浪江町地域エネルギー会社設立に向けた協議に関する基本協定の締結について

浪江町（福島県双葉郡浪江町、町長：吉田 栄光）、株式会社ミライト・ワン（東京都江東区、代表取締役社長：中山 俊樹）、株式会社タクマエナジー（兵庫県尼崎市、代表取締役社長：西村 賢一）の３者は、「浪江町地域エネルギー会社設立に向けた協議に関する基本協定」（以下、「本協定」という）を本日締結しました。

【本協定の目的】

本協定は浪江町と株式会社ミライト・ワン、株式会社タクマエナジーが互いに持つ資源やノウハウ等を活用し、地域の持続可能性や環境配慮並びに東日本大震災からの復興を念頭に置きながら、浪江町内におけるエネルギーの地産地消を目標に掲げる「地域エネルギー会社」を設立すべく、誠実に協議を進めることを目的としています。

【本協定に至るまで】

浪江町が各種事業者にサウンディング調査を行い、浪江町地域エネルギー会社の事業構想を独自的に作成しました。その事業構想をベースに地域エネルギー会社の設立を目指すべく、浪江町が実施した公募型プロポーザルにおいて、株式会社ミライト・ワンを代表企業とするコンソーシアムが優先交渉権者として選定され、本協定を締結することとなりました。

【今後の取組み】

本協定の締結後、浪江町地域エネルギー会社を設立するため、上記の浪江町独自の事業構想とプロポーザル時に提出された企画提案書をベースに３者の資源、ノウハウを用いて最適な事業内容、設立方針、事業スケジュール等の協議を進めていきます。

事業の運営方針が固まり次第、会社を設立して事業を開始し、再生可能エネルギー由来電力の地産地消、地域経済の循環等による持続可能な地域社会の実現に寄与することを目指します。

【本協定での３社の主な役割】

■浪江町

地域エネルギー会社の供給先の発掘、電源開発事業用地の確保、各種調整を担い、「持続可能な地域社会」の実現に向けてパートナー事業者とともに地域エネルギー会社の設立に向けて取り組んでまいります。

　　

■ミライト・ワン

コンソーシアムの代表企業として、情報通信設備やエネルギーなどインフラ建設で培ってきた経験と技術力、及び浪江町での復興支援に取り組んできた実績を活かし、地域エネルギー会社の持続的な事業運営及び経営戦略の立案に取り組んでまいります。

■タクマエナジー

地域エネルギー会社の設立を支援するとともに、設立後は自社のCO2フリー電力を活用した取次店による電力供給等の伴走支援を通じて、事業基盤の構築および安定化への貢献を目指します。電源が開発された後は、再エネ電力を活用した地産地消による小売電気事業の運用支援に取り組んでまいります。

今後も浪江町、株式会社ミライト・ワン、株式会社タクマエナジーは、より一層連携を深め、さらなる地域の活性化を目指します。

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【本件に関する問い合わせ先】

　浪江町役場　産業振興課　新エネルギー推進係　藤田、藤坂　TEL：[phone]

　株式会社ミライト・ワン　経営企画本部　広報部　TEL：[phone]　

　株式会社タクマ　経営企画本部　広報・IR部　TEL：[phone]