「霧多布の自然を守ろう!」で約85万円の寄付が集まる 約42,300㎡の湿原を保全へ
「霧多布の自然を守ろう!」とは、期間中にコープさっぽろの店舗で対象商品を購入すると、1点につき1円を認定NPO法人霧多布湿原ナショナルトラストに寄付するというものです。原料のミルクの生産地である北海道根室釧路地区においてNPO法人霧多布湿原ナショナルトラストへの支援を行ってきました。コープさっぽろでは、2021年からハーゲンダッツジャパン株式会社と共に商品の売り上げ金の一部を、霧多布湿原ナショナルトラストに寄付する活動を実施してきました。今年からはサントリーグループ全体と共に北海道の自然を守る取組みを行いました。その結果、寄付金額の合計が846,950円となり、購入可能面積に換算すると約42,300㎡の湿原の保全になる活動の資金として活用されます。これらの活動が生物多様性に富んだ霧多布湿原を未来の子供たちへ引き継ぐことにつながります。
10月26日(木)にはコープさっぽろ組合員理事 釧路地区委員長 立澤より霧多布湿原ナショナルトラスト小川様に向けて贈呈式も行いました。
コープさっぽろでは、日々の利用を通じて、組合員さんに自然保護活動に参加してもらうことは意義ある活動だと考えています。来年以降も継続し、今後もこのような活動を広げ、「北海道で生きることを誇りと喜びにする」を理念に、人と人、人と食、人と未来をつなぐ事業を行ってまいります。
■その他のコープさっぽろの環境への取組み
・海のクリーンアップ大作戦!
2021年7月より、コープさっぽろでは「マイボトルエコアクション」を開始しました。マイボトルを持つことは、ペットボトルなどのプラスチック製品をできるだけ使わないことにつながります。また、マイボトルを持つことの他に、海や川などの清掃活動も定期的に実施していきます。第3回目として2023年6月17日・21日に「Hokkaido海のクリーンアップ大作戦!」と称して全道46カ所で海岸清掃を行い、総勢10,052名が参加しました。できることから始める、そして北海道の海をみんなでキレイにしていくことを推進していきます。
・自己託送による全店舗への地産地消再エネ電力の供給
北海道内の太陽光発電所( 最大約200カ所 )をコープさっぽろが独自で所有し、その発電所群で作られたCO2フリーのクリーンエネルギーを、 コープさっぽろの全店舗(一部テナントを除く)に対して 安定的に供給する自己託送型の太陽光発電を導入いたします。これにより、店舗事業において使用する電力量の14.13%にあたる約19GWh/年を自前化でき、電気代を削減すると同時に組合員に対して安全・安心な地産地消エネルギーの利用を推進します。
・生ごみ処理機「POITO」導入
店舗から排出する生ごみの削減を目的とし、全自動・消滅型生ごみ処理機『POITO(ポイト)』を全道82店舗に導入しています。本機器の導入により年間約3,000トンの生ごみの削減につながっています。ごみを各店舗で分解処理し、排出量自体の削減を行うことは、ごみ処理に伴うコストの低減だけでなく、ごみの運搬時や焼却所での
燃焼時に排出されるCO₂の発生を抑えることにも繋がり、環境にかかる負荷を減少させることができます。
・ライスレジン®レジ袋
非食用米を活用した国産バイオマスプラスチックであるライスレジン®製のレジ袋を10月12日(木)より全108店舗にて導入しております。2008年からレジ袋の有料化やオリジナルのエコマイバッグの製作などCO2削減に取組んでおります。組合員さんのご協力もあり、2022年度のレジ袋辞退率は88.8%と高い数値を維持しております。そのの一方でレジ袋利用率は1割程度(年間約881万枚)残っておりますので、引き続きCO2削減の取組みを行い、環境にやさしい持続可能な地域社会を目指してまいります。
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