7割の企業が「会社へのコロナの影響は2021年以降も続く」と回答、緊急事態宣言が解除されても前月より16%上昇する結果に 経営層による「DX推進」や「経営戦略見直し」の動きも増加傾向

〜141社162名回答 新型コロナに関するアンケート結果〜

株式会社エクサウィザーズ

 株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長:石山 洸、以下、エクサウィザーズ)は、同社が運営する「exaCommunity」(以下、エクサコミュニティ)のオンラインAIセミナー参加企業を対象にした新型コロナに関するアンケートを6月12日(金)に実施し、141社162名から回答を得ました。

 エクサウィザーズではこれまで、4月22日(水)と5月8日(木)にも新型コロナに関するアンケートを企業に実施。4月のアンケートでは、多くの企業が「新型コロナの会社への影響は1年以上続く」と回答したほか、業務のリモート化は進んでいる一方で「本格的なDX推進・AI活用は2割」にとどまることがわかりました(参考:https://exawizards.com/archives/9944)。
 また5月のアンケートでは、コロナ禍で約7割の企業が「売上高2〜4割減」、9割が「営業活動に遅れ」、3割強が「経営戦略の見直しに着手」と「積極投資を計画」をするも、DX推進ができている「DX先行派」企業はわずか3%にとどまるということが明らかになりました(参考:https://exawizards.com/archives/10248)。
 そして今回実施した6月のアンケートでは、7割の企業が「会社へのコロナの影響は2021年以降も続く」と回答。同設問の回答結果を5月のアンケート結果と比較すると、緊急事態宣言が解除されたなかでも影響長期化の回答が16%増加する結果となりました。一方で、経営層による「DX推進」や「経営戦略見直し」の動きも増加傾向にあり、長期化する影響に向けて各企業が事業変革の取り組みにも着手を進めていることがわかりました。


☑️ 7割の企業が「会社へのコロナの影響は2021年以降も続く」と回答、前月より16%上昇

 コロナの影響がいつ頃まで続くかについての回答で最も多かったのは「2021年6月まで」で29%、続いて「2021年12月まで」が26%、「2020年12月まで」が24%、「2022年12月まで」が9%、「2024年以降も続く」が6%、「2020年6月まで」と「影響なし」がそれぞれ2%、「2023年12月まで」が1%となりました。「2021年以降」と回答した割合は計72%(前月比16%増)にのぼり、影響の長期化を懸念する企業が増えていることがわかりました。

☑️ ​経営層による「DX推進」や「経営戦略見直し」の動きも増加傾向

 Afterコロナに向けて取り組んでいること(取り組もうと思っていること)について、経営層からの回答では「DXプロジェクト開始/推進」が42%(前月比16%増)、「経営戦略の見直し・シナリオプランニング」が63%(前月比3%増)となり、経営層が「DXプロジェクト」や「経営戦略見直し」の動きを加速していることがわかりました。 

☑️ 経営層は”内向きの変化”から”外に向けた変化”に目を向け始めている

 コロナの影響により会社で変化が起こる領域について、経営層からの回答で最も多かったのは「ビジネスモデル」で、79%(前月比2%増)となりました。「顧客行動の変化」も71%(前月比5%増)となり、社外の変化により目を向けていることがわかりました。一方で、「社内組織体制」は8%(前月比22%減)、「社内業務プロセス」は46%(前月比18%減)、「働き方」は79%(前月比12%減)となり、社内の変化に対する経営層の注目度は低下していることも分かりました。
 

☑️ 企業はWith コロナのTo DoからAfter コロナのTo Beへ向けた取り組みにシフトし始めている

 コロナ対策として会社で実施されているものについて、「経営トップからのメッセージ」が77%(前月比11%減)、「コロナ対策室の設置」が27%(前月比15%減)になり、 WithコロナのTo Do(短期的に取り組むべきタスク)は落ち着き始めていることがわかりました。 一方で、「アフターコロナ時代のビジョンを見据えた取り組み」は56%(前月比6%増)となり、 AfterコロナのTo Be(長期的にあるべき事業変革)に注力する企業が増えていることが分かりました。

