Jicoo、国内初の予約・日程調整システム用MCPサーバーを公開
Claude Code・Codex CLI・Gemini CLIから自然言語で予約ページ作成・日程調整が可能に。ミーティングAI・予約ページ作成・Webhook APIも同時公開、全プランで利用可能

2026年5月15日 — ジクー株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:鈴木真一郎、以下「Jicoo」)は本日、国内初※となる予約・日程調整システム用 Model Context Protocol(MCP)サーバー「Jicoo MCPサーバー」を公開しました。Claude Code(Anthropic)、Codex CLI(OpenAI)、Gemini CLI(Google)などの主要MCPクライアントから、自然言語の指示だけで予約ページの作成・編集や日程調整の代行が可能になります。これにより、これまで管理画面での設定作業が必要だった予約ページ運用は、AIエージェントへの一言の依頼で完結する時代に入ります。あわせて、ミーティングAIの議事録・サマリ取得API、ならびに予約ページ作成API、Webhookエンドポイント管理APIの3種を新たに公開し、開発者が自社プロダクトやCRMにJicooの日程調整機能を直接組み込めるようにします。Jicoo MCPサーバーは、無料プランを含む全プランで利用可能です。

導入チーム数56,000、累計予約件数2,200,000件(2026年4月末時点/※2)の運用知見をベースに、提案文の作成からCRMへの転記までAI活用が広がるなかで「最後に残る手作業」となっていた日程調整・議事録運用を、AIに委ねられる業務領域へと移します。
2024年11月にAnthropic, PBCが発表したModel Context Protocol(MCP)は、AIエージェントが外部システムを安全に操作するための業界標準として急速に普及し、Claude Code、Codex、Gemini CLI、Cursorなど主要なクライアントが相次いで対応しました。IT部門に頼らずAI活用を進めてきたビジネスパーソンが、自分の業務にあわせてAIをカスタマイズできる環境が整いつつあります。Jicoo MCPサーバーは、その入口となる「会議に関わる業務」をAIに任せるための共通インターフェースとして提供します。
サービス提供の背景
AIエージェントが業務に組み込まれる流れが加速する一方、日程調整の領域では「予約ページを管理画面でゼロから組み立てる」「メンバーの空き時間を確認してメールで打診する」「議事録を見て次回ミーティングの長さを判断する」といったGUI操作や人手作業が依然として残っています。GUIに依存した日程調整はAIエージェントから操作しづらく、AI時代のオペレーションを律速する要因のひとつとなっていました。
Jicooは、予約ページの作成・運用、複数カレンダー横断、ミーティングAIをワンストップで提供する予約システムとして、これらの作業をAIエージェントから直接呼び出せる必要があると考え、2026年5月15日、国内で初めて「予約システム用MCPサーバー」を公開しました。あわせて公開APIの拡張も行い、AI時代における予約・日程調整の標準インターフェイスを目指します。
Jicoo MCPサーバーの3つの特長
特長1:日程調整・予約操作をAIに任せられる
AIエージェントに「営業デモ用の30分予約ページを作って。平日10〜18時、AさんとBさんをホストにして」と依頼するだけで、思い通りの予約ページを生成・調整できます。これまでGUIで組み立てていた「ページ単位の細かな設定」「複数メンバーの調整」を、対話だけで完結できます。「1on1用の予約ページを部署別に5種類作って」といった一括作成にも対応します。
特長2:空き時間の「判断」までAIに委ねられる
自分・チーム・相手のカレンダーを横断し、タイムゾーン・バッファ時間・移動時間・優先度まで加味した最適候補をAIが推薦します。「来週の午後で3人の空きがある時間を、私の移動時間も考慮して3つ出して」といった曖昧な指示にも応答できます。
特長3:MCP+公開APIで、開発者が自社予約システムを低コストで実装・テスト
開発者は、MCPサーバーを通じてJicoo APIを組み込んだ自社の予約システムを、低コストで実装・テストできます。AIエージェント(Claude Code・Codex CLI・Gemini CLIなど)がMCPサーバー経由でJicoo APIの呼び出しをその場で試せるため、エンドポイント仕様の確認、サンプルコード生成、テストデータの投入、予約ページの仮組みといった工程を自然言語で完結できます。
MCPサーバー公開と同時に、以下の公開API拡張も実施しました:
ミーティングAI関連APIの追加:Jicooで開催されたミーティングの議事録・サマリ・ハイライトをAPI経由で取得可能に
予約ページ作成APIの追加:管理画面に頼らず、APIから予約ページを動的に作成・編集可能に
Webhookエンドポイント管理APIの追加:予約確定・ミーティング終了・議事録生成などのイベント通知先URLを、APIから動的に追加・取得・更新・削除可能に。
これにより、自社のCRM・ATS・社内ポータルなどに予約・日程調整機能を組み込む際の開発工数を圧縮し、PoC(概念実証)から本番運用までのリードタイムを短縮します。
Google Calendar MCPとの違い
GoogleもGoogle Calendar向けの公式MCPサーバーを公開していますが、Jicoo MCPサーバーはこれと補完関係にあり、得意領域が異なります。Google Calendar MCPが「自分のカレンダーを操作するエージェント」であるのに対し、Jicoo MCPサーバーは「複数の人・複数のカレンダー・複数のミーティングをまたぐ、日程調整プラットフォームのエージェント」として機能します。

