人質帰還を願うスペシャルソング "Bring Them Home "をイスラエル人シンガー・ソングライターのディクラが発表
イスラエル人シンガー・ソングライターのディクラが、人質帰還を願うスペシャルソング "Bring Them Home "を発表。SivanS株式会社(本社:東京都港区北青山3-3-5東京建物青山ビル3F、代表:中村シバン)が運営するISRAERUウェブマガジンの公式Instagramアカウントにて、日本語字幕入りのMVを公開しました。この曲はディクラによって制作され、アリエル小学校の合唱団のコラボレーションで演奏されています。
この曲は、アリエル市議会とグヴァニム・コミュニティ・センターによる、イスラエル人の拉致被害者および行方不明者への関心を高めるための取り組みとして制作されました。
全世界と共有できるように歌詞は英語で書かれており、人間としての感情や経験を分かち合い、全員が家に帰るまで決して立ち止まらないようにという願いが込められています。
作詞を担当したディナ・シャリットは、約30年前、ソ連からアリーヤ(イスラエルへのユダヤ人の移住)した際に元となる曲を書きました。今回の開戦に伴い、アリエル青年団合唱がは歌詞に手を入れ、現状を反映したものとなっています。
Video Courtesy of: Ariel City Council
日本語字幕入りMVはこちら
https://www.instagram.com/p/Cz8fuBMPDww/
https://www.bring-them-home-now.com/
https://www.instagram.com/bringthemhome23
ディクラによる曲の解説
皆さんは10月7日のことを話していますが、私にとっては、10月8日、9日、10日、そして今日まで連続しています。人質が家に戻らない限り、私たちはあの黒い日から離れることができません。
恐怖を乗り越える勇気を持っているとき、生後9ヶ月の赤ん坊のことを思い浮かべます。その純真で素直な瞳は、囚われの身の彼を抱きしめる者を見つめています ー そして私は、誰かが彼を抱きしめてくれることを祈っています。
これが人道に対する極悪犯罪であることを、世界と全人類に思い知らせるために歌うのではありません。一瞬たりとも忘れてはならない、私たちの終わりのない痛みと恐怖、子供たちへの記憶、渇望、恐れを世界と分かち合うために歌うのです。
私は、人質となった無垢な心に憤りを覚えるために歌います。それが、この無力な私ができるせめてものことなのです。
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