クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」、飲食店売上動向レポート2021年10月
~8・9月ともにコロナ前の約4割で横ばいの推移、長引くコロナ禍に旅行気分を求め海外料理のジャンル伸長~
クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:本田 興一)は、9月度の飲食店売上動向についてPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめましたのでお知らせします。
なお、POSデータの集計結果に関しては、今後も定期的なお知らせをしてまいります。購読をご希望の方は以下よりお申し込みください。
https://www.postas.co.jp/news/2021/4437/
今後もPOS+(ポスタス)は、飲食店を取り巻く環境変化や実態に関する情報を積極的に発信し、支援策の検討と提案を行うことで、当サービスのビジョン“おもてなしのお手伝いで、はたらく、を笑顔でみたす。”の実現を目指してまいります。
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今後もPOS+(ポスタス)は、飲食店を取り巻く環境変化や実態に関する情報を積極的に発信し、支援策の検討と提案を行うことで、当サービスのビジョン“おもてなしのお手伝いで、はたらく、を笑顔でみたす。”の実現を目指してまいります。
【目次】
- 集計1:全国 売上・客数月次推移 2019年比/2020年比
- 集計2:全国 売上週次推移 2019年比/2020年比
- 集計3:業態別 売上月次推移 2019年比/2020年比
【集計1概要】
集計内容:全国 売上・客数月次推移 2019年比/2020年比
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:2019年1月1日~2019年12月31日、2020年1月1日~2020年12月31日、2021年1月1日~2021年9月30日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
【集計1サマリ】
緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の影響が顕著にあらわれた9月
- 9月は、緊急事態宣言が21都道府県、まん延防止等重点措置が12県に施されており、全国の7割が対象となっていた。2020年比で見ると、売上・客数はともに10ポイント前後減少しており、コロナ前の2019年比で見ると、どちらもほぼ横ばいという結果になった。2020年9月は、シルバーウィークとGo To トラベルキャンペーンが重なった影響で、売上が全国的にコロナ前の7割まで回復していた時期であった。
【集計2概要】
集計内容:全国 売上週次推移 2019年比/2020年比
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間: 2019年5月20日~2019年9月29日、2020年5月18日~2020年9月27日、2021年5月24日~2021年10月3日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
【集計2サマリ】
新規感染者数減少により、9月最終週はコロナ前の55.5%まで回復
- 8/16週をピークに新規感染者数が減少しており、コロナ前の2019年比で見ると、9月の1週目を底に売上が上昇している。 9月の最終週には55.5%まで盛り返した。
- これまでのパターンと同様、各地で緊急事態宣言が発令されてから、3・4週間経って新規感染者数が減少し始めると、宣言の解除を待たずして売上が回復する傾向は変わらない。
- 10月1日から、全国で一斉に緊急事態宣言が解除されるため、10月はコロナ前の6~7割程度まで回復するのではないかと推測される。
- エリア別で見ると、9月は北海道地方が苦戦。8月27日に緊急事態宣言が発令されて以来、全国平均を下回る推移となった。対照的に、同じタイミングで岡山県と広島県に緊急事態宣言が発令された中国地方は、発令直後は北海道地方同様の落ち込みを見せたものの、9月上旬から一気に盛り返し、9月末には全国平均を10ポイント以上も上回る推移となった。中国地方に近い四国地方も、同じように9月上旬から売上の伸びを見せている
【集計3概要】
集計内容:業態別 売上月次推移 2019年比/2020年比
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の4業種・25ジャンルに分類される店舗
・「食事系」:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
・「軽食」:カフェ・喫茶、ハンバーガー
・「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、バー、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本料理、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理
・「居酒屋」:和風居酒屋、洋風居酒屋
集計期間:2019年1月1日~2019年12月31日、2020年1月1日~2020年12月31日、2021年1月1日~2021年9月30日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
【集計3サマリ】
長引くコロナ禍に旅行気分を求め、海外料理のジャンルが伸長
- 8月・9月を、コロナ前の2019年との比較で見ると、ほぼ横ばいである。各業態も同じような動きとなった。
- ジャンル別の売上上位にはあまり変動が無く、ハンバーガー、カレー、麺類が強い状況は変わらない。回復率で見ると、前月からの回復ポイントが高かった順に、「その他西洋料理」 (+5.9%) 、「フランス料理」 (+5.2%) 、「アジア・エスニック」 (+5.1%) 、「韓国料理」(+4.6%)となっている。これまでも、回復期には専門料理系のジャンルが伸びる傾向にあったが、海外料理のジャンルがここまで並んだのは初めてである。最近は特に、「コロナ禍で海外旅行に行けない分、食で海外旅行気分を味わおう」という趣旨のメディア報道が目立っていたが、その反響が外食の動向にも表れたのではないかと考えられる。
■ポスタス株式会社および「POS+」について < https://www.postas.co.jp/ >
ポスタス株式会社は、2013年5月のサービス提供から、有償POSレジで国内トップクラスのシェアを誇るまで成長したクラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」の事業を、パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社より承継する形で、2019年12月2日に設立いたしました。
「POS+」は、店舗の売上向上や店舗運営担当者の業務負担軽減による生産性向上を実現し、また従業員にとって利便性の高い機能を搭載する店舗向けソリューションです。飲食店向け「POS+ food」や小売業向け「POS+ retail」、理美容向け「POS+ beauty」のクラウド型モバイルPOSレジをはじめ、顧客の属性に合わせたマーケティング活動を可能にするデジタル会員証「POS+ connect」や、従業員の勤怠管理「POS+ time recorder」などきめ細やかな機能を搭載し、効率的な店舗運営を支援いたします。
■「PERSOL(パーソル)」について < https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。
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