気候変動リスクと防災分野における量子・HPC技術の最前線を議論
7月18日(金)、東京大学本郷キャンパスで気象関連産業向けワークショップを開催

株式会社QunaSys(本社:東京都文京区、代表取締役:楊天任)は、2025年7月18日(金)に東京大学本郷キャンパスにて、「気候変動と災害シミュレーションへの量子計算/HPC活用によるパラダイムシフト・ワークショップ」を開催します。
気候関連リスクや自然災害は、防災計画やインフラ整備、保険・エネルギー・宇宙航空といった幅広い分野で重要課題となっています。昨今では、HPCやAIの進化による高精度な気象・災害シミュレーション技術の発展に加え、将来的には量子計算の導入によるさらなる計算速度や解析精度の飛躍が期待され、リアルタイム予測や避難計画、高精度ハザードマップの作成、温室効果ガス排出削減シナリオの最適化、衛星運用スケジュールの量子最適化など、さまざまな社会的課題解決のユースケースが想定されています。
本ワークショップでは、高精度計算(HPC)を活用した最新の気候・災害シミュレーション技術の専門家を交え、社会実装の最前線について、そして、量子計算などの次世代技術への期待に関する講演・議論を通じて、新たなビジネスパラダイムシフトの可能性を探ります。
開催概要
-
日時:2025年7月18日(金)15:00~17:00
(17:00~18:00 懇親会〈会場参加者のみ〉) -
会場:東京大学本郷キャンパス Haseko-Kuma Hall
※Zoom併用のハイブリッド開催 -
対象:
-
気候リスク評価、ESG投資、保険・融資商品開発のご担当者
-
航空宇宙、建築、防災インフラなど気象関連産業に関わる方
-
-
参加方法:事前登録制・参加無料(希望者多数の場合、現地参加は抽選)
申込フォームはこちら
プログラム(順不同・敬称略)
-
開会挨拶
── 株式会社QunaSys
-
量子コンピュータとHPC技術の社会実装への期待
── 菊池 康紀(東京大学 工学系研究科) -
気象シミュレーションのこれまでとこれからの社会実装に関して
── 隈 健一(東京大学 先端科学技術研究センター) -
PM2.5シミュレーション開発の現状と将来展望
── 竹村 俊彦(九州大学 応用力学研究所) -
気候変動/洪水シミュレーションやアプリ提供を行うスタートアップの視点
── 出本 哲(株式会社Gaia Vision 共同創業者) -
パネルディスカッション&質疑応答(登壇者全員)
-
懇親会(会場参加者のみ)
※プログラム内容・登壇者は予告なく変更となる場合がございます。
QunaSysについて
QunaSysは、化学や材料科学をはじめとする産業向け量子アルゴリズムの開発を牽引する量子コンピュータソフトウェア企業です。量子機械学習や量子化学のほか量子技術を利用したCAE(Computer-Aided Engineering)分野に注力し、学術機関、産業界、政府機関と協力しながら、量子コンピュータの可能性を最大限に引き出し、科学的課題に取り組んでいます。
お問い合わせ先
株式会社QunaSys ワークショップ事務局
E-mail:info@qunasys.com
すべての画像