ALSI、SSL通信の監査機能を強化したWebフィルタリングソフト「InterSafe WebFilter Ver. 9.1」を7月1日より販売開始
- A10 Thunder CFWとの連携強化で低コスト・ハイパフォーマンスな情報漏洩対策が可能に -
製品名 | Webフィルタリングソフト「InterSafe WebFilter Ver. 9.1」 |
販売開始日 | 2019年7月1日 |
主な追加機能/強化ポイント | ①A10 Thunder CFWとの連携強化による、低コストでハイパフォーマンスなSSL通信監査機能の提供 ②Webサービス利用のアカウント単位での制御による、シャドーIT対策 ③Web Isolation(分離・無害化)製品との連携による、Web閲覧の安全性向上 |
ターゲット | 企業、教育機関、官公庁、自治体、金融機関など |
詳細情報URL | https://www.alsi.co.jp/security/is/ |
■バージョンアップの背景
より安全なWeb利用を実現するために、今日ではWebアクセスにおけるHTTPS化(SSL化)が急速に進んでいます。その一方で、通信内容を復号しない限り、セキュリティチェックができない状況を逆手にとり、暗号化された通信を悪用することで攻撃を隠蔽し、セキュリティ製品による検知を逃れる巧妙な新種のサイバー攻撃も増加しています。
政府のサイバーセキュリティ戦略本部が発表している「政府機関等の情報セキュリティ対策のための統一基準(平成30年度版)」においても、暗号化通信の監査に関する要件が重要視されており、SSL通信の可視化ならびに制御への対応が急務である一方で、その対策に係るコストやパフォーマンスの担保も課題となっています。
このような課題に対応するため、ALSIは、パフォーマンスを損なうことなく、かつ低コストにSSL通信の監査を強化し、多様化するWebアクセス環境における多角的な情報漏洩対策を実現するWebフィルタリングソリューションとして、「InterSafe WebFilter」の機能を強化いたします。
■バージョンアップによる機能強化ポイント
この度のバージョンアップでは、A10ネットワークスが提供する高性能なSSL可視化機能を擁するハイパフォーマンスセキュリティプラットフォームA10 Thunder CFWとの連携強化による強固なSSL通信内容監査機能の提供、管理者側からのアクセス制御によるシャドーIT(私的Webサービス利用)対策の強化を図ったほか、未分類サイトに対する無害化を実現するWeb Isolation製品との連携が可能となり、最新のWeb利用動向に対応した、強固で多角的な情報漏洩対策を実現します。
① A10 Thunderとの連携強化による、低コストでハイパフォーマンスなSSL通信監査機能の提供
InterSafe WebFilterのHTTPS解析機能は、復号処理の高速化により、パフォーマンスを損なうことなくSSL通信の監査が可能です。また、費用対効果に優れ、高いSSLトラフィック復号処理性能を提供する「A10 Thunder CFW」と連携することでさらなる高速化を実現し、大規模ユーザ環境でも効率化したサーバー構成で運用が可能となります。
この度の機能強化により、「A10 Thunder CFW」との連携環境下においても、SSL経由で暗号化されアップロードされたファイルや、書き込み内容の監査が可能となります。これにより、万一の情報漏洩が疑われる場合にも、POSTログの解析による復元・内容確認が可能となり、強固な監視と迅速なインシデントへの対処を実現します。
② Webサービス利用のアカウント単位での制御による、シャドーIT対策の強化
HTTPリクエストヘッダに、特定サイトアクセスに関する任意の文字列を付加する機能が搭載され、システム管理者において、Webサービス利用のアカウント単位での制御が可能になりました。
これにより、多くの企業が利用しているGoogle AppsやDropboxなどの各クラウドサービスにおいて、会社契約のWebサービスのみ利用を許可し、個人契約のWebサービス利用を禁止することが可能となり、シャドーIT対策を実現します。
③ Web Isolation(分離・無害化)製品※1との連携による、Web閲覧の安全性向上
InterSafe WebFilterによるWebアクセス制御に加え、Web Isolation(分離・無害化)製品との連携により、新たな脅威が含まれている可能性のある未分類サイトへのアクセスを分離・無害化し、Web閲覧を妨げることなく安全で統制されたインターネット環境を実現します。
■A10 Thunder CFW (A10ネットワークス株式会社)
企業サイト:https://www.a10networks.co.jp/
「A10 Thunder CFW(エーテン サンダー シーエフダブリュー)」は、高性能なSSL可視化機能をはじめとする複数の集約型セキュリティソリューションを1Uの筐体に統合した、ハイパフォーマンスセキュリティプラットフォームです。SSL可視化機能は、HTTPS化されたWebサイトにおいても、HTTPS暗号解除・再暗号化を高速で処理することが可能なため、パフォーマンスを損なうことなく普段通りの操作性
で、Webアクセス制御を行うことができます。
本ニュースリリースに際して、A10ネットワークス株式会社様より次のエンドースメントをいただいております。
A10ネットワークスは、独自OSによる高いSSLスループット性能と広範囲なSSL/TLSへの対応を特長としたSSL可視化ソリューションを日本市場にいち早く投入し、多くの国内企業で導入いただいております。今後さらに高まるSSL可視化の需要に、ALSI様と協力して応えていけることを心より喜ばしく存じ、緊密なパートナーシップの成果を楽しみにしております。 A10ネットワークス株式会社 日本法人代表 兼 社長 米国本社ヴァイスプレジデント兼務 川口 亨 |
※1:動作確認済みWeb Isolation製品:「EricomShield(開発元:Ericom Software Ltd.)」
※掲載されている会社名及び商品名は各社の商標または登録商標です。
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