「木と暮らしの博覧会」をパシフィコ横浜で開催
11月30日・12月1日 約5年ぶりの大規模展示会
同展示会では、国産木材について、柔らかく傷が付きやすいスギに「表層圧密」という独自の技術を施すことで付加価値を高め、多分野における需要創造を図るなど、花粉症問題や人工林の少子高齢化といった日本の山林が抱える課題解決に向けた取り組みをご紹介します。
また、暮らしに関わるエネルギー関連設備や最新の建材・住宅設備機器を取り揃え、プロユーザーからエンドユーザーまで、皆さんが見て触れて学べる、林野庁ほか各行政機関などが後援する展示会です。
◆木材の価値を高める循環型サプライチェーンを表現「ウッドバリューリング」
国や木材業界が推進する森林資源の循環利用に向けた取り組みを「ウッドバリューリング」として表現しました。木材の伐採から製材・加工、木材製品化、木造化・木質化、そして再び植林・育林まで、川上から川下まで各プレイヤーとの緊密な連携によって実現する木材供給までの工程を具体的に紹介し、これらを通じて、スギをはじめとする国産材の価値や利用意義を感じられる展示を行います。
◆スギを荷台に用いたトレーラーを展示
日本の潤沢な資源であるスギの新たな需要創造を図るべく、付加価値を高めたオリジナル商品について、建築分野のみならず非建築分野においてもご提案いたします。例えば、スギの大径木を活用したオリジナル商品「Gywood®」を採用して荷台を軽量化したトレーラーや、老舗家具メーカーの柏木工株式会社様による「Gywood®」を採用した新作家具を初公開いたします。また、今年閣議決定された「花粉症対策 初期集中対応パッケージ」において、スギ人工林の伐採及び活用などが対策として盛り込まれる中、これらの取り組みを通じてスギの需要拡大、利用促進に貢献いたします。
◆建築物の空間展示による国産材木質化を提案
世界的な潮流として脱プラ・木質化の機運が高まる中、「商業施設」「学校教育施設」「オフィス」「福祉施設」の4つの施設の空間展示を行います。実際に木の温もりのある空間を体感頂きながら、国産材による木質化を
ご提案いたします。
◆博覧会のテーマに沿ったセミナーを開催
展示会開催中の2日間は業界の有識者を講師としてお招きし、木造建築やこれからの持続可能な住まい、法改正に向けた対応など、セミナーを多数企画しています。特別講演として、株式会社坂茂建築設計の坂茂氏のご講演も予定しております。
特別講演
「作品づくりと社会貢献の両立を目指して」
株式会社坂茂建築設計 代表 建築家
坂 茂 氏
詳細については、下記特設サイトにてご確認ください。
開催概要 ※ご来場及び各セミナーにはそれぞれ事前申し込みが必要となります
名称:木と暮らしの博覧会
日時:11月30日(木)10:00~17:00・12月 1 日(金)10:00~16:00
会場:パシフィコ横浜 B・Cホール
後援:林野庁、神奈川県、宮崎県、横浜市、川崎市、相模原市、京都市(一社)全国木材組合連合会、(一社)神奈川県建築士会、(公社)日本建築家協会 関東甲信支部 神奈川地域会
ナイスパートナー会連合会、素適木材倶楽部
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