【2025年 年頭所感】Miletos株式会社
新年あけましておめでとうございます。Miletos株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 兼 CEO:髙橋 康文)は、2025年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、Miletosにとって飛躍的な成長を遂げた一年となりました。多くのお客様や関係者の皆様のご支援により、プロダクトの進化と事業の発展を実現することができました。心より感謝申し上げます。
テクノロジーの領域では、生成AIの技術的向上やAIと人間の協力関係の深化が進み、さまざまな業界での活用が加速した年であったと感じています。
私たちのAI SaaSプロダクト「SAPPHIRE」および「STREAM」も、これらの技術革新を取り入れ、さらなる機能強化を遂げました。
経費精算AI SaaS「SAPPHIRE」は、経費精算プロセスの自動化と共に、経費申請の作成段階でのAI不正検知を強化しました。証憑と申請データ、または各種法令・規定と申請データを利用した予防的な不正検知は、プロセスの前方で限りなく整合性を作り込めるようになっています。
2025年は上述した【予防的統制】に加え、経費の承認段階で行うAIによる【発見的統制】をより強化していこうと考えています。「SAPPHIRE」はそもそも2018年に経費の不備・不正検知を行うためのAIとしてローンチされました。そのとき開発された100種類以上の不備・不正のチェック項目を「SAPPHIRE経費精算」に統合して参ります。
入金消込AI SaaS「STREAM」は、大幅な機能改善が完了し、これまで16,000時間かかった10,000明細の突合作業を10秒で計算できるようになりました。新しくなった「STREAM」は、大手のインフラ企業様・事務機器メーカー様など、多くの企業様での導入プロジェクトが始動しています。
2025年は、お客様からのお声を反映しながらユーザーエクスペリエンスの向上を図ると共に、消込率・消込スピードの一層の強化を進めて参ります。
現在、私たちが提供するAI SaaSは、SaaSを利用する感覚で、AIを活用したダイナミックなプロセス改革を実現していただくことができます。「AI導入」というと、難しそうだと感じる方も少なくないかもしれません。しかし、私たちのプロダクトでは、SaaSの導入を進めるだけで、最新のAIテクノロジーを活用した効率的で統制強化されたプロセスを構築できます。 既存のSaaSやオンプレミスのシステムをAI SaaSに切り替えることは、AI活用を始めるうえで非常に簡単で確実な方法です。SaaS to AI SaaSの流れをさらに推進することで、日本企業の競争力を強化し、ひいては国全体の発展に貢献していきたいと考えています。
2025年も、さらなる技術革新とサービス向上に努め、顧客の皆様の競争力強化の一助になるべく従業員一同精進して参ります。
本年も変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
Miletos株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 髙橋 康文
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