65歳からいちじく農家を始めた梶谷ファームと三朝ヨーグルトがコラボ。「いちじくヨーグルト」今シーズンの販売を開始

2024年の発売から、店頭だけで累計1万食。

株式会社OMOI

三朝ヨーグルト店長・成瀬望(左)と、梶谷ファーム代表・梶谷勝弘さん(右)。鳥取県北栄町のいちじく畑にて。

クラフトヨーグルト専門店「三朝ヨーグルト」(鳥取県東伯郡三朝町/運営:株式会社OMOI)は、2026年9月5日(土)より、季節商品「いちじくヨーグルト」(120g・税込400円)の販売を開始しました。原料は鳥取県北栄町の梶谷ファーム(代表:梶谷勝弘)が、35アールの露地で育てたいちじく10品種。梶谷さんが65歳から始めた畑です。2024年秋の発売以来3年目を迎え、店頭だけで累計1万食を超えた人気商品です。

いちじくは、産地でしか味わえない

いちじくは傷みやすく、収穫後の日持ちがしない果物です。生のまま遠くへ運ぶことが難しいため、産地から離れた場所では、乾燥させたものや加工品としてしか出会えないことがほとんどです。

「いちじくヨーグルト」120g・税込400円。原料は、この畑で実ったいちじく。

三朝ヨーグルトが仕入れているいちじくは、梶谷ファームが完熟した状態で収穫し、洗浄・殺菌したうえで、お尻と軸を落として冷凍した状態で届けられます。雑菌の増殖を抑え、保存性を高めるための、生産者側の一手間です。

この形で受け取ることで、秋の収穫期の味わいをそのまま閉じ込め、翌春まで同じ品質で届け続けることができます。旬は一瞬ですが、味わいは一年続きます。

完熟を待って、いいとこ取り

取材で畑を訪れた日、梶谷さんが手に取ったいちじくは、触れただけで皮が破けそうなほど熟れていました。ここまで待ってから収穫し、洗って殺菌し、お尻と軸を落とす。

熟すと、実の先が自然に裂けてくる。梶谷ファームは、ここまで待ってから収穫する。

「カットというのは、軸とお尻を落とすということ。いいとこ取りです」

三朝ヨーグルトに届くのは、いちばんおいしいところだけを、いちばんおいしい状態で止めたいちじくです。

収穫のようす。熟した実から順に、一つずつ摘み取っていく。

65歳から始めた畑と、「いちじくなら、手伝ってもいいよ」

梶谷勝弘さんが農業を始めたのは、65歳のときでした。ただ、一緒に始めるはずの奥さまは農家育ちで、「農業だけは絶対にしない」と言い続けてきた人です。

そんな奥さまが、いちじくだけは好きだった。いちじくなら、手伝ってもいいよというので、一本ずつ植えるところから始まりました。今年でまる8年になります。

「農家育ちで農業だけはイヤという妻を口説いて始めたイチジク栽培も、まる8年。土地に合う美味しいイチジクを探した結果、多品種栽培になってしまいました」

ハウスを使わない35アールの露地。ビニールの使用は最小限にとどめ、枝の固定には紙紐を使う。

ハウスは使わず、35アールの露地で栽培。ビニールの使用を最小限にとどめ、枝の固定には紙紐を使うなど、環境への負荷を抑えた栽培を続けてきました。加工品づくりでは「添加物を一切使用しないこと」を掲げています。

土地に合う品種を探し続けた結果、現在は10品種が同じ畑に並びます。

桝井ドーフィン/コナドリア/バナーネ/ロイヤルビンヤード/コハク/カドタ/ビオレソリエス/ネグローネ/アーチペル/ゼブラスイート

同じ畑で採れた、品種の違ういちじく。赤、黄、黒と色が違えば、味の方向もまるで別の果物になる。

果皮が黒く丸い「ビオレソリエス」は黒いダイヤと呼ばれ、果頂部から蜜が出たら食べ頃。小粒で皮の硬い「カドタ」は天然のジャム。乳白色の果肉の「アーチペル」は、いちじくとは思えない食感と甘さ。ゼブラスイートは糖度が高く希少です。赤、黄、黒と色が違えば、味の方向もまるで別の果物です。

収穫期は8月から10月いっぱい。この間に収穫されたいちじくが、冷凍された状態で随時届きます。三朝ヨーグルトは届いたぶんをそのつど仕込み、秋から春まで販売します。生産者にとってはまとまった出口ができ、店にとっては旬の味を長く扱える。3年続けてきたことで、この形が定着しました。

