【難聴リスクと補聴器に関する調査】 難聴リスクあり層の4割「聴力に不安なし」、補聴器のイメージと現実にもギャップ「オーティコン ジール」装用写真を見た約9割「目立たない」
目立ちにくさと先進機能を凝縮した新スタイルで、All in Earの「オーティコン ジール」3月24日発売
デマントの旗艦ブランドで120年以上の歴史をもつオーティコン補聴器(東京都品川区、プレジデント:齋藤 徹、以下 オーティコン)は、全国の20〜79歳の男女800名を対象に、「難聴リスクと補聴器に関する調査」を実施しました。
調査では、「みみはなのど・あそうクリニック」院長の麻生伸先生のご監修のもと、将来的な難聴リスクをチェックできる「難聴リスクチェックリスト」を制作。現在補聴器を使用していない708名に実施したところ、「難聴リスクあり」(難聴リスクチェックリストで2項目以上当てはまる場合)に22.0%が該当しました。さらに、リスクありと判定された人のうち約4割が「聴力に不安を感じたことがない」と回答しており、自覚がないまま難聴リスクを抱えている人が多い実態が浮き彫りになりました。
また、補聴器に対するイメージを聞いたところ、現在補聴器を使用していない708名のうち69.5%が「補聴器を使用していることは他人から分かる」と回答。しかし、最新の補聴器を装用した人の写真を見せたところ、87.9%が「目立たない」と回答し、従来のイメージと最新の補聴器の実態との間に大きなギャップがあることがわかりました。
難聴リスクチェックリストを監修した「みみはなのど・あそうクリニック」院長の麻生伸先生は「難聴は進行に気づきにくく、放置すると認知機能の低下を加速させる要因にもなるため、早期対処が不可欠です。補聴器を”隠すもの”から”魅力的で便利なツール”へとパラダイムシフトを起こすことが、聞こえに悩む方の背中を押し、早期受診につながると確信しています」とコメントしています。

調査サマリー
① 難聴リスクチェックリストで「難聴リスクあり」に該当したのは補聴器を使用していない人の22.0%。リスクありでも約4割が「聴力に不安を感じたことがない」と回答。
② 現在補聴器を使用していない人のうち「補聴器を使用していることは他人から分かる」と69.5%が回答。しかし最新の補聴器を見た87.9%が「目立たない」と回答し、イメージと現実のギャップが鮮明に。
③ 職場で同僚が補聴器を使用していても約6割が「気にならない」。また、身近な人が難聴を放置していることについては61.0%が気にかけている実態も。
④ 目立たない・先進のAI搭載・充電式・スマホ連携・耳あな型なのにわずらわしい耳型採取もなく即日装用可能――すべてを備えた補聴器に約8割が「魅力的」と回答。
■難聴リスクチェックリストで「難聴リスクあり」に該当したのは補聴器を使用していない人の22.0%。リスクありでも約4割が「聴力に不安を感じたことがない」と回答。
現在補聴器を使用していない708名を対象に、将来的な難聴リスクをチェックする「難聴リスクチェックリスト」に回答してもらいました。リストの項目のうち2個以上に該当する方を「難聴リスクあり」と定義したところ、22.0%が該当する結果となりました。リスク要因の上位は「60歳以上である」30.1%、「長期間たばこを吸っていたことがある」16.4%、「大きな音や騒音に長時間さらされたことがある」11.9%となり、加齢だけでなく生活習慣に起因するリスク要因も上位を占めました。
60代以上に絞ると42.2%が「難聴リスクあり」に該当する一方、50代以下でも11.4%が該当しており、難聴リスクは高齢者だけにとどまらないことがわかりました。
さらに注目すべきは、リスクありと判定された156名のうち、聴力に不安を感じたことが「ほとんどない」「全くない」と答えた人が39.7%に上った点です。難聴は徐々に進行するため本人が気づきにくく、「自分は大丈夫」と思っていても、実はリスクを抱えている可能性があることが示唆されました。
ただし、リスクを"見える化"することで意識変容が見られました。「難聴リスクあり」に該当した156名に、チェックリストの結果を受けて耳鼻科で聴力検査・診察を受けたいかを尋ねたところ、「ぜひ受けたい」「受けてみたい」と答えた人は46.8%に上りました。約4割が不安を感じていなかったにもかかわらず、自身のリスクを知ることで約半数が受診の意向を示しており、早期の"気づき"が行動を変えるきっかけになることが示されました。



