愛知県立旭丘高等学校 天文部 Space Balloon Project「スペースバルーンを成層圏へ飛ばし、 着実に一歩ずつ宇宙へと近づいていく」【YOUTH TIME JAPAN 2026年9月号】

YOUTH TIME JAPAN 2026年9月号を9月4日に発行

株式会社シップ

株式会社シップ(東京都港区)は、全国の高校のみに配布するフリーペーパー『YOUTH TIME JAPAN 2026年9月号』を9月4日に発行しました。

今回の全国高校生NEWSは、自作の観測機や通信機などを搭載した、高高度気球・スペースバルーンの打ち上げを目指す、愛知県立旭丘高等学校 天文部「Space Balloon Project」。世界で一番宇宙に近い高校になるために挑戦しつづける高校生たちを紹介します。

(C)YOUTH TIME JAPAN project

スペースバルーンを成層圏へ飛ばし、
着実に一歩ずつ宇宙へと近づいていく

「世界で一番宇宙に近い高校」を目指し、さまざまな活動をしている、愛知県立旭丘高等学校 天文部。主な活動としては、歴代の先輩たちから受け継がれているプラネタリウム投影機とプラネタリウムドームの改良、文化祭などでのプラネタリウムの一般公開など。それに加えて現在力を入れているのが、生徒たちが自作した観測機や通信機などを搭載した高高度気球・スペースバルーンを打ち上げて、高度30,000メートルの成層圏を目指す「Space Balloon Project」です。

「Space Balloon Project」は、2023年10月に発足された今年で3年目となるプロジェクト。新型コロナウイルスの流行で、それまで継承されてきた天文部の観測技術が途絶えてしまい、新たに部一丸となって取り組めるものとして、スペースバルーンの打ち上げに取り組むことになりました。初年度は「スペースバルーンを成層圏まで打ち上げて、データを回収する」、2年目は「成層圏から星空を撮影する」を目標に掲げ、見事に達成。そして3年目となる今年の目標は「成層圏からライブ映像を配信する」こと。昨年度までは、成層圏にて取得した観測データは機体内部に保存させ、成層圏でバルーンが破裂した後、パラシュートで機体を減速し海に着水。その後、海から回収してデータの確認をしていました。しかしこの方法では、海に着水させた際に内部へ海水が侵入しデータが失われるリスクがあります。そのため今年度は、これまでの技術に加え、通信に力を入れ成層圏からの様子をリアルタイムで観測することを目標に掲げました。

現在の課題は、機体の重さ。スペースバルーンは打ち上げる際、観測機や通信機などを入れた箱やパラシュートなどを搭載。それらを含めた全ての重量を6㎏以内に収めなければなりません。さらに今年はその箱に、地上に電波を送るためのアンテナを取り付けなければならず、重量がかなりオーバーしてしまうそう。そのため箱の形を変えたり、機体の揺れを軽減させる装置の軽量化などに取り組んでいます。

今年のスペースバルーンの打ち上げ目標時期は、10月。それまでに、打ち上げ時刻や打ち上げに必要なヘリウムガスの量、予想落下地点などをシミュレーションします。しかし、シミュレーター上で打ち上げ可能でも、当日の風や海の状態、天候などによって打ち上げが延期になることも多いそうです。「機体や通信機器などが完成すれば、そこから先は運。スペースバルーンを早めに完成させて、無事に打ち上げられるように気象条件が揃う日が来ることを願っている」と部長の石橋鷹義くん(2年)は意気込みを語りました。

「Space Balloon Project」の最終目標は、人工衛星を打ち上げることです。成層圏よりもはるか上の景色を目指し、着実に一歩ずつ宇宙へと近づいていきます。

▲スペースバルーンの下部に取り付ける箱の中には、観測機や通信機などの精密機器がびっしり! 箱の周りには断熱材を貼り、上昇中の温度変化にも耐えられるように工夫を凝らしています。
▲バルーンにヘリウムガスを入れる練習の様子。ヘリウムガスを入れる量を間違えると、バルーンの上昇スピードに影響が出て、事前に予測していた場所にパラシュートが落ちなくなるため、大事な練習の一つです。
▲昨年度のスペースバルーン打ち上げの様子。フライト時間は打ち上げから落下まで約2時間。地上で直径4mのバルーンは、上昇による気圧の低下で膨らみ、破裂する際には直径14mまでになるそう。

YTJP webではさまざまな学校の活動を紹介しています。

https://www.ytjp.jp/category/koukousei-news/

■YOUTH TIME JAPAN 2026年9月号 コンテンツ

【Cover Story】

・ASH DA HERO

【Spotlight】

・鹿児島県立南大隅高等学校 自転車競技部

【全国高校生NEWS】

・愛知県立旭丘高等学校 天文部「Space Balloon Project」
【放課後ログ】

・福島成蹊高等学校の学生の“対話型AIツール”の活用法

【Worker's file】

・翻訳家 代田亜香子

【17歳の羅針盤】
“総務”と企業の印象を左右する“オフィス清掃”を担うDC株式会社

【YTJP海外ナビ ~留学編~】

・フィンランド共和国

【高校生調査】

・『ONE PIECE』で最も好きなキャラクター

・移住したい海外の国

【プレゼントクイズに挑戦!】

・クイズを解いて映画GIFT (2,000円分)をゲット

発行形態:フリーペーパー

ページ:16ページ

配布対象:YTJPに参加している全国の高等学校

配布校数:約2,000校

発行:株式会社シップ

■YOUTH TIME JAPAN projectについて

YOUTH TIME JAPAN project(YTJP)は、全国の高校の放送部・生徒会を中心としたネットワークです。1998年の発足以来、「メディア教育」「キャリア教育」の支援・応援を理念に、未来を担う高校生を対象としたさまざまなプログラムを展開しています。

「YTJP web」では、全国の高校生1,000人以上を対象としたアンケート結果を発表する「高校生調査」をはじめ、高校生の活動を紹介する「全国高校生NEWS」など、高校生に関するさまざまな情報を発信しています。

【主な事業内容】

■フリーペーパー『YOUTH TIME JAPAN』の編集・発行

全国の高校約2,000校に配布する高校生向けフリーペーパー。エンタメや商品・サービス情報のほか、著名人へのインタビュー、高校生による部活動・委員会活動レポートなどを掲載しています。

※YTJP参加校への配布のみで、一般流通には対応しておりません。

■校内放送活動支援

アーティスト楽曲や映画、サービス、キャンペーン情報などを収録した校内放送向け音源を提供し、昼休みを中心とした校内放送活動を支援しています。

■学内サンプリングプロモーション

食品・飲料・文具・日用品などの商品やノベルティの学内サンプリングを実施しています。

■YTJP webでのニュース配信

部活動・委員会活動・課外活動・高校生イベントに関するレポートや、高校生調査の結果など、高校生に特化したニュースを日々発信しています。

YTJP web:https://www.ytjp.jp/

YTJP X:https://x.com/YTJP_web

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会社概要

株式会社シップ

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URL
https://ship.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区南青山6-12-1 TTS南青山ビル3F
電話番号
03-5466-2783
代表者名
山口智雄
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1989年05月