シーザーズ・エンターテインメント、新CEOにトニー・ロディオ氏を任命

【2019年4月16日ラスベガス】統合型リゾート（IR）業界のパイオニアであり、グローバルリーダーとして豊富な運営・開発実績を誇るシーザーズ・エンターテインメント（NASDAQ： CZR）は、アンソニー（トニー）・ロディオ氏が取締役会により最高経営責任者（CEO）に任命されたことを発表しました。ロディオ氏は現在アフィニティ・ゲーミングのCEOを務めており、30日以内にシーザーズ・エンターテインメントに移籍する予定です。ロディオ氏はラスベガスを拠点とし、取締役会の一員となります。

 

シーザーズの取締役会会長を務めるジェームス・ハントは次のように述べています。「ロディオ氏は優れた運営実績を持ち、定評あるリーダーシップに加え、業界に対する深い知識と専門性を有しています。この業界において事業の強化と成長を達成し、豊富な実績を持つ経営者として尊敬されています。ロディオ氏がそのビジョンと運営経験によってシーザーズの経営陣を主導し、シーザーズはこれまでと同様に、顧客が楽しめる環境、職員にとって心地よくやりがいのある職場を提供し、株主を含む全ての関係者に価値を提供していきます。取締役会の全役員は、当社の将来に向けた計画の評価および実行におけるロディオ氏のリーダーシップに期待しています。」

ロディオ氏は次のように述べています。「シーザーズには以前から尊敬の念を抱いており、会社の未来についても希望的に見ています。私たちの業界は変革とチャンスの時を迎えています。シーザーズが成長や革新、価値創造の次の段階へと進む中、優れたチームを率いていくことを楽しみにしています。」

ロディオ氏は、ゲーミング業界でおよそ40年にわたる経験を有しています。同氏は2018年10月からアフィニティ・ゲーミングのCEOを務めており、それ以前は、トロピカーナ・エンターテインメントの社長兼CEOおよび取締役を務めました。同氏の主導のもと、トロピカーナは同社史上最も高い成長期を迎え、業務効率の向上や地方での拡大を原動力に売上を50％以上増加させるなど、会社全体での業績向上を達成しました。また、トロピカーナ・アトランティック・シティの大規模改修や米インディアナ州エバンズビルにおける水上から陸上営業への移行などの巨額設備投資プロジェクトを統括しました。数ある取り組みの中でも、特にこれらのプロジェクトは同社にとって多大な価値を創出しました。トロピカーナ在籍以前は、ハリウッド・カジノやハラーズ・エンターテインメントで様々な役職を歴任しました。

アンソニー・ロディオ氏　（Anthony Rodio） 略歴
 

アンソニー・ロディオ氏（60）は、2018年10月よりアフィニティ・ゲーミングの最高経営責任者（CEO）を務めるなど、ゲーミング業界で37年以上の経歴を有する。1980年に経理担当者としてゲーミング業界でのキャリアを開始したのち、ハラーズ・エンターテインメント、トランプ・マリーナ・ホテル・カジノ、アトランティック・シティ・ヒルトン・カジノ・リゾート、ペン・ゲーミングなどのカジノブランドで連続して役員を務め、経営に携わった。アフィニティのCEOを務める以前は、トロピカーナ・エンターテインメントにて7年間CEO兼社長を務めた。その間、大規模な設備投資の展開を監督し、同社の利益を劇的に増加させた。

ロディオ氏は、Atlantic City Alliance、United Way of Atlantic County、ニュージャージー州およびインディアナ州のカジノ協会、AtlantiCare Charitable Foundation、Lloyd D. Levenson Institute of Gaming Hospitality & Tourismなどの業界および慈善団体の理事会メンバーも務めた。

ライダー大学より理学士号取得。モンマス大学よりMBA取得。

シーザーズ・エンターテインメントについて

シーザーズ・エンターテインメント・コーポレーションは、80年以上の歴史を持ち、世界で50以上の施設を運営する、ホテル、リゾート、ゲーミング、ホスピタリティ、MICE、ライブ・エンターテインメント業界のグローバルリーダーです。フラッグシップのシーザーズ・パレスをはじめ、プラネットハリウッド、パリスホテル、バリーズなど数多くのブランドを有し、年間滞在客数は1億1,500万人を越え、MICE分野では2,000人を越える専任スタッフが、年間2万件の会議、カンファレンス、イベントをサポートしています。

シーザーズは、質の高い雇用やさまざまな経済的利益の創出を通して日本の地元の地域社会を活性化し、世界各地から観光客を呼び込むことができる世界基準のジャパニーズ・エンターテインメント・リゾート（JER）を開設・運営するため、日本への長期にわたる投資家となり、日本のパートナーと協業していくことに尽力します。

より詳しい情報は、http://www.caesars.co.jpにてご覧頂けます。