☑️ 業界によりAfterコロナに向けた取り組み意向のギャップが拡大。情報・通信、製造は先行し、サービスは遅れ

 Afterコロナに向けた取り組みについて、選択した取り組みの数(最大6つ)を業界別に見ると、5つ以上の取り組みを行う企業の割合が製造業で23%(前月比12%増)、情報・通信で26%(前月比19%増)となり、これらの業界ではAfterコロナの取り組みが進展していることがわかりました。一方、サービス業では5つ以上の取り組みを行う企業の割合が9%(前月比1%減)にとどまり、依然として26%の企業が0〜1つの取り組みしか行っておらず、 Afterコロナの取り組みに遅れをとっていることがわかりました。

アンケート概要
集計対象:DX推進やAI導入を実施中もしくは検討中の企業141社162名
集計日:2020年6月12日(金)

▽エクサコミュニティ サービス概要 
 エクサウィザーズが運営する「エクサコミュニティ」は、AI利活用を推進する法人向け会員サービスとして、AIのビジネス活用実例レポート、AI学習動画コンテンツ、オフラインイベントやイベントレポートを通じて、AI利活用による産業課題解決や新規事業創出を目指す法人やその担当者の活動を支援しています。 

 昨今の新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、オフラインイベントの開催をオンライン開催に変更するほか、AI学習ができる動画コンテンツや記事の拡充を実施。在宅勤務を導入している企業でも積極的にAIを学べるよう、今後もより一層オンラインコンテンツを拡充していきます。 

 また、「Afterコロナに向け自社が直面している課題は何か?」「どう変革を進めるか?」を支援するAI導入&DX推進オンラインワークショップも会員向けに無料開催中。「経営戦略の見直し」「DXによる既存事業強化」「新規事業機会の収益化」の3種類のテーマを用意し、企業内のキーメンバーを集めた議論による認識共有化と、年間200案件超のAI導入をしているエクサウィザーズによる事例調査や知見提供で支援をします。 

内容:AI利活用を推進する法人向け会員サービス(有料) 
年会費:15万円(税抜)※1申込みにつき5IDを発行(=5人同時アクセス可能) 
URL: https://community.exawizards.com/ 
登録申込:https://community.exawizards.com/entry/ 

動画コンテンツ例:
『雇用の未来』著者 マイケル・A・オズボーン教授登壇イベント 動画配信 
「AI時代を生き抜く!大人が身につけるべきFuture Skill​」 
サンプル視聴:https://community.exawizards.com/member/yomoyama/sample_001/ 

オンラインイベント例:
エクサウィザーズ代表・石山洸 オンラインAIセミナー配信 
「エクサコミュニティ特別講座:DXの教科書」(全5回) 
サンプル視聴:https://community.exawizards.com/member/yomoyama/sample_002/ 

【株式会社エクサウィザーズについて】
「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」というミッションのもと、介護・医療・HR・ロボット・金融などさまざまな領域でAIプロダクトの開発と実用化に取り組む。メンバーにはAIエンジニアをはじめ、ソフトウェアやハードウェアのエンジニア、戦略コンサルタント、UI/UXデザイナー、介護などのドメイン専門家、研究者、政策の専門家など分野横断的な人材が在籍。超高齢社会を迎えている日本において、各領域の現場ニーズと課題を徹底的に理解したうえでのプロダクト開発だけでなく、同時に海外拠点での事業開発もしながらグローバルなビジネスを展開。
ウェブサイト:https://exawizards.com/

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会社概要

株式会社エクサウィザーズ

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URL
http://www.exawizards.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ツインビル東館5階
電話番号
-
代表者名
春田 真
上場
東証グロース
資本金
22億6490万円
設立
2016年02月