【20~30代の男性の不妊治療意識に関する調査】2022年4月から保険適用となった「不妊治療」一方で、約7割が不妊治療の「金額」に不安あり
〜株式会社メンタルヘルステクノロジーズ、20~30代男性の不妊治療に関する実態調査を実施〜
「あなたの会社をもっと健康に。」をスローガンに、クラウドサービスを活用して企業の健康経営をサポートする、株式会社メンタルヘルステクノロジーズ(所在地:東京都港区、代表取締役:刀禰真之介、https://mh-tec.co.jp/、以下メンタルヘルステクノロジーズ)は、現在配偶者が妊娠しておらず、将来子どもが欲しいと思う20~30代の既婚者男性106名を対象に、20~30代男性の「不妊治療」に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年4月19日〜同年4月19日
有効回答:現在配偶者が妊娠しておらず、将来子どもが欲しいと思う20~30代の既婚者男性106名
- 20~30代既婚男性の配偶者、31.1%が「不妊検査」の実施経験あり
・はい:31.1%
・いいえ:68.9%
- 20~30代既婚男性の約4人に1人が「不妊検査」の実施経験あり
・はい:24.5%
・いいえ:75.5%
- 20~30代既婚男性の配偶者、27.4%が「不妊治療」の実施経験あり
・はい:27.4%
・いいえ:72.6%
- 20~30代既婚男性の15.1%が、「不妊治療」の実施経験あり
・はい:15.1%
・いいえ:84.9%
- 20~30代既婚男性の45.3%が、自身の不妊の可能性を考えた経験あり
・はい:45.3%
・いいえ:54.7%
- 配偶者の42.5%が、自身の不妊の可能性を考えた経験あり
・はい:42.5%
・いいえ:57.5%
- 不妊治療へのイメージ、「高額な治療費がかかる」が64.2%で最多
・高額な治療費がかかる:64.2%
・ゴールが見えず、精神的な負担が大きい:47.2%
・痛みや肉体的な負担が大きい:26.4%
・妊活に取り組む良いきっかけになる:25.5%
・パートナーと話しづらい:25.5%
・ネガティブで後ろめたい気持ち:16.0%
・自分には関係ない:6.6%
・その他:4.7%
- 約7割が、不妊治療を行うとなった場合の金額への不安あり
・非常にある:32.2%
・ややある:37.7%
・あまりない:16.0%
・全くない:0.9%
・わからない/答えられない:13.2%
- 「妊活」のために、4割以上が意識的に取り組みを実施
・ある:40.6%
・ない:59.4%
- 「妊活」のために、意識的に取り組んでいること、「食生活の改善」(65.1%)や「ストレスの軽減」(55.8%)
・食生活の改善:65.1%
・ストレスを軽減させる:55.8%
・適度の運動を心がける:44.2%
・適切な睡眠時間の確保:44.2%
・不妊に繋がるサプリや薬を摂取しない:27.9%
・禁煙:16.3%
・その他:9.3%
- まとめ
まず、20~30代の既婚者男性に、「不妊検査」を実施した経験があるかと伺ったところ、配偶者は31.1%、自身は24.5%が経験ありと回答。続いて、「不妊治療」の実施経験については、配偶者は27.4%、自身は15.1%が経験ありとなりました。また、自身の不妊の可能性について、既婚者男性自身は45.3%、配偶者自身は42.5%が考えた経験があることが判明しました。
次に、不妊治療に対して思うことやイメージを伺ったところ、「高額な治療費がかかる」が64.2%と最多回答となり、次いで「ゴールが見えず、精神的な負担が大きい」が47.2%となりました。2022年4月から不妊治療が保険適用となるが、不妊治療を行うとなった場合、金額への不安があると約7割が回答しました「妊活」のために取り組んでいることを伺ったところ、「食生活の改善」が65.1%、「ストレスを軽減させる」が55.8%となりました。
今回の調査では、20~30代の既婚者男性の半数近くが自身の不妊の可能性を考えており、約4人に1人が不妊検査を行ったことがあることからも、不妊に関する不安の強さが窺えました。現時点で、「妊活」として「食生活」や「ストレス」に気を付けている方が多い一方、実際に不妊治療の経験がある方は少数に留まる結果となりました。その原因として不妊治療には高額な費用がかかるイメージが強く、2022年4月から不妊治療が保険適用されますが、多くの人において依然金額に不安が残っているのが実態のようです。現段階を見る限り、不妊治療が保険適用になったからと言って、利用者が持つ金額へのハードルが解消されることは難しいのではないでしょうか。
- メンタルヘルステクノロジーズ 会社概要
『ウェルビーイングのスタンダードを創る』をビジョンとし、クラウドの活用と企業における最適なメンタルヘルスケア体制の構築によって「心身の健康問題を考えることが身近になる世界」を実現することを目指す企業です。
厚生労働省が唱える4つのメンタルヘルスケアをもとに、企業の健康経営を促進するためのクラウドサービス「ELPIS(エルピス)シリーズ」を展開し、会社を通さずにメールで個人的な健康相談を専門医に相談可能な「ELPIS-ケアーズLite」などを提供しています。
- 会社概要
設立 :2011年3月8日
代表者 :代表取締役 刀禰真之介
所在地 :東京都港区赤坂3-16-11 東海赤坂ビル4階
資本金 :529,219千円(2022年4月30日現在)
URL :https://mh-tec.co.jp/
事業内容:メンタルヘルスソリューション事業、メディカルキャリア支援事業、デジタルマーケティング事業 ※子会社の事業を含む
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