ベンチャー企業と既存企業が新たな着眼点で新事業に挑戦！『ビジコンOSAKA 2023』受賞者決定！

公益財団法人大阪産業局

2024年3月15日 14時00分

大阪産業創造館（公益財団法人大阪産業局）では、新たな価値を生み出す起業家の挑戦を応援するためにビジネスプランコンテスト『ビジコンOSAKA 2023』を開催し、事業PRの機会を提供、販路開拓等に活かしていただくことで、事業の速やかな成⻑を⽀援しています。

昨日開催された『ビジコンOSAKA 2023』では厳しい最終審査を通過した8社が登壇。
出場者自身が直面した課題やニーズに対して、自身の持つスキルとビジネスアイデアを活かした新事業で挑もうとする想いを熱くプレゼンし、受賞者が決定しました。
そしてこのたび、新たな着眼点で課題解決に挑んだ企業のプレゼンをアーカイブ配信でご視聴いただけます。
今回のビジコンの中から起業、経営のヒントを掴んでみませんか？

（参考）
主な創業理由においては、「自らの経験、スキル、アイディアを活かすため」や「社会課題を解決するため」と回答する割合が上位を占めています。（※）
そこで、このビジコン出場者においては、PR動画での事業紹介に加え、ビジコン会場による参観及びライブ配信、後⽇動画配信を実施し、事業をアピールする機会を提供しています。その結果、これまでの出場者も、このビジコン出場を通じて、問い合わせが増えたという実績が出ています。

（※）出典：中⼩企業庁 2022年版中⼩企業⽩書・⼩規模企業⽩書概要
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html

最終発表会概要

開催⽇：2024年3⽉14⽇（木）
開催場所：⼤阪産業創造館
主催：⼤阪産業創造館（公益財団法⼈⼤阪産業局）
なにわあきんど塾同友会、⼀般社団法⼈⼤阪市産業経営協会、⼤阪市⼥性起業家情報交流協会

「Venture部⾨－初めての起業挑戦者－」
「Renovator部⾨－第⼆創業・新規事業展開－」の2部⾨において、
書類審査とプレゼン審査を通過した4社が最終審査に登壇。
ベンチャー企業を⽀援する経営者や主催団体が審査員となり、受賞者を決定しました。
受賞者には、特別協賛として尼崎信⽤⾦庫より賞⾦が贈呈されるほか、主催団体からの事業サポートが受けられます。

出場者プロフィール及び開催内容等はこちらをご覧ください。
https://www.sansokan.jp/bizcon-osaka/

受賞者情報

■Venture部⾨（出場4社）
〈ベンチャー⼤賞〉賞⾦35万円
工事現場写真台帳の作成負荷を80％以上削減できるAI工事写真アプリ『Cheez』
プラント・建設業界のアナログな作業による膨大な工事写真台帳の作成業務の面倒さ・大変さを感じており、且つ、DXが遅れていることもあり、慢性的に人手不足といった課題があります。そこで、これらの経験を踏まえ、AI工事写真アプリ『Cheez』を開発しました。『Cheez』は、事務所に戻って作業することなく、現場で写真撮影のみで完了し、画像識別AI・ChatGPTにより、自動で工事写真台帳を作成することができます。時間・労力・コストを削減することで、プラント業界・建設業界の人手不足の問題を解決し、生産性向上に貢献します！

森川善基（もりかわ　よしき）氏　verbal and dialogue株式会社　代表取締役

https://www.vnd.co.jp/

■Renovator部⾨（出場4社）
〈リノベーター⼤賞〉賞⾦35万円
ゼロコストモデルで介護者の負担軽減と被介護者の癒しを実現する赤ちゃんロボ『ひろちゃん』
認知症は、日本においても2025年には高齢者の5人に1人、675万人が認知症になると予測されています。介護の現場では、担い手不足、高い離職率や利益が出にくい業界構造などが課題となっています。当社は、これまでの研究によって、認知症高齢者が好んで利用し、介護者のストレスや業務負担にならない赤ちゃん型対話ロボットを開発。社会課題である認知症への取り組みに協力的なスポンサーと、介護業界に強いパイプを持つプラットフォーマーとを連携させ、介護施設に無償で提供する事業モデルを構築。介護現場の“笑顔”イノベーションを巻き起こします！

大和　信夫（やまと　のぶお）氏　ヴイストン株式会社　代表取締役

https://www.vstone.co.jp/

〈あましん賞〉賞⾦30万円
自然エネルギーを活用した環境配慮型省エネシステムで脱炭素社会に貢献！
地球温暖化、CO2排出問題に伴い、企業経営において排出量削減に向けた取り組みが求められると同時に、エネルギー資源の価格も上昇しています。そこで、精密な気象データをAPI連携により活用することで、冷暖房と換気といった各種電気設備と連動させ、外気と室内の温度差を自動制御する『smart management』を開発。その結果、無駄のない運転と高い快適性を保った超効率的な省エネシステムが実現しました。CO2排出量の数値化にも対応可能なため、脱炭素社会に向けてCO2排出量の削減に取り組む企業に対してサービス展開をしていきます。