2020年第4四半期台湾機械産業の振り返りと業界動向<ワイズ機械業界ジャーナル2021年4月第2週号発行>
〜台湾機械業界の動向が分かる〜
ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の4月第2週号を発行しました。今週号では、機械業界、工作機械業界、精密機械メーカーの銀泰科技(PMI)、ファスナー業界について紹介します。
<210408号内容>
1 | 2020年第4四半期台湾機械産業の振り返り及び業界動向 |
2 | 2021年の台湾工作機械産業の展望 |
3 | 精密機械メーカー 銀泰科技(PMI) |
4 | 2020年第4四半期台湾ファスナー産業の振り返りと今後の展望 |
●今週号の記事を一部紹介します。
<2020年第4四半期台湾機械産業の振り返り及び業界動向>(本文から一部抜粋)
一、台湾機械産業の振り返り
例年第4四半期は台湾機械産業の需要期に当たる。これに加えて、2020年は新型コロナウイルス感染症の流行でハイテク製品の需要が急増し、メーカーが工場拡張を進めたことから、機械設備の需要は拡大した。このため20年第4四半期の台湾機械産業の生産額は2,435億8,000万台湾元で前期比6.5%増、前年同期比0.5%増となった。
各カテゴリー別の概況は以下の通りである
- ハイテク生産設備
パネル産業では、ハイエンド製品のマイクロLED(発光ダイオード)とミニLEDが量産段階に入ったことから、機械設備の需要が増加した。そのため、パネル生産設備の生産額は前期比と前年同期比いずれも20%以上成長した。
また、プリント基板(PCB)生産設備も第5世代移動通信システム(5G)の商用化、車載電子部品及びフレキシブル基板などの需要増加を受けて、生産額は前期比と前年同期比いずれも20%以上成長した。
- 工作機械
- 産業機械
また、新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、外出を制限されている消費者のDIY製品に対する需要が増加した。さらに、レストランでは室外席が増設されるようになり、家具業からの需要が拡大したため、輸出産業である木工機械の20年第4四半期の輸出額は成長した。総合すると、産業機械のうち、紡績機械、木工機械と化学工業機械の生産額は成長傾向を維持したが、それ以外は減少した。
- 輸送・運搬機械
- 伝動機械
- 産業用ロボット
- 金属金型
<ワイズ機械業界ジャーナルとは>
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【会社概要】
会社名:ワイズコンサルティング グループ
所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F
代表者:吉本康志
設立:1996年11月
URL:https://www.ys-consulting.com.tw/
事業内容:
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