2021年10月度 高額保険金お支払い事例「猫の糖尿病に約40万円」:ペット保険「PS保険」調べ
ペット保険の「PS保険」を提供する少額短期保険会社のペットメディカルサポート株式会社(本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長:米満 明仁、以下『ペットメディカルサポート』)は、当社ペット保険「PS保険」が、2021年10月にお支払いしました高額保険金事例についてお知らせします。
また、その中から「猫の糖尿病」の診療について、「電話どうぶつ病院Anicli24」の院長、三宅亜希先生にご解説いただきました。
また、その中から「猫の糖尿病」の診療について、「電話どうぶつ病院Anicli24」の院長、三宅亜希先生にご解説いただきました。
■2021年10月度 月間高額保険金お支払い事例
2021年10月度の高額保険金お支払い事例をご紹介します。
歯周病、腎盂腎炎の事例
糖尿病とは、どんな病気なのか
人間同様、猫の糖尿病も、細胞内の糖が枯渇して代謝異常を起こす疾患です。インスリン(血液から細胞内に糖を取り込む働きをするホルモン)が不足したり、正常に働かなかったりするのが原因と考えられます。
糖尿病の症状として、多飲多尿(水をたくさん飲んで尿をたくさん排泄する)、たくさん食べるのに瘦せるなどが現れます。
病態が進行すると、元気消失、食欲不振、脱水、昏睡(こんすい)などが起こります。
糖尿病はどの種類の猫でも発症し、中年以降の場合が一般的です。肥満や栄養が偏った食事をとっている猫は発症リスクが高まります。また、既往の疾患、治療による薬剤使用などが糖尿病を誘発する場合もあります。
猫の糖尿病について詳しく
https://pshoken.co.jp/note_cat/disease_cat/case035.html
事例の猫の糖尿病の通院日数、入院日数、手術回数について
検査
・問診、視診
飼い主さんに症状が始まった時期、既往歴の有無、薬の投与歴などの問診を行います。
・触診
皮膚を触診し、脱水の有無を確認します。
・血液検査
採血をして、血液中の糖の量(血糖値)を測定します。また、血糖値が継続的に高い状態であったかを判断できる項目(糖化されたたんぱく)があり、これを測定する場合もあります。
・尿検査
採尿をして、尿の色、濃さ、たんぱくや糖の有無、ケトン体の有無、細菌や結晶成分があるかなどを確認します。
血中にケトン体がたくさん存在すると血液が酸性に傾き、強い脱水が起こります。この状態を糖尿病性ケトアシドーシスといいます。
治療法
通院での治療で問題ないケースもありますが、症状がすでに出ている猫は、そのまま入院管理により血糖値のコントロールを行います。特に、糖尿病性ケトアシドーシスの場合は、救急管理となります。
治療は、毎日のインスリン投与と食事管理です。食事は、高たんぱくのものが推奨されます。糖尿病用の療法食もありますが、食べてくれない場合は、毎日きちんと同じ量を食べてくれる総合栄養食を優先させましょう。
予後
予後は、尿中に糖が出ない程度に血糖値をコントロールするために、定期的に血糖値を測定しながら、食事量やインスリン量を決定していきます。
まとめ
猫の糖尿病は入院治療が必要になる場合が多く、血糖値が安定し退院できた後もご家庭でインスリン注射が欠かせません。また、食事量によってインスリン量を変更する必要があるため、動物病院の先生との連携が重要になります。
【会社概要】
商号 : ペットメディカルサポート株式会社
代表者 : 代表取締役社長 米満 明仁
所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス2階
営業開始日: 2008年5月2日
事業内容 : 少額短期保険業(登録番号 関東財務局長(少額短期保険)第24号)
資本金 : 3億3,275万円(2021年3月時点)
URL : https://pshoken.co.jp/
2021年10月度の高額保険金お支払い事例をご紹介します。
事例 | 種類 | 病気・ケガの種類 | お支払い金額 |
1 | 犬 | 僧帽弁閉鎖不全症 | 約75万円 |
2 | 猫 | リンパ腫 | 約55万円 |
3 | 猫 | 糖尿病 リンパ腺炎ほか |
約40万円 |