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観点 |
Google Calendar MCP |
Jicoo MCPサーバー |
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主目的 |
個人/共有Googleカレンダーの予定操作と自然言語による予定編集 |
社外を含む複数人の「日程調整プロセス」全体(予約ページ・候補打診・確定・議事録活用)の自動化 |
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予約ページの種別・調整ロジック |
予約スケジュール(Appointment Schedules)と共同主催者機能による予約受付 |
ラウンドロビン(複数ホストへの自動振分け)やセミナー(同一枠に複数ゲスト予約)など、複雑な予約ロジックの設定が可能 |
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マルチカレンダー横断 |
Googleカレンダー(複数アカウント/複数カレンダー) |
Google/Microsoft/iCloudなどを横断 |
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ミーティングデータ活用 |
カレンダー上のイベント情報 |
議事録・文字起こし・ミーティングスコアなどを構造化APIで直接参照可能 |
※両者は競合ではなく補完関係にあり、Google Calendar MCPと併用することも可能です。
想定される活用シーン
シーン1:エンジニアが自社サービス・社内システムにJicooを組み込む
CRM・ATS・社内ポータル・自社プロダクトに「Jicooで予約」「Jicooで日程調整」を組み込みたい開発者が、MCPサーバーと拡張APIをセットで活用できます。
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AIエージェント(Claude Code・Codex CLI・Gemini CLIなど)にJicoo MCPサーバーを接続し、エンドポイント仕様を自然言語で確認しながら、Jicoo APIを呼び出す実装コードを生成
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予約ページ作成APIをCRMの商談作成イベントにフックし、商談ごとの予約ページを自動発行
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ミーティングAI議事録APIをBI/スプレッドシートと連携させ、商談パフォーマンスの週次可視化を実装
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Webhookエンドポイント管理APIで、予約確定や議事録生成イベントの通知先を、テスト環境/本番/顧客テナントごとに動的に切り替え
シーン2:営業マネージャーがハイパフォーマーの商談知見をチームに横展開し、成約率を引き上げる
ミーティングAI議事録・サマリAPIをMCPサーバー経由でAIエージェントから呼び出すことで、これまで個別レビューや手作業の集計に時間を取られていた商談分析を、自然言語の依頼だけで完結できます。
「先月のメンバー全員の商談を要約して、受注/失注の決定要因を3つに整理して」
「トップ営業3名の商談議事録から、共通する初回ヒアリングの切り口とクロージング話法を抽出してエクセルにまとめて」
「ハイパフォーマーの提案の流れを5つの観点で言語化し、全メンバー向けの商談テンプレートとして整形して」
属人化していたハイパフォーマーの暗黙知をチーム共通の「型」としてインストールでき、メンバー間のスキル差を埋めながら商談成約率の底上げにつなげられます。
シーン3:話しかけるだけで、思った通りの予約ページを自由につくる
これまで管理画面で「ページ種別の選択 → メンバー設定 → 質問項目編集」と段階を踏んでいた予約ページの組み立てが、AIエージェントへの一言の依頼で完結します。
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「営業デモ用の30分予約ページを作って。平日10〜18時、AさんとBさんのラウンドロビンで、確定時にSlackに通知して」
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「四半期レビュー用の予約ページを部署別に5種類、それぞれの責任者をホストにして作って」
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「採用面接用の予約ページを、一次/二次/最終で別々に。一次は人事の任意メンバー、二次は所属部署の責任者を必須、最終はCEOで」
部署や用途ごとに細かい違いがある予約ページを、非エンジニアの担当者がコピペや手作業に頼らず量産・運用できるようになります。
料金・利用条件・セキュリティ
料金:Jicoo MCPサーバーの利用は無料
必要なもの:Jicooアカウント、MCP対応のAIクライアント(Claude Code、Codex、Gemini CLI、Cursor 等)
ご利用条件:日程調整・予約機能はJicoo各プランの提供範囲に準拠。
認証・セキュリティ:OAuth 2.0/権限スコープ/監査ログ/ISO/IEC 27001:2022 認証取得/CASA Tier 2 準拠
AI学習への不使用:MCP経由でやり取りされるお客さまのデータを、当社の汎用AIモデルや他社向けモデルの学習に使用しません
ドキュメント:https://developer.jicoo.com/doc-2092785
今後の展開
Jicooは今後、Jicoo MCPサーバーで提供する機能の拡張と並行して、Public APIのさらなる拡充を段階的に進めてまいります。すでに提供しているAPIに加え、ご要望の高い領域から対象範囲を順次広げることで、AIエージェントだけでなく、自社システムや業務ツール、ノーコードツールからもJicooを直接呼び出せる範囲を広げていきます。
日程調整・ミーティング運用を起点とした業務プロセスを、お客さまそれぞれの環境にあわせて柔軟に組み立てられる基盤として整えていきます。
Jicooについて
日程調整ツール、予約システム、ミーティング分析、サービス(知識・スキル・経験)・決済までワンストップで実現するミーティングプラットフォームです。
サービスURL:https://www.jicoo.com
料金:月額1,200円〜/ユーザー(Teamプラン、税抜)
無料トライアル:14日間(Teamプラン相当)
対応カレンダー:Google / Outlook / Apple
対応連携:Salesforce / HubSpot / Zoom / Google Meet / Google Sheets / Teams / Slack / Stripe / LINE / Notion
受賞歴:2023年度グッドデザイン賞
ジクー株式会社(Jicoo, Inc.)について
会社名:Jicoo, Inc.(ジクー株式会社)
所在地:東京都台東区浅草橋5丁目2-3鈴和ビル2F
代表者:代表取締役社長 鈴木真一郎
設立日:2020年4月
事業内容:予約プラットフォーム「Jicoo」の運営
※ 国内初:2026年5月15日時点、日本国内の予約・日程調整SaaS事業者が提供する Model Context Protocol(MCP)準拠サーバーとして、当社調べ。
※2 数値出典:当社サービス内データ(2026年4月末時点/導入チーム数56,000、累計予約件数2,200,000件)。
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