ウォッチズ&ワンダーズ 2026新作情報 「マスター・ハイブリス・メカニカ・ウルトラスリム・ミニッツリピーター・トゥールビヨン」をジャガー・ルクルトが発表
超薄型自動巻ムーブメントにフライングトゥールビヨンとミニッツリピーターを融合させたオープンワークの傑作
概要:
• スケルトンムーブメントのその先:芸術的なオープンワークとサファイアブリッジが、
キャリバーの537 個の部品の美しさを披露
• 超薄型キャリバー: ハイコンプリケーション自動巻キャリバー、厚さ4.7mm、ケース
の高さ8.25mm、直径41.4mm
• 複雑なケース構造:60 個の部品からなる新しいケース。象徴的なマスター・グラン
ド・トラディションのコードを見事に適応させた、キャリバー362 のための初の特別設
計
• 世界最薄の自動巻ミニッツリピーター・トゥールビヨン:ミニッツリピーターが構造
の不可欠な要素を形成する完全一体型のムーブメント設計

ジャガー・ルクルトは、グランドメゾンの名高い超薄型キャリバーを再解釈し、ミニッツリピーター
とフライングトゥールビヨンを融合させた、マスター・ハイブリス・メカニカ・ウルトラスリム・ミ
ニッツリピーター・トゥールビヨンを発表します。18K ピンクゴールド製ケースに収められ、厚さわ
ずか8.25mm。機構全体が眺められる構造で、ムーブメントはサファイアの透明性によって明らかに
なり、装飾を削ぎ落としたダイヤルがムーブメントを囲むオープンワークのリングを形成するデザイ
ンです。7 件の特許技術を駆使し、そのうち6 件は2014 年のキャリバー362 発表のために特別に開
発されました。この時計には、1 分間のフライングトゥールビヨンや美しく響き渡るミニッツリピーターなど、時計づくりにおいて最も注目すべき偉業の数々が融合しています。

偉大な遺産:チャイム機構を備えた時計、超薄型キャリバー、計時精度
2014 年の発表当時、画期的な発明と革新的な美学を体現したキャリバー362 は、2 つの重要な分野で
あるチャイム機構と精密な計時技術において、ジャガー・ルクルトの卓越した遺産を継承しています。
そして今なお、世界で最も薄い自動巻ミニッツリピーター トゥールビヨンであり続けています。
ジャガー・ルクルトの超薄型ムーブメントにおける専門技術は、ジャック=ダヴィド・ルクルトと
エドモンド・ジャガーのコラボレーションに遡ります。この協働により、1907 年に発表された
厚さ1.38mm という記録的な薄さを誇るキャリバー145 が誕生しました。
1946 年に初めてとなるトゥールビヨン ムーブメントを開発し、1993 年に初のトゥールビヨン腕時計
を発表して以来、ジャガー・ルクルトが追求する計時の精度の高まりは、トゥールビヨンケージの
構造とヒゲゼンマイの形状における数々の発明につながり、様々な調速機構に最適化されています。
1870 年に初のミニッツリピーターを発表して以来、ジャガー・ルクルトは200 種類以上のリピータ
ーキャリバーを製作してきました。マニュファクチュールが打音の複雑機構、音質、音色、音量、リ
ズムの研究に注いだ時間と労力は、数多くの特許を生み出し、その中にはキャリバー362 に組み込ま
れた技術もいくつか含まれています。
それぞれの複雑機構に別々のレイヤーを重ねるのではなく、キャリバー362 は最初から完全に統合さ
れたムーブメントとして構想されました。ミニッツリピーターはベースキャリバーに追加されるもの
ではなく、構造そのものの本質的な部分を形成しています。この統合こそが、ムーブメントの卓越し
た薄さを実現する基盤となっています。
打音機構は、垂直方向の空間を最小限に抑えるよう完全に再設計されました。その最適化された構造
が占めるのはキャリバー全体の体積の約3 分の1 で、音響性能を損なうことなく厚みを削減するため
に各部品がどれほど入念に計算されたかを示しています。メインプレート内のラックやハンマー、
ゴングの配置を見直すことで、ジャガー・ルクルトのエンジニアは、リピーター機構に従来必要とさ
れていた追加層を不要なものにしました。
このスリムな輪郭に同様に貢献しているのが、59 個の部品で構成された重さ0.248 グラムのフライン
グトゥールビヨンです。上部ブリッジを省略したことにより、1 分間のフライングトゥールビヨンは