4 | 犬 | リンパ腫 | 約40万円 |
5 | 犬 | 胆嚢破裂 腎機能障害 |
約40万円 |
※お支払い金額は1回の請求ベースで掲載しています。
※個別の契約に関してはお答えいたしかねます。個人が特定できない範囲で情報を掲載しています。
※2021年10月1日~2021年10月31日に保険金支払手続きを行った事案について掲載しています。
一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。
■平均的な保険金お支払い事例
歯周病、腎盂腎炎の事例
事例 | 種類 | 病気・ケガの種類 | お支払い金額 |
1 | 犬 | 歯周病 腎盂腎炎 |
¥40,000 |
上記金額は、1,000円未満を切り捨てています。
■高額診療「猫の糖尿病」を獣医師が解説
糖尿病とは、どんな病気なのか
人間同様、猫の糖尿病も、細胞内の糖が枯渇して代謝異常を起こす疾患です。インスリン(血液から細胞内に糖を取り込む働きをするホルモン)が不足したり、正常に働かなかったりするのが原因と考えられます。
糖尿病の症状として、多飲多尿(水をたくさん飲んで尿をたくさん排泄する)、たくさん食べるのに瘦せるなどが現れます。
病態が進行すると、元気消失、食欲不振、脱水、昏睡(こんすい)などが起こります。
糖尿病はどの種類の猫でも発症し、中年以降の場合が一般的です。肥満や栄養が偏った食事をとっている猫は発症リスクが高まります。また、既往の疾患、治療による薬剤使用などが糖尿病を誘発する場合もあります。
猫の糖尿病について詳しく
https://pshoken.co.jp/note_cat/disease_cat/case035.html
事例の猫の糖尿病の通院日数、入院日数、手術回数について
種別 | 猫 |
傷病 | 糖尿病 |
通院日数 | 18日 |
入院日数 | 17日 |
手術回数 | 0回 |
※上記の数値は、PS保険加入者さまから請求されたものであり、ペットメディカルサポートが補償する範囲を示すものではありません。また、平均や水準を示すものでもありません。
猫の糖尿病の診療内容
検査
・問診、視診
飼い主さんに症状が始まった時期、既往歴の有無、薬の投与歴などの問診を行います。
・触診
皮膚を触診し、脱水の有無を確認します。
・血液検査
採血をして、血液中の糖の量(血糖値)を測定します。また、血糖値が継続的に高い状態であったかを判断できる項目(糖化されたたんぱく)があり、これを測定する場合もあります。
・尿検査
採尿をして、尿の色、濃さ、たんぱくや糖の有無、ケトン体の有無、細菌や結晶成分があるかなどを確認します。
血中にケトン体がたくさん存在すると血液が酸性に傾き、強い脱水が起こります。この状態を糖尿病性ケトアシドーシスといいます。
治療法
通院での治療で問題ないケースもありますが、症状がすでに出ている猫は、そのまま入院管理により血糖値のコントロールを行います。特に、糖尿病性ケトアシドーシスの場合は、救急管理となります。
治療は、毎日のインスリン投与と食事管理です。食事は、高たんぱくのものが推奨されます。糖尿病用の療法食もありますが、食べてくれない場合は、毎日きちんと同じ量を食べてくれる総合栄養食を優先させましょう。
予後
予後は、尿中に糖が出ない程度に血糖値をコントロールするために、定期的に血糖値を測定しながら、食事量やインスリン量を決定していきます。
まとめ
猫の糖尿病は入院治療が必要になる場合が多く、血糖値が安定し退院できた後もご家庭でインスリン注射が欠かせません。また、食事量によってインスリン量を変更する必要があるため、動物病院の先生との連携が重要になります。
【会社概要】
商号 : ペットメディカルサポート株式会社
代表者 : 代表取締役社長 米満 明仁
所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス2階
営業開始日: 2008年5月2日
事業内容 : 少額短期保険業(登録番号 関東財務局長(少額短期保険)第24号)
資本金 : 3億3,275万円(2021年3月時点)
URL : https://pshoken.co.jp/
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