カヤバ ショックアブソーバ要素開発へのAI技術活用

カヤバの主力製品であるショックアブソーバ(以降SA)の開発効率化を目的とした、SAデータ分析システムを開発しました。

カヤバ株式会社

本システムにより、新製品を評価するために収集した走行試験データを、自動で一元管理できるようになりました。また当社の分析者が、収集したデータに対し、内製AIサービスを活用して分析するなど、様々な分析アプローチを試せるようになりました。

 

本システムには、パブリッククラウドのAWS(Amazon Web Services)を用いて構築した“データ分析基盤“が含まれており、アップロードされた走行試験データの管理・検索・簡易分析までの自動化(一部簡素化)を実現しています。

 

 また本システムの一機能に、最先端のAI技術を活用した周波数解析サービスがあります。このサービスにより、自動簡易分析では発見できなかった開発品の特徴(新規性)を把握するための手作業を、AIが支援する体制も整備しています。

ショックアブソーバ要素開発へのAI技術活用 [SAデータ分析システムの概要図]

SA作動油の開発支援のために、本システムの試験運用を行い、開発品の特徴把握に貢献しました。また基盤に蓄積されたデータを活用し、新規の開発支援AIの研究・開発も行われました。

 

本システムの本格運用により、多様な走行試験データの蓄積および利活用の円滑化に貢献できるため、結果として開発領域における自発的なDX(多角的なデータ分析や内製AIによるイノベーションなど)の加速が期待できます。

 

 

■詳細は「カヤバ技報 第66号」を参照ください。

 https://www.kyb.co.jp/technical_report/data/no66j/technology_commentary.pdf

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

カヤバ株式会社

5フォロワー

RSS
URL
https://www.kyb.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿易センタービルディング 南館28階
電話番号
03-3435-3511
代表者名
川瀬 正裕
上場
東証プライム
資本金
276億4760万円
設立
1935年03月