構造の高さを抑えつつ、視覚的な軽やかさを高めています。上部の支えをなくしたことで、ムーブメ
ントの美しい透明性を高めるだけでなく、余分な素材を取り除き、垂直方向の空間を最適化していま
す。
ローターも決定的な役割を果たしています。従来のセンターローターに代わり、キャリバー362 は
ムーブメントを囲むように配置されたペリフェラルローターを備えています。この独創的な解決策に
より、巻き上げローターの重ね付けによる厚みの増加が解消され、超薄型の輪郭を維持しながら効率
的な自動巻き上げを実現します。
ミニッツリピーターの一体化、フライングトゥールビヨンの構造、ペリフェラル巻き上げシステム。
それぞれは単なる追加ではなく、薄型化への構造に貢献する要素として考案されています。

軽やかさ、透明感、目を引くコントラスト
キャリバー362 を搭載したこのハイブリス・メカニカは、ムーブメント全体を披露するようデザイン
されました。その組み立てだけでも7 週間を要し、ミニッツリピーター機構が作動する全体の動きや
トゥールビヨンの魅惑的なダンスなど、537 個の部品の繊細さを明らかにします。
この美しさを披露し、引き立てるためには、スケルトン加工というキャリバーの既存ブリッジ内に開
口部を設けることが伝統的な手法でした。しかし、ジャガー・ルクルトにとって、それは十分ではあ
りませんでした。ムーブメントの機能に不可欠なブリッジやプレートといった構造部品が、依然とし
てキャリバーの一部を見えなくしていたからです。
サファイアブリッジ、革新的な解決策:ムーブメントの構造的な安定性に欠かせない3 つのブリッジ
は、金属ではなく透明なサファイアクリスタルで精密に構築されています。ムーブメント内部に直接
サファイアブリッジを形成するには、特に重要なルビー11 個の精密なセッティングなど、複数の
技術的課題が存在したため、グランドメゾンにとって重要な成果となりました。ルビーをサファイア
クリスタルへ直接セッティングすることが不可能であったため、18K ピンクゴールド製の石座を巧み
に利用しました。この技術的偉業は課題を解決しただけでなく、キャリバーの芸術的な美しさを高め
ることにもつながりました。透明性と純粋な視覚美を引き立てるため、サファイアブリッジには研磨、
反射防止コーティング、そして帯電防止処理が施されています。
14 種類の装飾技法:キャリバーの美しい輝きは、サンドブラスト、ペルラージュ、研磨、フラット
研磨、ストレートグレイン、リニアブラッシュ仕上げ、サーキュラーブラッシュ仕上げ、コート・
ド・ジュネーブ、ダイヤモンド研磨、スネイル仕上げ、サンレイブラッシュ仕上げ、面取り加工、
ギョーシェ彫りなど、ケースの仕上げを含む様々な仕上げによって引き立てられています。手作業で
行われた仕上げの卓越した精度は、面取り加工、ペルラージュ、様々な表面への多様なブラッシュ仕
上げや研磨に至るまで、すべての部品に確かに施されています。この細部へのこだわりは、ムーブメ
ントを彩る48 の内角と手作業による60 の面取り加工が施された部品によって体現されています。
卓越したダイヤル:ダイヤルは18K ピンクゴールド製ケースによって優雅に引き立てられ、このキャ
リバーに新たに導入された多様な表面仕上げは、輪郭をなぞる光の戯れを際立たせています。精巧な
表示を囲むように、ダイヤルはムーブメントの周辺部で18K ホワイトゴールド製のオープンワーク
リングへと装飾がそぎ落とされ、ジャガー・ルクルトのメティエ・ラール™工房で製作された傑作、
18K ピンクゴールドの自社製巻き上げローターが優雅なギョーシェ彫りを露わにしています。視覚的
なコントラストを生み出すため、18K ピンクゴールド製のアプライドアワーマーカーとジャガー・
ルクルトのロゴは、針と巻き上げローターと調和しています。
一体化の芸術:超薄型キャリバー362 のためにデザインし直された複雑なケースは、60 個の部品で構
成されています。従来型のスライドに代わる革新的な機構として開発されたオリジナルのキャリバー
362 は、10 時位置に配された特許取得の格納式ボタンでミニッツリピーターを作動させ、8 時位置の
セカンドボタンでロックと解除を行う仕組みを組み合わせています。これらのボタンは、その新しい
ケースに完璧に統合されるよう、ハイブリス・メカニカのキャリバー362 専用に再設計されています。


