【民泊投資家調査2025】物件の直接交渉、「未経験だが今後検討したい」が過半数54%

～経験者は少数派も意欲的、コスト削減や好条件への期待か～

株式会社ポルティ

2025年4月28日 09時10分

空き家マッチングアプリ「porty(ポルティ)」を運営する株式会社ポルティ（本社：神奈川県川崎市、代表取締役：平瑶平）は、民泊投資家（1件以上の運営経験者）200名を対象に、物件取得における「売主との直接交渉・直接購入」についての経験や考え方を調査しました。

その結果、「経験はないが、メリットを感じるので今後検討したい」と回答した方が54.0％と過半数を占め、直接取引という手法への潜在的な関心が非常に高いことが明らかになりました。実際に「経験あり」と回答した方は合計14.0％と少数派でしたが、そのうちの多く（11.5％）は「今後も積極的に検討したい」と回答しており、経験者の満足度は比較的高い可能性が示唆されます。一方で、「経験はなく、仲介を優先したい」という慎重派も32.0％存在しました。

データ引用時のお願い

本調査データを引用・利用される際は、以下のURLと出典を明記してください。

URL: https://porty.co.jp/corp/news/minpaku-direct-negotiation-purchase-attitude

出典：株式会社ポルティ「民泊投資家調査2025」

調査概要

調査期間：2025年4月21日~22日

調査主体：株式会社ポルティ

調査対象：民泊投資家（1件以上の運営経験者）

有効回答数：200

調査方法：インターネット調査

調査結果：「運営効率化」がトップ、立地・収益性分析も深化

設問：2件目以降の物件を選ぶ際、1件目の時と比べて「より重視するようになった点」は何ですか？（当てはまるものすべて選択, N=200）

経験はないが、メリットを感じるので今後検討したい：108名（54.0%）
経験はない。手間やリスクを考えると仲介を優先したい：64名（32.0%）
経験あり。今後も積極的に検討したい：23名（11.5%）
経験あり。あまりメリットを感じなかった：5名（2.5%）

考察

物件取得コストの削減や、より有利な条件での購入可能性を秘める「売主との直接交渉・直接購入」について、民泊投資家の高い関心がうかがえる結果となりました。過半数が未経験ながらも「今後検討したい」と回答しており、仲介手数料の負担軽減や、市場に出回らない物件との出会い、売主との直接対話による柔軟な交渉など、直接取引ならではのメリットへの期待が大きいと考えられます。

実際に直接交渉・購入を経験した層はまだ少数派（14.0%）ですが、その経験者の多くが今後も積極的な意向を示している点は注目に値します。これは、経験を通じて直接取引のメリットを実感した人が多いことを示唆している可能性があります。

一方で、未経験者のうち約3割は「仲介を優先したい」と回答しており、直接交渉に伴う手続きの煩雑さ、専門知識の必要性、トラブル発生時のリスク、情報収集の難しさなどを懸念している層も根強く存在することがわかります。直接取引の普及には、こうした不安を払拭するためのサポート体制や、信頼性の高い情報提供が鍵となりそうです。

ポルティの今後の取り組み

ポルティは、今回の調査で明らかになった「売主との直接交渉・直接購入」への高い関心と、それに伴う期待や不安の両面に応えてまいります。直接マッチングプラットフォームとして、仲介手数料不要という金銭的なメリットを明確に伝えつつ、アプリを通じた情報収集の円滑化、売主・買主間のスムーズなコミュニケーション支援、そして宅建士による契約サポート（オプション）などを提供することで、未経験者の方が抱える手間やリスクへの懸念を軽減し、安心して直接取引に挑戦できる環境を整備してまいります。