■現在補聴器を使用していない人のうち「補聴器を使用していることは他人から分かる」と69.5%が回答。
しかし最新の補聴器を装用した写真を見た87.9%が「目立たない」と回答し、イメージと現実のギャップが鮮明に。
補聴器を使用していることが他人から見てどの程度分かると思うか聞いたところ、「すぐに分かる」「注意深く見れば分かる」と答えた人は合わせて69.5%に上り、補聴器は目立つものだという先入観が根強いことがわかりました。
しかし、最新の補聴器を装用した人の写真を見てもらったところ、現在補聴器を使用していない708名のうち87.9%が「目立たない」と回答。「補聴器は他人から分かる」と思っていた人が約7割いたにもかかわらず、最新の補聴器を実際に見ると約9割が「目立たない」と感じており、補聴器に対する先入観と現実との間に大きなギャップがあることが明らかになりました。


こうしたギャップは見た目だけにとどまりません。補聴器のイメージとして「高価」を挙げた人が39.1%と最多だった一方、AI搭載の自動音質調整を「知らなかった」人は73.3%、スマートフォンと接続して通話や音楽を再生できる機能を「知らなかった」人は73.8%に上りました。補聴器が高度な先進技術を搭載したデバイスへと進化している実態や補聴器の機能が十分に知られておらず、価格への先入観にもつながっている可能性がうかがえます。
■ 職場で同僚が補聴器を使用していても約6割が「気にならない」。また、身近な人が難聴を放置していることについては61.0%が気にかけている実態も。
全体800名に、職場で補聴器を使用している同僚がいたらどう感じるか聞いたところ、「全く気にならない」「あまり気にならない」と答えた人は合わせて60.9%に上りました。60代以上に絞ると70.5%が「気にならない」と回答しており、補聴器を使うことへの社会的な抵抗感は、本人が思っているほど周囲にはネガティブに映っていないことが示唆されました。
一方で、難聴を抱えていそうな身近な人が、対処せず放置していた場合にどう感じるか聞いたところ、「困る・心配だ」または「気になるが言えない」と回答した人は61.0%に上り、身近な人が難聴を放置していることを気にかけている人が多いことがわかりました。
調査では、身近な人の難聴に対する切実な声も寄せられました。「死んだ父が補聴器を嫌がり、晩年はコミュニケーションが滞った。残った遺族は皆、自分が難聴になったら補聴器を使うと思う」(57歳/男性)、「聞こえないことによる遠慮で会話から離れてしまう寂しさを味わってほしくない」(72歳/男性)といった声が挙がりました。
補聴器を使うこと自体は気にならないが、「難聴を放置していることがむしろ心配」といった声が多いという結果は、補聴器の装用をためらっている方にとって背中を押す結果といえるでしょう。


■目立たない・先進のAI搭載・充電式・スマホ連携・耳あな型なのにわずらわしい耳型採取もなく即日装用可能――すべてを備えた補聴器に約8割が「魅力的」と回答。
全体800名に、「目立たない」「AI搭載で環境に応じた自動調整」「充電式」「スマートフォン連携」「耳型を取らずにすぐ使える」「かっこいい見た目」――これらの要素がすべて揃った補聴器があったらどの程度魅力的か聞いたところ、「非常に魅力的」「やや魅力的」と答えた人は合わせて79.1%に上りました。

