セキュリティ・キャンプ2025ミニ(山梨開催)専門講座
~地域とともに進める、全国大会を目指す学生のためのステップアップ講座【参加費無料】~
特定非営利活動法人山梨ICT&コンタクト支援センター、国立大学法人山梨大学、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会が主催する「セキュリティ・キャンプ2025ミニ(山梨開催)」の専門講座を2025年9月20日(土)~21日(日)の2日間、甲府にて開催いたします。
イベント詳細:https://www.security-camp.or.jp/minicamp/yamanashi2025.html

より多くの学生に情報セキュリティに挑戦する機会を提供するため、若年層の育成に力を入れる地域で「セキュリティ・キャンプミニ(ミニキャンプ)」を開催しています。
全国大会は難易度が高く、初心者や遠方の学生が参加しづらい課題があります。ミニキャンプは1~3日間の短期開催で、気軽に挑戦できる場として毎年開催中です。
全国大会参加を目指す学生をはじめ、地域でセキュリティに興味を持つ学生の応募をお待ちしています。
【専門講座について】
全国大会レベルのテーマを初学者向けにアレンジした学生向け講座です。講師は主に全国大会経験者で構成され、1日1~2コマ程度の講義を行います。応募課題の合格が参加条件ですが、正答ではなく挑戦の過程を重視しています。
過去の専門講座例
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AIを騙すテクニックと対策を学ぼう ~敵対的サンプル入門~
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ペネトレーションテストを通じて学ぶAWSセキュリティ
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マイナンバーカードの暗号技術とセキュリティ
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OSのセキュリティ~コンテナの作り方、壊し方~
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コンテキストを読み解き進めるモダンWebセキュリティ入門
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アクセス制御から学ぶゼロトラストネットワーク入門 -認証プロキシ編-
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シミュレーションを用いたIoT機器の解析体験
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Introduction to Malware Analysis
【専門講座 概要】

名称 |
セキュリティ・キャンプ2025ミニ(山梨開催)専門講座 |
日程 |
2025年9月20日(土)13:00(受付開始12:40)~9月21日(日)16:00(1泊2日) |
形式 |
会場開催 |
会場 |
山梨大学 甲府東キャンパス 情報メディア館 〒400-8510 山梨県甲府市武田4-4-37 |
定員 |
20名 選考あり |
参加資格 |
日本国内に居住する、2026年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童 |
主催 |
特定非営利活動法人山梨ICT&コンタクト支援センター、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会、 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、国立大学法人山梨大学 |
後援 |
経済産業省関東経済産業局、山梨県、山梨県警察本部、山梨県教育委員会、甲府市、甲府商工会議所、山梨県立大学、山梨学院大学、山梨英和大学、専門学校サンテクノカレッジ、山梨県インターネットプロバイダ連絡協議会、テレビ山梨、山梨放送、山梨日日新聞社、日本ネットワークサービス、エフエム富士 |
協賛 |
調整中 |
費用 |
無料 |
申込方法 |
ご応募の際は、必ず募集要項をご確認のうえ、専用の申込フォームからお申し込みください。 |
申込締切 |
8月18日(月)16:00必着(16:00までに到着したものを有効とします)
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お問合せ窓口 |
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会事務局 |
【プログラム】9月20日(土)13:00~20:00
『オープニング』『セキュリティ・キャンプ紹介』
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 ステアリングコミッティ
『サイバー犯罪の現状と関連法・情報倫理について』
坂本 太氏 山梨県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課
様々な観点からサイバー犯罪の現状や実態をお話しするとともに、サイバー犯罪の関連法や情報倫理について説明します。
『2025 年の C++ クラス実装入門』
鈴木 遼氏 Siv3D
進化し続ける C++ の最新標準(C++17/20/23 が中心)を活用し、堅牢で効率的、かつ保守性に優れたクラスを設計・実装するための方法を学びます。
主なトピックとキーワード
・C++17, C++20, C++23 における主要な言語機能と、それらがクラス設計に与える影響
・クラスの実装における重要な C++ の機能と設計パターン
・ユーザフレンドリーな C++ クラスを書くための実践的なテクニック
・nodiscard, noexcept, constexpr, explicit operator bool, Hidden Friends, pimpl イディオム、コンセプト、std::format
【プログラム】9月21日(日)09:30~16:00
『Phishing Analysis ~ フィッシングサイトの仕組みを学ぶ』
益本 将臣氏 NTTドコモビジネス株式会社(旧NTTコミュニケーションズ株式会社)
フィッシング詐欺による被害が年々増加しており、無視できない脅威の1つとなっています。
被害を減らすためには、フィッシング詐欺がどのように行われているのか、フィッシングサイトがどのように動作しているのかを理解する必要があります。
フィッシングサイトの仕組みを知ることで、フィッシングサイトの検知やハンティングなどに活用することができます。
本講義では、フィッシング詐欺がどのように行われているのか、攻撃者がどのようにフィッシングサイトを構築しているのか、フィッシングサイトにどのような機能が搭載されているのかについて紹介します。
フィッシングサイトの構築に使われているツールの分析を通じて、フィッシング詐欺にどのように立ち向かえばいいのか学んで行きます。
『DDoS攻撃からサービスを守る技術』
高橋 楓氏 公立千歳科学技術大学 理工学部 電子光工学科
デジタル化が進む昨今では、インターネット上のサービスを、使いたいときに使えるということの価値は大きく増していますね。
しかし、サイバー攻撃によってサービスを停止せざるを得なくなるという事態が、さまざまな業界で起こっています。その原因の一端となっているのは、DDoS(Distributed Denial of Service)攻撃と呼ばれる攻撃手法です。
本講義では、DDoS攻撃がどのような原理で行われ、どのような被害を及ぼすのか、手を動かして学びます。そのうえで、DDoS攻撃からサービスを守るにはどうすればよいかを考えましょう。
【一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 概要】

本会は、次代を担う日本発で世界に通用する若年層の情報セキュリティ人材を発掘・育成するため、産業界、教育界を結集した講師による「セキュリティ・キャンプ」を実施し、それを全国的に普及、拡大していくことを目的としています。
基本情報
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名称:一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会
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所在地:東京都千代田区平河町二丁目16-1 平河町森タワー(株式会社ラック内)
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代表理事:長谷川 陽介
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設立:2004年4月
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活動内容:国内の学生に対して産業界の第一線で活躍する技術者から情報セキュリティに関する高度な技術教育を実施し、次世代を担う情報セキュリティ人材を発掘・育成する活動
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