クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」、飲食店売上動向レポート2021年11月
~アルコールの提供再開で居酒屋・バーの売上がコロナ前の70%台まで回復、焼肉やフランス料理が久しぶりの外食で人気~
クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:本田 興一)は、10月度の飲食店売上動向についてPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめましたのでお知らせします。
なお、POSデータの集計結果に関しては、今後も定期的なお知らせをしてまいります。購読をご希望の方は以下よりお申し込みください。
https://www.postas.co.jp/news/2021/4641/
今後もPOS+(ポスタス)は、飲食店を取り巻く環境変化や実態に関する情報を積極的に発信し、支援策の検討と提案を行うことで、当サービスのビジョン“おもてなしのお手伝いで、はたらく、を笑顔でみたす。”の実現を目指してまいります。
なお、POSデータの集計結果に関しては、今後も定期的なお知らせをしてまいります。購読をご希望の方は以下よりお申し込みください。
https://www.postas.co.jp/news/2021/4641/
今後もPOS+(ポスタス)は、飲食店を取り巻く環境変化や実態に関する情報を積極的に発信し、支援策の検討と提案を行うことで、当サービスのビジョン“おもてなしのお手伝いで、はたらく、を笑顔でみたす。”の実現を目指してまいります。
【目次】
- 集計1:全国 売上・客数月次推移 2019年比/2020年比
- 集計2:全国 売上週次推移 2019年比/2020年比
- 集計3:業態別 売上月次推移 2019年比/2020年比
【集計1概要】
集計内容:全国 売上・客数月次推移 2019年比/2020年比
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:2019年1月1日~2019年12月31日、2020年1月1日~2020年12月31日、2021年1月1日~2021年10月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
【集計1サマリ】
10月1日の全国一斉解除で売上がコロナ前の77%まで回復
- 10月は、10月1日に全国で一斉に緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が解除されたことにより、売上はコロナ前の2019年比で77%、コロナ後の2020年比で87%まで回復し、それぞれ前月から30ポイントの上振れとなった。
- コロナ前・コロナ後でいずれも売上の回復率が客数の回復率を上回っており、緊急事態宣言下の8・9月と逆転している。これは、営業時間短縮の解除やアルコールの提供開始によって、店舗での滞在時間が伸び、注文数が増加した結果、客単価が上昇したことが要因と考えられる。
【集計2概要】
集計内容:全国 売上週次推移 2019年比/2020年比
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間: 2019年6月17日~2019年10月27日、2020年6月15日~2020年10月25日、2021年6月21日~2021年10月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
【集計2サマリ】
全国一斉解除で一気に回復、首都圏・大阪府の営業時間短縮で再浮上
- 10月1日の全国一斉解除で、10/4週は一気にコロナ前の78%まで戻している。前週と比較すると、22ポイントの増加となっており、消費者がいかに外食を待ち望んでいたかが窺える。
- 全国解除の翌週の10/11週と10/18週の2週連続で売上が一時的にへこんでいるが、これは一部エリアでは全国一斉解除の後も営業時間短縮を継続していたことが要因と考えられる。10月25日に首都圏と大阪府の営業時間短縮が解除されたことで、10/25週に売上が再上昇している。
- エリア別で見ると、どのエリアも同様に9月上旬から上昇傾向である。全国一斉解除の直後に、売上が飛び抜けて上がっているのは関東地方と中部地方で、コロナ前の86%となっている。逆に、北海道地方は9月上旬からずっと全国平均を割る推移となっている。北海道地方は、第四波の5月・6月の時も他エリアに比べて回復が緩やかになっていた。
【集計3概要】
集計内容:業態別 売上月次推移 2019年比/2020年比
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の4業種・25ジャンルに分類される店舗
・「食事系」:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
・「軽食」:カフェ・喫茶、ハンバーガー
・「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、バー、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本料理、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理
・「居酒屋」:和風居酒屋、洋風居酒屋
集計期間:2019年1月1日~2019年12月31日、2020年1月1日~2020年12月31日、2021年1月1日~2021年10月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
【集計3サマリ】
居酒屋がコロナ前の70%まで回復し、42ポイント上昇、久々の外食は焼肉とフランス料理に人気が集まる
- 業種別で見ると、アルコール提供再開で居酒屋がコロナ前の70%、それ以外の業種はコロナ前の80%台まで戻ってきた。前月からの伸び率で見ると、居酒屋は+42ポイントで平均を7ポイントも上回っており、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置でアルコールを伴う飲食を控えていた消費者が、いかに居酒屋の利用を我慢していたかが伝わってくる結果となった。
- ジャンル別の2019年比で見ると、10月は1位焼肉、2位フランス料理、3位そば・うどんの順位で、焼肉とフランス料理はなんと90%を超えている。両者はこれまでも回復期に伸びる傾向があり、今回もその通りとなった。宣言下で制限されていた、家族・友人たちとの楽しい食事や、特別な人との大切なひと時、を取り戻したかった消費者が多いのかもしれない。また、アルコールの提供が再開したことで、居酒屋と同様バーも前月から大きく伸ばし、前月差+49ポイントでコロナ前の7割まで回復している。
■ポスタス株式会社および「POS+」について < https://www.postas.co.jp/ >
ポスタス株式会社は、2013年5月のサービス提供から、有償POSレジで国内トップクラスのシェアを誇るまで成長したクラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」の事業を、パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社より承継する形で、2019年12月2日に設立いたしました。
「POS+」は、店舗の売上向上や店舗運営担当者の業務負担軽減による生産性向上を実現し、また従業員にとって利便性の高い機能を搭載する店舗向けソリューションです。飲食店向け「POS+ food」や小売業向け「POS+ retail」、理美容向け「POS+ beauty」のクラウド型モバイルPOSレジをはじめ、顧客の属性に合わせたマーケティング活動を可能にするデジタル会員証「POS+ connect」や、従業員の勤怠管理「POS+ time recorder」などきめ細やかな機能を搭載し、効率的な店舗運営を支援いたします。
■「PERSOL(パーソル)」について < https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。
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