補聴器に対する「大きくて目立つ」「高齢者が使うもの」といった先入観が、難聴への対処を遅らせる一因になっていることが今回の調査で示唆されました。一方で、目立たなさと求められる機能を備えた補聴器には約8割が魅力を感じており、正しい情報が届くことで行動が変わる可能性がうかがえます。
本日、2026年3月24日に発売する「オーティコン ジール」は、まさに補聴器装用をためらう方々に求められている補聴器です。耳あな型の目立ちにくいデザインでありながら、常時稼働する高度なAI音声処理を搭載。さらに、一日一回の充電で、終日使える充電式であり、スマートフォンなどの電子機器との次世代Bluetooth®接続だけでなく、複数デバイスに同時ブロードキャスト可能な Bluetooth®新規格 Auracast™(オーラキャスト) に対応。そして耳型採取不要¹[1]で、販売店による調整後に即日持ち帰れる手軽さを一台に凝縮しています。今回の調査で浮き彫りになった「補聴器に求められる条件」を網羅した製品として、難聴への早期対処を後押しする存在になることが期待されます。
■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年2月27日(金)~2026年3月2日(月)
調査対象:20~79歳の男女800名(健聴者600名および難聴者200名)
地域:全国
有効回答:800名
主な分析対象: 上記のうち現在補聴器を使用していない708名 (一部設問は全体800名を対象に実施)
■「みみはなのど・あそうクリニック」院長の麻生伸先生コメント
今回の調査から、医学的に注視すべき課題が浮き彫りになりました。それは、難聴リスクありと判定された方の約4割が「自分の聴力に不安を感じたことがない」と回答している点です。難聴は進行に気づきにくく、放置すると認知機能の低下を加速させる要因にもなるため、早期対処が不可欠です。
しかし、早期対処を阻む壁が「補聴器に対する先入観」です。現在も「高価」「高齢者が使う」「大きくて目立つ」というイメージが先行しています。調査では「補聴器が他人からわかる」と思っていた人が69.5%いる一方で、最新の補聴器装用の写真を見た87.9%が「目立たない」と回答し、イメージと写真を見た後の回答に約18.4ポイントのギャップがありました。さらに、職場で同僚が補聴器を使用していても約6割が「気にならない」と答え、周囲は補聴器をつけることより難聴の放置を心配しているのが実態です。今後、補聴器をさらに認知・普及させるには、このギャップ解消が不可欠です。AIによる騒音抑制機能やスマホ連携などの最新機能を搭載している補聴器が増えてきています。補聴器は「生活の質を向上させる先進的なウェアラブルデバイス」へと進化しており、その利便性を広く社会にアピールすることが重要です。
自覚が遅れている半面、リスク判定を受けた人の46.8%が「耳鼻科で聴力検査・診察を受診したい」と答えており、リスク認知は行動変容を促します。補聴器を「隠すもの」から「魅力的で便利なツール」へとパラダイムシフトを起こすことが、聞こえに悩む方の背中を押し、早期受診につながると確信しています。
<麻生伸先生 プロフィール>

