テュフズードジャパン、日本機械学会主催・日本電気工業会共催 講習会に参加 『国際規格対応 機械の安全設計のポイント(中級編) 機械,電気及び機能安全』
国際的な第三者認証機関であるテュフズードの日本法人テュフズードジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ディーター・エッカート)は、2019年9月26日(木)に開催される日本機械学会主催・日本電気工業会共催の講習会 『国際規格対応 機械の安全設計のポイント(中級編) 機械,電気及び機能安全』にスピーカーとして参加いたします。
リスクアセスメントを実施し、リスクを受け入れ可能なレベルに低減させた機械を設計・製造することは機械メーカーの責務です。このために機械安全の安全要求の標準化がISO,IECを中心に進められており、わが国でも日本工業規格(JIS)として発行されています。機械メーカとしては、仕向け地で使用されている機械安全の標準に従って機械を設計しなければなりませんが、「国際標準の理解・解釈に時間を要する。仕向け地で受け入れられるのか心配である。」などの声が、現場から寄せられています。
当講習会では、国際標準を用いた、機械設備設計者、ユーザー及び評価実務の第一人者が、機械の安全設計を行う際に問題となる点を、事例を交えて解説します。
6月に実施された基礎編の続編として、基礎編を受講された方、国際規格に沿って機械設計を担当されている実務者のスキルアップに重点を置いています。
概要
開催日:2019年9月26日(木曜日)10:00~17:00
会場:日本電機工業会 会議室61-63(千代田区一番町17番地4 電機工業会館)
司会:テュフラインランドジャパン株式会社 製品部 杉田 吉広
1.機械安全・機能安全規格の最新動向と機械エンジニアのための機能安全事例
午前開演 | 10:00~10:05 | |
1) 産業機械設計者のための機械安全設計概説 | 産業機械の安全設計は,ISO 12100に基づく設計原則であるリスクアセスメントとリスク低減が基本である。本講習では,設計者が適用できるリスクアセスメント,リスク評価事例とリスク低減に適用される主要な国際規格とその内容について最近動向もを交えて分かり易く解説する。 | 10:05~10:55機械安全実践技術促進会 畑 幸男 |
2) 機械・設備安全設計技術のキーポイント | 機械や設備の安全設計技術は、エンジニアが学ぶべき基本機能と言える。午後からの各種安全技術講習の理解を促進するため、本講習では、安全設計技術のキーポイントを復習し、安全の理念を再認識していただくことを目標としている。 | 11:00~11:50富士電機 戸枝 毅 |
2.機械安全設計のポイント
午後開演 | 13:00~13:05 | |
1)ケース1:機械安全 設計のポイント |
欧州機械指令及び関連規格を考慮した機械の安全設計(ガードを中心とした機械安全)のポイントについて実例を交えて解説します。 | 13:05~13:55トヨタ自動車 新 幸之助 |
2)ケース2:機能安全 設計のポイント |
機械のリスク低減方策として機能安全を適用する際に重要なコンセプト設計のポイントをISO13849-1, IEC 62061に基づいて解説します。 | 14:00~14:50テュフズードジャパン 松前 貴志 |
休憩 | 14:50-15:05 | |
3)ケース3:電気安全 設計のポイント |
国内で使用実績のある電気・電子機器がCEマーク対応または国外出荷対応時の典型的な指摘事例と対策事例を紹介します.実際の事例を照会しながら国外向けで安全に関わる電気・電子設計コンセプトを解説します. | 15:05~15:55テュフラインランド フエンテス・アドリヤン |
4)ケース4:北米安全 設計のポイント |
産業機械の制御盤を評価する際に用いられる規格、UL508A 3rd Editionを中心に、実際にあった不適合事例も交えながら説明します。 | 16:00~16:50ULジャパン 山本 進 |
質疑応答及びディスカッション | 16:50~17:00 |
定員
100名(定員になり次第締め切ります)
配布資料:配布資料のみの販売はありません.
参加登録費
会員及び共催、協賛団体会員6,000円(学生員3,000円) 会員外9,000円(一般学生 4,000円)
いずれも当日配布資料1冊分代金を含みます。開催日の10日前までに聴講料が着金するようにお申し込み下さい。
以降は定員に余裕がある場合のみ当日受付いたします。
なお、ご入金後はお申込者様のご都合による聴講料の返金はできませんので、ご注意願います。
※学生員から正員資格へ変更された方は、卒業後3年間、本会講習会への聴講は学生員価格にて参加が可能です。
下記申込先フォームの会員資格は「正員(学生員から正員への継続特典対象者)※学生員として入会後、正員継続3年の以内の方」を選択し、卒業年と卒業された学校名を通信欄に記載下さい。
申し込み先
https://www2.jsme.or.jp/fw/index.php?action=kousyu_index&gyojino=19-72からお申込み下さい。
※ご入金後はキャンセルのお申し出があってもご返金できませんので,ご了承下さい。
※領収書がご入り用の場合には,https://www.jsme.or.jp/japanese/contents/02/receipt.htmlをご参照の上、別途お申込み下さい。
※特別員の資格(会員扱い)で行事に参加する場合、特別員行事参加無料券をご利用の場合は、上記お申込みURLに詳細が記載されておりますのでご参照下さい。
本講習会についての詳細お問い合わせ
産業・化学機械と安全部門 担当職員 滝本 電話(03)5360-3510
Add value. Inspire trust. ―新たな価値、さらなる信頼
テュフズードは、安全、安心、かつ持続可能なソリューションを提供し、信頼されるパートナーであり続けています。試験、検査、認証、そして監査を専門とし、人々や環境、財産をテクノロジーのリスクから守るという理念のもと、1866年以来取り組み続けています。全世界に1,000以上の拠点を置き、24,000以上の従業員と共に活動し、リスク管理や市場へのアクセスを円滑にするという価値をお客様やパートナーに提供しています。テクノロジーの進歩によりもたらされる変化を手助けし、自然界・デジタル界においてより安全かつ持続可能な未来を創造するため、テュフズードはこれからも信頼を提供し続けます。http://www.tuv-sud.jp
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