実も、乾かしたものも、葉も

多品種のいちじくは、加工品にも広がりました。梶谷さんは続けます。

「妻のイチジク好きから、星ICHIJIKU(ドライ)、いちじくジャム、イチジク葉茶など加工品も製造販売するところとなっています」

三朝ヨーグルトの店頭では、いちじくヨーグルトのほかに、梶谷ファームのドライいちじく「星ICHIJIKU」を取り扱っています。5〜6品種を詰め合わせたドライいちじくです。そして2026年9月10日(木)からは、いちじくの葉を乾燥させた「イチジク葉茶」も加わります。カフェインを含まないお茶で、店頭での販売とカフェでの提供を行います。

実を使い、乾かしたものを並べ、葉まで扱う。ひとつの畑のいちじくを、まるごと引き受ける形になりました。

三層仕立ての120g

いちじくヨーグルトは三層で構成されています。いちばん下に水切りヨーグルト、その上に無糖の飲むヨーグルト、いちばん上にいちじくのジュレ。合計120gです。

いちばん上にのる、いちじくのジュレ。いちじくと甜菜糖、水、ゼラチンだけで炊いている。

ジュレは、いちじくと甜菜糖、水、ゼラチンだけで炊いています。香料も着色料も使いません。いちじくそのものの色と香りが、そのままヨーグルトの上にのっています。

3年目、店頭だけで1万食

いちじくヨーグルトの販売開始は2024年10月。発売した月には店頭の全商品の売上ランキングで3位に入り、以降も毎年10月から11月にかけて上位に定着してきました。2026年5月までの店頭での販売数は、累計で1万食を超えています。

2026年は、三朝ヨーグルト店舗と公式オンラインショップに加え、鳥取県内の道の駅や旅館など約10か所でも順次取り扱いを開始します。

自分の畑のいちじくが入ったヨーグルトを口に運ぶ梶谷さん。

コメント

梶谷ファーム 代表・梶谷勝弘さん

「多くの方に食べていただき『うまい!』と言われると、苦労が吹っ飛びます。また、三朝ヨーグルトさんに出会って嬉しい限りです」

三朝ヨーグルト 店長・成瀬望

「いちじくは、もともとはあまり好きではなかったですが、梶谷さんのいちじくに出会い、美味しすぎて、とても好きになりました。完熟で間違いなく美味しい状態で収穫してくださったものを、そのまま閉じ込めて、お届けしているのが、私たちのいちじくヨーグルトです。今年で販売3年目になりますが、9月に『今年のいちじく、始まりました』とお伝えするのが、毎年の楽しみです」

商品概要

商品名:【秋冬限定】いちじくヨーグルト(鳥取県北栄町産)

種類別:発酵乳(無脂乳固形分8.4%/乳脂肪分3.5%)

内容量:120g

価格:400円(税込)

原材料名:生乳(鳥取県産)、乳製品、甜菜糖、無花果(鳥取県産)、ゼラチン

賞味期限:製造日から5日間

保存方法:要冷蔵(10℃以下)

販売開始:2026年9月5日(土)

販売場所:三朝ヨーグルト店舗、公式オンラインショップ、鳥取県内の道の駅・旅館など約10か所(9月10日より順次)

原料産地:鳥取県東伯郡北栄町(梶谷ファーム)

製造者:株式会社OMOI(鳥取県東伯郡三朝町三朝901番地)

栄養成分表示(100g当たり):熱量118kcal/たんぱく質4.8g/脂質4.9g/炭水化物13.8g/食塩相当量0.1g

関連商品

ドライいちじく「星ICHIJIKU」:梶谷ファーム製・5〜6品種の詰め合わせ。店頭にて販売中

イチジク葉茶:2g×5袋・500円(税込)/2026年9月10日(木)より店頭販売・カフェ提供を開始

生産者情報

梶谷ファーム

鳥取県東伯郡北栄町妻波633番地1/代表:梶谷勝弘

公式サイト:https://www.kajitani-farm.com/

オンラインショップ:https://shop.kajitani-farm.com/

Instagram:@KAJITANI_FARM

店舗概要

三朝ヨーグルト(みささよーぐると)

〒682-0123 鳥取県東伯郡三朝町三朝901番地1

営業時間:10:00〜21:00(土日祝は9:30開店)/カフェのラストオーダーは閉店30分前

定休日:なし(年末年始12/31〜1/3休業)

公式サイト:https://www.misasayogurt.com/

公式オンラインショップ:https://www.misasayogurt.online/

Instagram:https://www.instagram.com/misasa.yogurt2.3/

日本初の温泉街にあるヨーグルト専門店。鳥取県産の生乳を使い、店内の工房でヨーグルトをつくるクラフトヨーグルト専門店です。季節ごとに地元の果物を使った限定商品を展開しています。

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会社概要

株式会社OMOI

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URL
https://www.omoi-local.com/
業種
飲食店・宿泊業
本社所在地
鳥取県鳥取市福部町湯山2164-657 サンコスモス103
電話番号
-
代表者名
川村諒志
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2020年01月