【調査レポート】グッドラーニング!受講前後の理解度テストで平均正答率が20.9ポイント向上バス初任運転者教育における受講前後テストの比較結果を公開

株式会社キャブステーション

株式会社キャブステーション(本社:東京都新宿区、代表取締役:大川洋司)が運営する安全教育システム「グッドラーニング!」は、バス初任運転者教育における受講前後の理解度テスト結果を分析し、学習内容の理解度に関する変化を確認しました。

本調査では、2025年7月から2026年4月までに「グッドラーニング! バス初任運転者教育」を受講した821名のうち、無作為に抽出した120名分の受講ログおよび試験結果を対象としています。

その結果、全50問の平均正答率は、受講前の67.1%から受講後の88.0%となり、20.9ポイントの向上が確認されました。

なお、本調査は受講前後で同一の50問を用いた理解度テストの比較であり、講座内容の理解度や知識確認に関する結果を示すものです。実際の運転行動の変化や事故削減効果を直接示すものではありません。

なぜ今、安全教育の「見える化」が必要なのか

バス業界における初任運転者教育では、法令により一定時間以上の座学研修が求められています。

一方で、教育を実施した事実は残っていても、受講者が何を理解し、どの分野に課題があるのかまでは十分に把握しきれないケースもあります。

特に近年は、労働時間管理の厳格化や人手不足の影響により、教育に使える時間や人員には限りがあります。そのため、安全教育には、単に受講時間を確保するだけでなく、受講者の理解度を確認し、教育内容の改善につなげる視点が求められています。

グッドラーニング!では、受講前後のテストを活用し、受講者の理解度の変化を可視化する仕組みを導入しています。これにより、事業者は教育実施の記録だけでなく、受講者がどの分野を理解し、どの分野に課題が残りやすいのかを把握しやすくなります。

調査の手法:受講前後テストによる理解度の確認

本調査では、受講前後で同一の50問を実施し、受講前後の平均正答率を比較しました。

受講者は、次の流れで学習を進めます。

1.受講前テスト

受講前に、全50問のテストに回答します。

これにより、自分が理解している内容と、理解が不十分な内容を確認します。

2.自己確認と課題把握

採点結果を確認し、正答・誤答を通じて、自分の知識の不足や勘違いに気づく機会をつくります。

3.eラーニング研修の受講

国土交通省の指導指針に基づく内容に加え、現場で必要となる知識や判断のポイントを動画講座で学習します。

4.受講後テスト

受講後に、受講前と同じ50問のテストに再度回答します。

これにより、講座受講後に理解度がどのように変化したかを確認します。

■調査結果:全体平均で20.9ポイントの向上

分析対象となった120名の全50問平均正答率は、以下の通りです。

受講前平均正答率:67.1%

受講後平均正答率:88.0%

改善幅:20.9ポイント

受講前は、全体平均が60%台にとどまっていましたが、受講後には80%台後半まで上昇しました。

この結果から、少なくとも本調査対象においては、講座受講後に理解度テストの正答率が向上したことが確認されました。

分野別の平均正答率

本調査では、全50問を以下の5つの分野に分類し、分野別に受講前後の平均正答率を比較しました。 

分析カテゴリー

【受講前】

平均正答率

【受講後】

平均正答率

改善幅 (pts)

1.プロドライバーの自覚と法令遵守

65.5%

84.3%

+18.8

2.安全運転の理論と危険予測

67.4%

88.7%

+21.3

3.車両の構造特性と先進技術

64.7%

91.0%

+26.3

4.健康管理と事故の現状分析

69.3%

86.4%

+17.1

5.旅客対応・接遇と危機管理

68.7%

90.6%

+21.9

5分野すべてにおいて、受講後の平均正答率は受講前を上回りました。

特に「車両の構造特性と先進技術」では、26.3ポイントの向上が確認され、受講前に理解が不足しやすい分野であっても、学習後に正答率が高まる傾向が見られました

 

 

■設問別に見えた理解度の変化 

今回の調査では、分野別の傾向に加え、個別設問ごとの正答率の変化も確認しました。
ここでは、受講前後で特に大きな変化が見られた設問を紹介します。

※設問詳細・正答率一覧

1 法令知識に関する理解

駐停車禁止場所の範囲、優先道路の標識認識、乗務途中点呼の実施条件など、法令遵守に関する設問では、受講前の正答率が5割から6割程度にとどまるものがありました。


Q13 駐停車禁止場所の範囲
受講前:57.5%
受講後:85.0%
改善幅:27.5ポイント

Q46 優先道路の標識認識
受講前:61.7%
受講後:90.0%
改善幅:28.3ポイント

Q49 乗務途中点呼の実施条件
受講前:51.7%
受講後:82.5%
改善幅:30.8ポイント

これらの結果から、日常業務に関わる基本的な法令知識であっても、理解が曖昧になりやすい項目があることが分かります。
受講後には正答率が上昇しており、講座を通じて知識を確認し直す機会になったと考えられます。

