【イマーシブ展覧会開催】宮崎・高原町の国指定文化財を、ノンバーバルで体感できる没入体験イベントを3日間限定で開催！

～言葉を超えた映像と音の世界で、過去と現在を繋ぐ想いのテクノロジーを体感～

T&S

2025年1月31日 12時50分

株式会社ティーアンドエス（東京都渋谷区、代表取締役社長：稲葉繁樹、以下T&S）の社内クリエイティブファーム「THINK AND SENSE」が企画・制作を担当したイマーシブ展覧会が2025年2月22日（土）～24日（月）の3日間、宮崎県高原町狭野神社「参集殿」にて開催されます。

Cultural Heritage Digital Experience _Miyazaki

時を超える記憶と再生の物語

ー宮崎・高原町の文化財をフォトグラメトリの映像美で表現ー

宮崎・高原町の歴史をノンバーバル（非言語）で体感できるイマーシブ展覧会。

地域の文化財──狭野神社ブッポウソウ繁殖地、狭野のスギ並木、高原の神舞をテーマに、言葉を超えたスクリーン映像と音楽の世界を味わいながら、高原町の風土と伝統、文化遺産の深奥に現代的手法で触れることができます。

過去と現在を繋ぐ、想いのテクノロジーを全身で浴びてみませんか。

▼イベント告知ティザー映像

狭野のスギ並木 ― 記憶を未来へ繋ぐデジタルアート

狭野のスギ並木の姿を、フォトグラメトリにより記録しました。

この取り組みは、記録を超えたアート表現です。デジタルが捉えた木々の息吹は、自然の壮大さを新しい視点で見せてくれます。

歩くたびに感じるのは、この地が語る記憶。光と影が織りなすデジタルの世界が、過去と未来を繋ぎ、あなたの感覚を揺さぶります。

ノンバーバルな映像 ― 感覚に語りかける文化財の物語

宮崎県高原町に息づく3つの文化財―狭野神社ブッポウソウ繁殖地、狭野のスギ並木、高原の神舞（かんめ）。それらが光と音の中で再び生命を宿します。

言葉に頼らず、感覚そのものに直接訴えかけるノンバーバルな映像体験は、歴史から新たな物語を生み出します。

空間全体が呼吸をするように動き出し、文化財の「記憶」が視覚と聴覚を通じてあなたの中に染み込んでいく―そんな瞬間を、ぜひ体感してください。

狭野杉から生まれる未来のアート ― 新しい命の象徴

上映後には、狭野杉から生まれた未来のアート作品もご覧いただけます。
自然の再生力と人の手による創造性が融合し、形を変えながらもその生命の息吹を感じさせます。

これらの作品は、自然の循環を讃えるものであり、未来への希望を表現したものでもあります。あなたが目にする「新しい視点」が、この作品と共鳴することを願っています。

狭野神社という空間そのものがアートに

このイベントの舞台となる狭野神社そのものが、一つのアート作品です。
木々の静けさ、参道に射し込む光の陰影、そして鳥のさえずり―そのすべてが、この特別な体験を支える要素となります。訪れる人々が過去と未来の狭間で「今」を見つめ直す空間として、この地の静寂と躍動を感じてみてください。

時間と空間を超えた対話の場。自然、文化、そしてアートが響き合う

この特別な3日間が、あなたに新たな視点と感動をもたらします。
狭野神社という舞台で生まれる物語を、ぜひその目と耳で体験してみてください。

＜イベント概要＞

・作品名：高原、記憶のイマーシブ（Cultural Heritage Digital Experience _Miyazaki）
・日程：2025年2月22日（土）～24日（月・祝）

・時間：10:00～12:00／14:00～16:00　※体験時間20分／各回定員24名
　午前の部：10:00、10:30、11:00、11:30
　午後の部：14:00、14:30、15:00、15:30
・会場：高原町　狭野神社「参集殿」
・住所：〒889-4414　宮崎県西諸県郡高原町大字蒲牟田117
・アクセス：JR高原駅から車で約8分
　　　宮崎自動車道　高原ICから車で約10分
・観覧料：無料

主催：はじまりの地・神話の音色コンサート実行委員会
企画・制作：株式会社ティーアンドエス（THINK AND SENSE部）

共催：奥霧島地域商社ツナガルたかはる株式会社
　　　音楽事務所オフィス魂

　　　株式会社クリーク・アンド・リバー社

　　　日本航空株式会社
後援：高原町
　　　高原町教育委員会
　　　高原町商工会

　　　高原町観光協会

　　　奥霧島温泉郷旅館組合　　　順不同

＜参考情報＞

▪️狭野神社

宮崎県高原町にある狭野神社は、神話と自然が調和する特別な場所です。国の天然記念物に指定された狭野のスギ並木に囲まれた参道や、地元に伝わる「狭野神楽」など、豊かな歴史と文化を感じられるスポットです。天孫降臨の神話にゆかりを持つ地として知られ、多くの参拝者が訪れます。心安らぐ静寂と、自然の神秘に触れられるこの神社は、神話の魅力と文化財の価値を再認識する場となっています。

▪️高原町文化財＿狭野のスギ並木

狭野神社の参道を彩る狭野のスギ並木は、国の天然記念物に指定された歴史ある風景です。約400年前に様々な願いを込められて植えられたとされるスギが今なお神秘的な空間を作り出し、訪れる人々を魅了します。四季折々に表情を変える並木道では、太陽の光が木々の間から差し込む幻想的な風景が広がり、神話の息吹と自然の美しさを感じられる癒しの場として多くの人々に親しまれています。

▪️高原町文化財＿狭野神社ブッポウソウ繁殖地

狭野神社周辺は、美しい青い羽を持つブッポウソウの繁殖地として知られています。ブッポウソウは初夏に日本に渡ってくる渡り鳥で、その鮮やかな姿と独特の鳴き声は、訪れる人々に自然の豊かさを感じさせます。この地域は、ブッポウソウが巣作りに適した環境に恵まれており、その存在は自然の繊細な調和を物語っています。出会える機会が限られたこの鳥は、特別な魅力を持つ存在として知られています。

▪️高原町文化財＿高原の神舞「狭野神楽」

狭野神楽は、宮崎県高原町に伝わる伝統的な神楽で、狭野の集落に古くから奉納されています。特に、力強くも優雅な「刀舞い」が特徴で、観る者を惹きつける独特の魅力があります。神面を用いた幽玄な舞は、地域の信仰や文化の深さを体現しており、地元の人々によって代々受け継がれてきました。狭野神楽は、訪れる人々に日本の伝統芸能の奥深さと、自然と共にある暮らしの豊かさを感じさせてくれます。

▪️高原町文化財＿高原の神舞「祓川神楽」

祓川神楽は、霧島東神社の氏子によって古くから受け継がれ、修験道の精神を色濃く反映した修験神楽です。寒さの厳しい師走に行われる神楽で、夜を徹して奉納されます。真剣を使うのが特徴で、少年が真剣の切先を握り舞う『中入（なかいり）』は、多くの見物客が見守る祓川神楽を象徴する舞の一つです。また、『十二人剣』では、大勢の舞手が心を一つにして真剣を操ることで、修験道の精神を体現しています。この剣舞は、全員が一糸乱れぬ動きで真剣の切先を握りながら御講屋の中を動き周るダイナミックな舞です。