技術的な創造性と薄さの傑作
マニュファクチュールが「完璧な」チャイムを追求し続ける証として、キャリバー362 のミニッツリ
ピーターは、187 個の部品で構成され、調速機構と自動巻きシステムが調和するよう設計された打音
機構を備えています。この設計により、卓越した音響性能と極薄化の両方を実現しています。キャリ
バーの主要構造に直接組み込まれたミニッツリピーターは、音色の純度と共鳴を最適化した一体型で
四角形のゴングを備えています。これらはトレビュシェスタイルの連結式ハンマーと組み合わされ、
より優れた速度と精度でゴングを打ち、力強さと洗練を兼ね備えた音を生み出します。
キャリバー362 専用に開発された、自社特許取得のサイレント・タイムラプス・リダクション機能は、
この一体化の哲学をさらに体現しています。特にクォーターアワーが打鐘されない場合、時と分の
チャイムの休止時間を劇的に短縮することで、なめらかで途切れない音が連続して響きます。
ベースプレートの切り欠きと、それを固定するコックやブリッジの排除、さらに特許取得のフライン
グテンプにより、フライングトゥールビヨンの透明性がさらに高められています。極めて精密で同心
的な「鼓動」と、それによる高精度な計時を確保しつつ薄型化を実現するため、ジャガー・ルクルト
のエンジニアはS 字型ヒゲゼンマイを発明し特許を取得しました。このS 字型ヒゲゼンマイは、
トゥールビヨンブリッジを排除したことにより、あらゆる角度から眺めることができます。この斬新
なスプリング形状の発明は、トゥールビヨンの特殊な構造とキャリバー全体の薄型化に必要なもので
した。
3 つの主要な革新技術により、高さわずか4.7mm の超薄型自動巻ムーブメント内に、キャリバー362
の美しい技術と複雑機構が実現されています。
ゼンマイを巻き上げるローターはペリフェラルローターとして設計され、キャリバーの厚みが増えな
いという利点に加え、ダイヤル側と裏蓋側の双方からムーブメントの美しさを余すところなく鑑賞で
きるという二重の利点をもたらします。特別に設計された36 個のセラミック製ボールベアリングに
支えられ、着用者の手首の動きによって作動するローターは、最適な巻き上げ効率を実現するため、
両方向に自由に回転します。
技術仕様
マスター・ハイブリス・メカニカ・ウルトラスリム・ミニッツリピーター・トゥールビヨン
ケース:18K ピンクゴールド(750/1000)
サイズ:41.4mm x 8.25mm
キャリバー:ジャガー・ルクルト製自動巻キャリバー 362
機能:時・分、サイレント・タイムラプス・リダクション搭載ミニッツリピーター、1 分間フライン
グトゥールビヨン
パワーリザーブ:42 時間
表ダイヤル:ホワイトゴールド、オープンワーク
裏ダイヤル:透明サファイアクリスタル
防水性:30m
ストラップ:ブラウンアリゲーターストラップ、小さな鱗模様入りのライニング、18K ピンクゴール
製ピンバックル
リファレンス:Q13125S2
限定モデル:10 本
「発明の渓谷」について
ジャガー・ルクルトの原点であるジュウ渓谷。今日までその本拠地であり続けるこの地を称える「発明の渓谷」は、600 年前にヨーロッパ各地からの難民たちが安息の地を見出した、人里離れた谷へのオマージュです。過酷な環境と厳しい冬の寒さのなか、初期の住民たちには、生き延びるために立ち直る力、忍耐、そして創意工夫を育むことが求められました。その10 世代後となる19 世紀初頭、アントワーヌ・ルクルトは、独学で時計作りを学び、時計の部品の測定と切削が前例のない精度で行える機械の発明に着手し、現代の時計製造業の礎を築きました。1833 年にルクルト最初の時計づくり工房が創業して以来、この創意工夫の精神と精度への追求は、ジャガー・ルクルトを決定づけるものであり続けています。一連の発明と技術的進歩により、多くの主要メーカーが自社時計用に求めるキャリバーが誕生しました。これによりジャガー・ルクルトは「ウォッチメーカーの中のウォッチメーカー™」として認められるようになりました。これまでに430 件以上の特許を取得した実績が示すように、継続的な発明は、グランドメゾンの精度への追求を今日に至るまで育み続け、さらに未来へと導いています。
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