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SPACECOOL株式会社
会社概要

SPACECOOL、キョーワ、カンボウプラス 土木・建築現場の暑熱課題解決の新商材、「涼し~ト™」の商品化を決定

SPACECOOL株式会社

SPACECOOL株式会社は、このたび、キョーワ株式会社、カンボウプラス株式会社とともに、放射冷却素材「SPACECOOL®」を活用した土木・建築現場用仮設資材「涼し~ト™」の商品化を決定しました。

SPACECOOL株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宝珠山 卓志 以下、「当社」)は、このたび、キョーワ株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:神谷 邦雄 以下、「キョーワ」)、カンボウプラス株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:中村 信治 以下、「カンボウプラス」)とともに、放射冷却素材「SPACECOOL®」を活用した土木・建築現場用仮設資材「涼し~ト™」の商品化を決定しました。


これにより近年激しさを増す地球温暖化から土木・建築現場の人命や機器を守るとともに、現場の空調に必要なエネルギーを削減し、脱炭素化に貢献します。


「涼し~ト™」には、対象物を簡単に覆うことができる膜材料タイプと鉄板に簡単に貼りつけられるマグネットシートタイプの2種類があります。購入方法や価格などの情報については、以下【キョーワ問い合わせ先】からお問い合わせください。

図1. 涼し~ト™製品ロゴ図1. 涼し~ト™製品ロゴ

【土木・建築現場における暑熱課題】

土木・建築業界では、地球温暖化と職人の高齢化の影響で熱中症対策は最も重要な取り組みの一つとされています。また、コンプレッサーなどの機器が夏場オーバーヒートにより止まる暑熱トラブルが近年増加しています。「涼し~ト™」は放射冷却素材「SPACECOOL®」を活用することによってこれらの課題を改善します。


【「涼し~ト™」の効果】

「涼し~ト™」は、電源レスでの熱中症対策、工事現場の省エネ性向上に貢献することができ、対象物を簡単に覆うことができる膜材料タイプと鉄板に簡単に貼りつけられるマグネットシートタイプの2種類があります。各実証試験結果は以下の通りです。


1) 「涼し~ト™」膜材料タイプ

従来の仮設トイレカバーとまったく変わらない施工性を特徴とすることから、現場仮設トイレで一般的なターポリンによる養生との比較試験を実施。「涼し~ト™」の施工によりWBGT基準値*¹が0「安静」の区分から2「中程度代謝率」の区分へと、作業環境が2段階安全となることが確認されました。なお、「中程度代謝率」とは、釘打ち、盛り土といった作業、トラクターの組み立て作業が分類されます。


また、「涼し~ト™」を施工した仮設トイレの方が低臭となる、内部の治具の腐食が進まないなど、温度低下による副次的な効果もあり、従業員の就業環境の向上に貢献できます(臭いの感じ方は個人差があります)。


さらに、膜材料タイプの「涼し~ト™」は、簡易休憩所としても活用いただけます。

図2. 仮設トイレ用カバー(左:一般的なターポリン養生、右:「涼し~ト™」施工)図2. 仮設トイレ用カバー(左:一般的なターポリン養生、右:「涼し~ト™」施工)

図3. 仮設トイレ内のWBGTの変化図3. 仮設トイレ内のWBGTの変化


図4. 「涼し~ト™」施工の簡易休憩所図4. 「涼し~ト™」施工の簡易休憩所


2)「涼し~ト™」マグネットシートタイプ

マグネットシートによる高い施工性を活かし、ユニットハウスの壁への実証試験を実施しました。


「涼し~ト™」未施工のユニットハウスと比較し、エアコンを導入していない状態で、WBGT基準値*¹が0「安静」の区分から1「低代謝率」の区分へと、作業環境が1段階安全となることが確認されました。なお、「低代謝率」とは、タイピングや手書きのような軽い手作業、荷物の仕分けが分類されます。一方でエアコンを導入する場合、当社のこれまでの試験結果より、ユニットハウス内部の冷却効率が上がることで、エアコンの設定温度を上げることができたり、エアコンの消費電力が20~40%抑えられるという省エネ効果を得られています。 *²

図5.  ユニットハウス(左:未施工、右:「涼し~ト™」施工)図5.  ユニットハウス(左:未施工、右:「涼し~ト™」施工)


図6. ユニットハウス内のWBGTの変化図6. ユニットハウス内のWBGTの変化

*1 暑さ指数(WBGT:Wet-Bulb Globe Temperature)
熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標。屋内におけるWBGTは温度をTとして次の式であらわされる。
WBGT屋内=0.7×T湿球温度+0.3×T黒体温度
厚生労働省は、図8に示す「身体作業強度等に応じたWBGT基準値」を纏め、暑さ指数(WBGT)が、作業内容ごとに定められた基準値を越えないよう必要な対策をとるよう注意喚起している。


図7. 身体作業強度等に応じたWBGT基準値(厚生労働省より)図7. 身体作業強度等に応じたWBGT基準値(厚生労働省より)

*2 使用する環境により効果は異なります。


【お問い合わせ先】

【キョーワ問い合わせ先】

・お問い合わせ先フォーム https://www.kyowa-inc.co.jp/contact/


【カンボウプラス問い合わせ先】

・お問い合わせ先フォームhttps://kanbo.co.jp/contact


【SPACECOOL社問い合わせ先】

・お問い合わせ先フォーム: https://spacecool.jp/contact/


【企業情報】

・キョーワ株式会社

会社名

キョーワ株式会社

設立年月日

1969年5月7日

本社所在地

〒541-0056 大阪市中央区久太郎町4-1-3 大阪センタービル

代表者

代表取締役社長 神谷 邦雄

事業内容

1. 建設用繊維仮設資材の製造・販売・レンタル
2. 土木建築関連環境対応商品の製造・販売
3. 防災用繊維資材の製造・販売

ホームページ

https://www.kyowa-inc.co.jp/


・カンボウプラス株式会社

会社名

カンボウプラス株式会社

設立年月日

1939年3月24日

本社所在地

〒541-0054 大阪市中央区南本町1丁目8番14号 JRE堺筋本町ビル8階

代表者

代表取締役社長 中村 信治

事業内容

1.ファイバー(繊維)とプラスチック(樹脂)の複合化によるキャンスの製造と販売
2. キャンバスをデザイン・設計・縫製した商品の販売
3. 一級建築士事務所 建築物・工作物の設計・施工

ホームページ

https://kanbo.co.jp/


・SPACECOOL株式会社

会社名

SPACECOOL株式会社

設立年月日

2021年4月1日

本社所在地

東京都港区虎ノ門1-17-1虎ノ門ヒルズビジネスタワー4F ARCH内

代表者

代表取締役社長 宝珠山卓志

事業内容

放射冷却素材SPACECOOL®の製造・販売

株主構成

WiL Ventures III, L.P. 29%、WiL Fund II, L.P. 22%、大阪ガス株式会社 49%

ホームページ

https://www.spacecool.jp/

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会社概要

SPACECOOL株式会社

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URL
http://www.spacecool.jp
業種
製造業
本社所在地
東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー4階
電話番号
03-6206-4437
代表者名
末光 真大
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2021年04月
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