インドメタシンの新たな結晶多形を発見

~リガク参画の共同研究成果が学術誌Crystal Growth & Design に掲載~

リガク・ホールディングス株式会社

リガク・ホールディングスのグループ会社で、X 線分析装置の世界的ソリューションパートナーである株式会社リガク(本社:東京都昭島市 代表取締役社長:川上 潤、以下「リガク」)は塩野義製薬株式会社、日本電子株式会社、明治薬科大学と共同で進めてきた研究成果が、結晶学分野の世界的学術誌「Crystal Growth & Design」に掲載されたことをお知らせします。

▲「Crystal Growth & Design」2026 年6 月号の表紙(本研究が採用)

本研究では、鎮痛・抗炎症薬として広く使用されている「インドメタシン」において、新たな結晶多形(κ-form)を発見し、その構造解析および特性評価を実施しました。インドメタシンは長年研究されてきた医薬品であるものの、新たな結晶多形の発見は極めて稀であり、本成果は結晶学および医薬品研究の両面で重要な意義を持つ成果です。

結晶多形とは、同一成分の物質であっても結晶構造の違いにより、溶解性や安定性などの性質が異なる状態を指します。結晶多形の違いは、薬の品質や製造のしやすさに影響を与えるため、医薬品開発において重要な研究テーマの一つです。今回発見した新たな結晶多形は、こうした医薬品研究の理解をさらに深める成果と期待されます。

本研究では、リガクと日本電子が共同開発した電子回折統合プラットフォーム「XtaLAB Synergy-ED」を用いたMicroED 法により構造解析を実施しました。今回発見した結晶多形は、結晶サイズが1 マイクロメートル以下と極めて小さく、従来のX 線回折では構造解析が困難でしたが、本装置によりその構造解析に成功しました。

さらに、結晶中の分子の配列を調べることで、本結晶多形の安定化に寄与する分子間の相互作用を解明しました。本成果は、MicroED を活用した新たな結晶多形探索の有効性を示すものであり、医薬品の品質向上や開発効率化への応用が期待されます。

【論文タイトル】

“Discovery of a New Polymorph, κ-form of Indomethacin”

【掲載誌】

Crystal Growth & Design

【DOI】

https://doi.org/10.1021/acs.cgd.5c01534

【共同研究先】

塩野義製薬株式会社

https://www.shionogi.com/jp/ja/

日本電子株式会社

https://www.jeol.co.jp/

明治薬科大学

https://www.my-pharm.ac.jp/

【リガクグループについて】

リガクグループは、X 線分析をコアに熱分析等も含む先端的な分析技術で社会をけん引する技術者集団です。

産業・研究用分析のソリューションパートナーとして1951 年の創業以来、136 の国と地域のお客様と共に成長を続けています。日本国内で極めて高いシェアを誇り、海外売上は約70%に達しています。応用分野は、半導体や電子材料、電池、環境・エネルギーからライフサイエンスまで日々拡大中です。世界で2,000 名超の従業員が「視るチカラで、世界を変える」イノベーションの実現に取り組んでいます。詳しくはrigaku-holdings.com をご覧ください。

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ビジネスカテゴリ
医薬・製薬
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会社概要

URL
https://japan.rigaku.com/ja
業種
製造業
本社所在地
東京都昭島市松原町 3-9-12
電話番号
-
代表者名
川上 潤
上場
東証プライム
資本金
-
設立
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