マンガって何? マンガでわかる マンガの疑問
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