LEXUS DESIGN AWARD 2021 審査員・メンターの一部を発表
あわせて、オンライン応募説明会も開催決定
LEXUSは、世界の若手クリエイターを対象に現在応募受付中の国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2021」の審査員・メンターの一部を決定しました。さらに、国内応募者向けに過去受賞者などが登壇するオンラインでの応募説明会を実施することを発表しました。
メンター:ジョー・ドーセット氏・マリアム・カマラ氏・サビーヌ・マルセリス氏
審査員は、本アワード創設時から審査員を務めてきたデザイン界の重鎮であるMoMA NYのキュレーター、パオラ・アントネッリ氏、LEXUSのグローバルデザインを統括するサイモン・ハンフリーズが務めます。メンターには、昨年に続き2回目の参加となるデザインエンジニアのジョー・ドーセット氏に加えて、建築家のマリアム・カマラ氏、デザイナーのサビーヌ・マルセリス氏の2名が初めて参加します。
カマラ氏は空間デザイン、マルセリス氏は素材やオブジェクトデザイン、ドーセット氏はデザインを通して社会課題の解決を専門領域に、世界で活躍しています。審査員とメンターはそれぞれ4名ずつを予定しており、残る審査員2名とメンター1名は後日発表される予定です。
今回初参加となるサビーヌ・マルセリス氏は、「LEXUS DESIGN AWARDの新たなメンターとして、次世代を担うデザイナーのアイデアに触れることができることを非常に楽しみにしています。今の世の中においては、デザインから生まれる革新的なアイデアが、未来を形作る上でこれまで以上に重要な役割を果たすでしょう。メンターとしてファイナリストたちのアイデアを形にするサポートをするのが待ち遠しいです。メンタリングにあたっては、持続可能な生産プロセスと、革新的で環境に優しい素材の選択に焦点を当てて指導していきたいと思っています。現代では物事を根本から見つめなおし、革新的なアプローチ方法を模索すべきであり、応募作品もまさにそういったものであることを望んでいます。」とコメントしました。
LEXUS DESIGN AWARDの特徴は、デザインの各領域の第一線で活躍するメンター陣から、クリエイティブの視点や考え方を直接学ぶことができるメンタリング制度にあります。メンタリングは本アワードのファイナリスト6組のみが経験することができるプログラムで、メンタリングワークショップを皮切りに、最終審査会までの数か月間、メンターから継続的な指導を受けながら自身のアイデアを形にするプロトタイプの制作に取り組みます。最終審査会では各ファイナリストが自身のアイデアをプレゼンテーションし、2021年春頃、ファイナリスト6組の中からグランプリを決定します。
また、現在応募受付中のLEXUS DESIGN AWARD 2021に関して、国内の応募者に向けた応募説明会を、2020年8月26日(水)と9月17日(木)の2回、オンラインで開催いたします。プログラムの説明に加え、過去の日本人受賞者における本アワードでの経験や、その後のキャリアにどのような影響があったかなどの体験を語るトークセッションを予定しています。本オンライン説明会への参加には事前登録が必要となります。詳細はLEXUS DESIGN AWARD公式ホームページよりご確認ください。
LEXUS DESIGN AWARD 2021の応募受付は10月12日(月)AM 6:59までです。本年も、より良い未来をつくるためにLEXUSが重視する3つの基本原則、「Anticipate(予見する)」、「Innovate(革新をもたらす)」、「Captivate(魅了する)」を具現化するアイデアを募集しています。
LEXUS DESIGN AWARD公式ホームページ:https://lexus.jp/brand/lexus-design/design_award/
公式ハッシュタグ:#LexusDesignAward
- LEXUS DESIGN AWARDについて
- LEXUS DESIGN AWARD 2021 オンライン説明会概要

第1回 | ・日時:8月26日(水) 20時-21時(予定) ・登壇者:五十嵐 瞳氏 (2013年受賞)、竹鼻良文氏 (2017年受賞) ・参加登録URL:https://lexusdesignaward0826.peatix.com |
第2回 | ・日時:9月17日(木) 20時-21時(予定) ・登壇者:山崎タクマ氏(2016年受賞)、吉添裕人氏(2016年、2017年受賞) ・参加登録URL: https://lexusdesignaward0917.peatix.com |
- LEXUS DESIGN AWARD 2021 審査員プロフィール
ニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門シニア・キュレーター
現在は、MoMA R&Dサロンの新セッションのほか、デザイン評論家のアリス・ローソーンと一緒にInstagramアカウント[YA昭1] @design.emergencyを開設し、COVID-19のパンデミックにおけるデザインの役割をテーマにした活動に取り組んでいる。
サイモン・ハンフリーズ(Simon Humphries)
Head of Toyota & Lexus Global Design
1988年に英国王立技芸協会の製品デザイン部門での受賞をきっかけにソニーに入社。在職中に日本でデザイナーとして働くこと・生活することに魅了される。
1994年にトヨタ自動車入社以来、デザイン領域でリーダーシップを取り、LEXUSブランドのアイコンとなったスピンドルグリル構築の一翼も担う。2016年にED2(Toyota Europe Design Development)の社長に就任、「自動車会社」から「モビリティカンパニー」へと移行するなかで、トヨタe-Paletteコンセプトなど将来モビリティデザインに着手。
2018年に帰国後、デザインの領域長としてトヨタ・LEXUS双方のデザインの指揮を執っている。プライベートでは日曜大工を楽しみ、100年前の日本農家の復元にも挑戦した。
- LEXUS DESIGN AWARD 2021 メンタープロフィール
デザインエンジニア/ジョー・ドーセットXパートナーズ代表
マリアム・カマラ(Mariam Kamara)
建築家/アトリエマソミ 代表
サビーヌ・マルセリス
デザイナー / スタジオ・サビーヌ・マルセリス創立者
マルセリス氏は他者とコラボレーションする際には、自身の強い美的感覚を発揮し、素材の研究や実験を活かして製造工程にも関わることで、斬新な視覚効果を実現している。その取り組みは美術館での展示や、クライアントワーク、ファッションハウスとのプロジェクトなど多岐に渡る。
権威ある「Wallpaper Design Award」のDesigner of the Year 2020賞、「Elle Deco International Design Awards 2019」のYoung Designer of the Year賞、「GQ Men of the Year 2019」のInternational Artist of the Year賞を受賞している。
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