植物由来の生分解性樹脂「BioPBS」が食品品質保持剤の小袋に採用
三菱ケミカルグループ※1(以下「当社グループ」)は、植物由来の生分解性樹脂「BioPBS™」がフロイント産業株式会社の食品品質保持剤「アンチモールド・マイルド®EF※2」の小袋の内面(シーラント層)に採用されたことをお知らせします。BioPBS™として初めて、食品品質保持剤に採用されました。本製品は2023年11月よりフロイント産業から販売されています。
BioPBS™は、三菱ケミカルグループの植物由来の生分解性樹脂で、自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解されます。アンチモールド・マイルド®は、粉末化したエタノールを小袋に充填した製品で、お菓子やパンなどと一緒に包装することにより、蒸散するエタノールガスの作用で食品に付着している微生物の繁殖を抑制し、カビなどの発生を防ぎます。このたびの採用製品では、小袋の内面にはBioPBS™を、外面には紙を使用しており、小袋全体が生分解性素材で構成されているとともに、80%以上のバイオマス度を実現しています。
当社グループは、革新的なソリューションを提供するスペシャリティマテリアルグループとして、これからもBioPBS™の展開を通じ高付加価値な製品を提供するとともに、サステナブルな社会の実現に貢献していきます。
※1三菱ケミカルグループは、三菱ケミカルグループ株式会社とそのグループ会社の総称です。
※2 EFは Environmentally Friendlyの略称です。
【ご参考】
フロイント産業製品サイト:
https://www.freund.co.jp/product/preservation/preservation_ethanol/antimoldmild_ef.html
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