「MNTSQ案件管理」に「バージョン管理」機能が登場、契約書ファイルの手動でのバージョン情報管理の手間を軽減

MNTSQ株式会社

2024年9月2日 13時00分

MNTSQ株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役：板谷隆平、以下「当社」）は、当社サービスである「MNTSQ CLM（モンテスキューシーエルエム）」内にて、契約書ドラフトのデータに対する「バージョン管理」の機能をリリースしました。契約書ドラフトのファイルについて、リネームなどの管理の手間から解放するとともに、過去バージョンを一覧化することでアクセスしやすくなります。

「MNTSQ CLM」について

当社が開発した「MNTSQ CLM」は、契約の作成、審査、管理まで一気通貫で行う契約のライフサイクルマネジメント（Contract Lifecycle Management: CLM）のみならず、法務業務のナレッジマネジメントまで可能なシステムです。

アップデート内容

今回の機能追加は、契約書の審査・交渉段階や事前の法務相談の段階において、「MNTSQ 案件管理」にアップロード・集約されるdocx形式のファイルが、自動的に整理されバージョン管理されるようになるものです。*

バージョン管理されたファイルは、案件管理の画面上で一覧化して表示されます。また、個々のファイルを閲覧した際も、過去のバージョン情報が同一画面上で一覧表示され、簡単に切り替えて確認できるようになります。

　* docならびにPDF形式のファイルについても手動でのバージョン管理が可能です。

1）契約書ドラフトファイルへのバージョン情報の自動付与

案件管理上にアップロードされる、あるいはメール連携で取り込まれるdocx形式の契約書ドラフトファイルを、MNTSQ側で自動確認し、同一ファイルのバージョン違いであれば、自動的に新バージョンとして登録・管理します。

従来、契約書ドラフトは、手作業でファイル名を変更することでバージョン管理されることが多いですが、その手間が不要になります。

2）案件管理上での目的バージョンへのアクセス性向上

上記のファイルについて、各「案件」の画面上で、ファイルごとにバージョン一覧がまとまって表示されます。

この一覧の中から特定バージョンのファイルを選択すると、当該ファイルがアップロードされた時のコメントが表示されます。

また、各バージョンに「自社版」「相手版」「最終版」のタグが付与できます。

これらにより、目的のファイルを探し回らなくても各バージョンに簡単にアクセスできるようになり、また当該ファイルがアップロードされた際のコメントにも即座にアクセスできるようになるため、審査・交渉経緯を把握しやすくなります。

3）ドキュメントビューアー上でのバージョン一覧の表示

MNTSQ上の契約書データをドキュメントビューアーで開く際、上記の形でバージョン管理されているファイルが他に存在する場合には、ビューアー左側のタブにバージョン一覧が表示されます。

タブからバージョンを選択することで、ビューアーの本文表示を切り替え、各バージョンの内容が確認できます。

目的ファイルと異なるバージョンが検索結果で表示された場合にも、ドキュメントビューアー上からバージョン表示を切り替えられるので、目的ファイルを探しやすくなります。

機能リリース日時
- 2024年9月2日(月)

MNTSQ株式会社について

MNTSQ株式会社は、「すべての合意をフェアにする」ことを掲げて、2018年11月に設立されました。四大法律事務所の一つである長島・大野・常松法律事務所のノウハウと、契約・法務に特化した独自の機械学習との掛け合わせをコアとし、顧客の業務変革を支援します。契約の作成・審査・管理からナレッジ化までを一気通貫でサポートし、契約・法務業務を変革するサービス「MNTSQ CLM」を提供しています。

会社名：MNTSQ株式会社（モンテスキュー）

設立日：2018年11月14日

所在地：東京都中央区日本橋堀留町1-9-8 PREX人形町 5F

代表者：板谷隆平

URL：https://mntsq.co.jp