麻生伸
みみはなのど・あそうクリニック院長
■オーティコン ジールについて
「オーティコン ジール(以下、ジール)」は、120年以上の歴史を持つデンマーク発の補聴器ブランド・オーティコンが開発した、新しいスタイルカテゴリーである、「NXT(ネクスト)」で、オールインイヤー(ほしい機能が耳の中に収まる)のプレミアム補聴器です。「目立ちにくさ」と「先進機能」の両立を求める声に応え、本日、2026年3月24日(火)より全国のオーティコン取り扱い補聴器専門店、眼鏡店、百貨店にて発売します。
従来、Bluetooth®接続などコネクティビティは、耳かけ型や比較的大きな耳あな型補聴器にしか搭載できず、補聴器ユーザーは妥協をせざるをえませんでした。ジールは、ペースメーカーや宇宙船など過酷な環境で使われてきた「カプセル化技術(Encapsulation Technology)」を補聴器に応用。これにより、プレミアム補聴器のあらゆる機能を、コンパクトな筐体に凝縮することに成功しました。
ジールには、オーティコン独自の「ブレインヒアリング」に基づくAI音声処理技術が搭載されています。常時稼働するAIが周囲の音環境の変化を瞬時に分析し、不要なノイズを抑えながら、聞きたい会話をより際立たせます。脳が少ない労力で自然に音を理解できるよう設計されており、騒がしい場所での会話も楽に楽しめます。
また、新スタイルカテゴリー「NXT(ネクスト)」のジールは、従来の耳あな型補聴器で必要だった耳型採取や製造期間の待ち時間がなく、販売店での調整後、その日のうちに持ち帰ることができます[1]。3人中2人が標準ドームで快適なフィット感と安定した装用感を得られることが確認されています[2]。日々の電池交換が不要で、終日使えるリチウムイオン充電式バッテリーを採用しています。万が一電池が切れても30分の充電で約8時間の使用が可能です。
さらに、次世代ワイヤレス通信規格「Auracast™」に対応。スマートフォンでのハンズフリー通話はもちろん、劇場や映画館での音声聴取、空港や駅での案内放送の受信など、日常のさまざまな場面でデジタル機器とつながる体験をサポートできることが期待されます。

■製品シリーズ:<ジール>

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製品名 |
Oticon Zeal1(オーティコン ジール) |
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価格 |
オープン価格 (補聴器本体は非課税) |
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スタイル / 適合範囲 |
耳あな型: nxt CIC R 軽▶高75まで |
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カラー |
マット・ブラック |
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認証日・ 医療機器認証番号 |
2025年11月26日(水) 医療機器認証番号: シリウス 耳あな型 307AIBZX00004000 |
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発売日 |
2026年3月24日(火)受注開始 |
▼「Oticon Zeal(オーティコン ジール)製品ページ
https://www.oticon.co.jp/products/hearing-aids/family/zeal
[1] イヤピースに「ドーム」を使用する場合。
[2] Rumley & Ducatte (2025). Clinical flow and fitting of Oticon Zeal. Oticon Optimal Fitting Paper
■オーティコン補聴器について
オーティコン(Oticon)は、1904年にデンマークで創設された補聴器業界におけるパイオニアです。
企業理念として「Life-changing technology(ライフチェンジング テクノロジー)」を掲げ、難聴による制限のない世界の実現を目指し、製品開発と聴覚ケアの普及に取り組んでいます。オーティコンは補聴器業界で唯一、聞こえと脳に関する基礎研究所を擁するメーカーであり、そこに在籍する聴覚学、脳神経科学、電子工学など様々な分野の研究者と、13,000人以上のテストユーザーによって、常に先進的で革新的な補聴器テクノロジーが生み出されています。オーティコン製品の最大の特徴は、脳から聞こえを考える「BrainHearing™(ブレインヒアリング)」というアプローチです。「耳に音をどう届けるか」だけではなく、「脳が理解しやすい音を届けるにはどうするか」に着目した製品群は、第三者機関による確かなエビデンスに支えられ、世界100カ国以上で使用されています。日本でも1973年より補聴器の製造・販売を行っています。
■デマントグループについて
デマントは、世界有数の聴覚ヘルスケアグループで、1904年にデンマークのオーデンセで補聴器の輸入商から始まりました。現在聴覚ケア、補聴器、診断機器やサービスに至るさまざまな分野で革新的な技術、ソリューション、専門知識を提供し、聴覚ヘルスケアを通して、人々の人生を大きく変えていくことを目指しています。デンマークに本社を置く当グループは、世界中で26,000人強の従業員と共に、130カ国でビジネスを展開しています。デマントA/Sの過半数の株式は慈善財団であるウィリアム・デマント財団に保有され、デマントA/SはNASDAQコペンハーゲン証券取引所に上場、取引高上位25銘柄に名を連ねています。
▼オーティコン補聴器ホームページ
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