トクラスキッチン 塗装扉「リュッケファーブ」2023年度グッドデザイン賞を受賞
トクラス株式会社(静岡県浜松市、代表取締役社長:小泉 和弘)は、キッチン扉「リュッケファーブ」において、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2023年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
「リュッケファーブ」は、当社独自の人造大理石技術と塗装技術で、耐久性、意匠性、サステナビリティを実現した、艶消し仕上げの塗装扉です。
従来、傷付きやすい点が課題であった艶消し仕上げの扉について、人造大理石粉末を数ミクロン単位で選別し塗料に混ぜることで、豊かな質感と、高強度・高耐久を実現。手吹き塗装で木口まで塗りくるむことで、水への耐性も備えます。塗料に含まれる人造大理石の粉末は、廃材を活用しており、環境貢献にも配慮をして開発しました。カラーは、インテリアと相性の良い中間色を中心に10色で構成し、さまざまな空間に合わせやすい色調を揃えています。
当社は、高級家具製造等で培った100年以上にわたる塗装技術を有します。「リュッケファーブ」は、技術を進化させ、資源を有効活用することで生まれました。これからも長く愛着を持って使い続けられるものづくりで、家での時間をより充実させる提案を行ってまいります。
■ 審査委員の評価
人造大理石と塗装を組み合わせた耐久性と美しさを備えたキッチン扉である。 特徴は人造大理石のキッチンの製造時に出る端材を粉末にして塗料に混ぜることで、高い耐久性を実現し長く美しい状態を保つことが可能となった点である。社内リソースとしての手吹き塗装技術を活用し、小口4面を塗り包む事で水に強く傷にも強い特性を持っている。 素材を見直し廃材活用することで廃棄物削減を通した環境への貢献を実現したことはもとより、高耐久性も実現をしたサステイナブルな取り組みであることが高く評価された。
■受賞対象詳細
□ 受賞対象名
キッチン扉「リュッケファーブ」
□ プロデューサー
トクラス株式会社 市川和幸
□ ディレクター
トクラス株式会社 高山忠久、山本拓人
□ デザイナー
トクラス株式会社 デザイン担当 柴谷将史、両林由希子/技術開発担当 佐藤宏、佐野剛志、紺野良文
トクラスプロダクツ株式会社 今泉勝裕
■(参考)グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまでの受賞件数50,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。
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