2 安全運転の理論に関する理解

カーブ走行時の視覚的な錯覚に関する設問では、受講前の正答率が26.7%でした。

この設問は、左カーブでは自車線側が、右カーブでは対向車線側が実際よりも広く見えるという現象に関するものです。

Q16 曲方指向に関する設問

受講前:26.7%

受講後:80.8%

改善幅:54.1ポイント

受講前は正答率が低く、運転経験があっても、視覚の錯覚や運転時の認知特性については十分に理解されていない可能性が見られました。

受講後には正答率が大きく向上しており、危険場面を理解するための理論的な知識を確認する機会となったと考えられます。

3 先進安全装置に関する理解

先進安全装置に関する設問では、受講前の正答率が低い項目が見られました。

ACC、追従走行機能や追突防止機能などは、運転者を支援する装置ですが、作動条件や限界を理解していなければ、過信につながるおそれがあります。

Q25 ACCに関する設問

受講前:39.2%

受講後:83.3%

改善幅:44.1ポイント

Q42 追突防止機能に関する設問

受講前:27.5%

受講後:80.8%

改善幅:53.3ポイント

受講後には正答率が上昇し、先進安全装置を「自動で安全を保証するもの」ではなく、「一定条件下で運転者を支援する補助装置」として理解することにつながったと考えられます。

4 救急救命に関する理解

旅客対応・危機管理の分野では、胸骨圧迫の具体的な方法に関する設問で大きな変化が見られました。

Q33 胸骨圧迫の手法に関する設問

受講前:39.2%

受講後:88.3%

改善幅:49.2ポイント

有事の際には、知識が曖昧なままでは行動に移しにくくなります。

今回の結果では、胸骨圧迫の深さなど、具体的な数値を伴う知識について、受講後に正答率が大きく向上しました。

■グッドラーニング!が提供する価値

今回の調査結果から、グッドラーニング!は、単に動画を視聴するだけでなく、受講前後のテストを通じて、受講者の理解度を確認しやすい仕組みであることが分かりました。

グッドラーニング!の主な特徴は、次の3点です。

  1. 受講前テストによる課題の把握

    受講前にテストを行うことで、受講者自身が自分の理解度や知識の不足に気づくきっかけをつくります。これにより、講座を受ける目的が明確になり、学習内容を自分に関係のあるものとして捉えやすくなります。

  2. 理論と実務の接続

    国土交通省の指導指針に基づく内容を、実際の運転業務や現場で起こり得る場面と結びつけて学習できるよう構成しています。法令、車両特性、健康管理、危機管理などを体系的に学ぶことで、運転者が安全を考えるための知識の土台づくりを支援します。

  3. 受講記録・理解度確認の証跡化

     受講履歴やテスト結果を記録として残すことで、事業者は教育の実施状況や受講者の理解度を確認しやすくなります。また、行政監査時にも、教育を実施したことや理解度確認を行ったことを示す資料として活用できます。

■まとめ

今回の分析では、バス初任運転者教育の受講前後で、理解度テストの平均正答率が67.1%から88.0%へ向上し、20.9ポイントの改善が確認されました。

また、5つの分野すべてで受講後の正答率が上昇し、特に車両特性、先進安全装置、救急救命、視覚の錯覚に関する設問で大きな変化が見られました。

安全教育では、受講した事実だけでなく、受講者が何を理解し、どの分野に課題が残っているのかを把握することが重要です。

グッドラーニング!は、受講前後のテストとeラーニングを組み合わせることで、運転者教育の実施状況と理解度を可視化し、事業者の継続的な安全教育を支援してまいります。

※本リリースに含まれるデータは、2025年7月から2026年4月までの「グッドラーニング! バス初任運転者教育」受講者821名から、サンプルとして無作為に抽出した120名分の受講ログおよび試験結果に基づき算出されたものです。

※本調査は受講前後の理解度テストの比較であり、実際の運転行動の変化や事故削減効果を直接示すものではありません。

◆全設問と正答率データの閲覧

◆グッドラーニング!公式ホームページ

https://promote.good-learning.jp/

●グッドラーニング!バス初任運転者教育プロモーション動画

https://youtu.be/8ZAkH1Rtd4U?si=i5wHWIWWCtdJOHAx

【本件に関するお問い合わせ】

株式会社キャブステーション グッドラーニング!事務局

住所:東京都新宿区北新宿2-21-1新宿フロントタワー4F

電話:050-1791-5629

URL:https://www.cab-station.com/

担当:鈴木

Email:icts01@cab-station.com

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会社概要

株式会社キャブステーション

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業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区北新宿2丁目21−1 新宿フロントタワー 4F
電話番号
03-6304-0101
代表者名
大川 洋司
上場
未上場
資本金
4244万円
設立
1984年07月