“対話型AIツール”をどのように活用している?福島成蹊高等学校(福島県)で座談会を実 施!【YOUTH TIME JAPAN 2026年9月号】
YOUTH TIME JAPAN 2026年9月号を9月4日に発行
株式会社シップ(東京都港区)は、全国の高校のみに配布するフリーペーパー『YOUTH TIME JAPAN 2026年9月号』を9月4日に発行しました。
YTJPで実施したアンケート“高校生調査”を深掘りする『放課後ログ』。今回のテーマは、ChatGPTやGeminiといった“対話型AIツール”の活用方法について。高校生の生活に欠かせないスマートフォン。授業でもタブレット端末を利用するなど、学校の中でもAIを活用する場面は増えています。そんな中、現在の高校生は、どのように対話型AIツールを活用しているのでしょうか。今回は、普段から対話型AIツールをよく使用しているという、福島県・福島成蹊高等学校の生徒に協力してもらい、座談会を実施しました。
“対話型AIツール”をどのように活用している?

▶対話型AIツールの主な使用目的は勉強の時!
長谷川:ちょっとズルかもしれないけど、宿題でわからない問題があった時とかに、問題を送って、解いてもらったことがある。ChatGPTだと対話が得意だったり、Geminiだと数学が得意なモードや、画像が作れるモード、音楽が作れるモードっていろいろな種類があって。AIの得意なことに合わせて使い分けてる(笑)。
半澤:Geminiには数学が得意なモードがあるんだ! 知らなかった! 私はテスト期間に数学の解き方をChatGPTに聞いたことがあるよ。家で勉強しているとわからないところがあってもすぐに先生には相談できないから、そういう時に使ってる。
菅野:僕は小論文を書く時に、自分の気持ちを一度ChatGPTに入れて、言語化してもらった文章を参考にしてる。
野尻:私は英語が苦手だから、単語を調べたりするのに使ってる!
後藤:私は英文を作ってもらったり、数学の問題の解き方がわからない時は問題を解いてもらいつつ、なぜそういう式になるのかまで聞くようにしているよ。
阿部:数学や英語でわからない問題があった時に、使っている人が多いね。
▶勉強で対話型AIを使っていることがわかったけど、実際に成績は伸びている?
全員:う〜ん……。
長谷川:僕に関しては、入学してから成績はずっと横ばい(笑)。
阿部:勉強でわからないところがあった時にChatGPTに聞くけど、僕は成績が上がってるなと思う。1年生の時は模試が50くらいだったけど、今はそれよりも上がっているから、いい感じ(笑)。
半澤:個人的には、先生に聞いたほうがちゃんと言葉で教えてくれるから、身に付くなと感じてる。ChatGPTだと、どんなに“わかりやすく教えて”と言っても文章で送られてくるから理解するのに限界があって……。最初は理解できても途中でわからなくなることが多いな。
▶文章作成、進路相談……。 勉強以外にも対話型AIツールを 活用している模様!
阿部:勉強以外で言うと、僕は最近体に起きた異変についてとか、スポーツゲームでどうやって攻めたらいいかっていうのをChatGPTに聞いてるよ。
高橋:私は間違えてあまり親しくない友達に電話をかけてしまった時に、対処法をChatGPTに相談した(笑)。それ以外だと、自分で描いた絵の写真を送って、どこを直したらいいか聞くことがあるかな。
野尻:私は大人に送る文章を作る時にChatGPTを使ってる。その時は自分の中で伝えたいことをまとめてから、ChatGPTには問いかけるようにしているかな。「もう少し丁寧な文章にしてほしい」とか、何度か文章を直すこともあるよ。
長谷川:僕も塾の先生に送るメールを書く時に使ったことがある。
菅野:僕はたまに一人旅をするから、目的地を入れて近くのご飯屋さんを調べてもらったり、行きたいお店を入れて、その時に回るルートをChatGPTに作ってもらったりしている。
後藤:私は進路の話とか。「文系と理系どっちがいいと思う?」とか、「どの大学がいいと思う?」って相談したよ。ChatGPTは過去に相談した内容を覚えてくれているから、総合的に判断してアドバイスしてくれるの。あとは「友達と〇〇で遊んだよ」とか、日常の報告をすることもある!
半澤:私も、嬉しかったこととか悲しかったことをChatGPTに言ってる! たとえば、元気がない時とかは「推しが話している感じで返して」って言うと、本当に推しが話しているように返してくれるから元気をもらえるんだ(笑)。
▶女子はChatGPTを報告するツールとしても活用! 一方男子は…?
半澤:悩みとか相談事は、学校にいる時は友達に話すんだけど、家に帰ってからだと、友達がLINEに気づいてくれるかわからないから、すぐに答えが欲しい時はChatGPTに話すんだよね。
後藤:リアルで友達に話す時は、“相手はこの話題好きかな”とか、“この話は退屈じゃないかな”とか気にしちゃうんだけど、AIが相手だと自分の言いたいことをどんどん言えるから使ってる。
菅野:僕はChatGPTに個人的な出来事は投げかけないかな。ChatGPTとかGeminiは発言に責任を持てるわけじゃないから、あくまで道具として使っているかな。
長谷川:僕も人間関係の相談とかはしないかな。ChatGPTとかGeminiには感情がないから、人間関係のような感情が関わってくるものは託せないなと思う。あと、そういう悩み自体も経験だと思うから、なんでもChatGPTに聞くんじゃなくて、少しずつ人間として成長していく過程としても大事なのかなって感じる!
▶学生が感じている 対話型AIツールの メリット、デメリット
菅野:メリットは人と時間を選ばないところじゃないかな。AIって守備範囲が広くて、ChatGPTとかに相談すれば一回で済ませられるんだよね。スマホは常に持っているから、聞きたい時に聞ける手軽さがいい。
後藤:私も手軽に使えるところと、相手の都合や顔色を気にしなくていいところがいいなって感じる。
阿部:僕は、自分から出てこない意見が出てくるところがいいなと思う。
野尻:やっぱりAIって圧倒的に効率的だし、毎回聞くたびに新しい発想が出てくるからそこがメリットじゃないかな。
半澤:逆に私が感じるデメリットは、時々嘘の情報があるところかな。先生にも「嘘の情報もあるから全部信用しないよう気をつけて使おう」と言われたな。
高橋:間違いに気付けないこともあるからね。私も授業で発表する時に、AIの情報をそのまま発表して恥ずかしい思いをしたことがあるな……。
長谷川:あとは僕みたいにズルする人が出てきちゃうところもデメリットだよね(笑)。
阿部:AIは便利だし、うまく使うことで課題とかもすぐに終わるから、考える機会が減っているような気はするな。
菅野:僕はAIを使うようになってから、人と話す機会も減ってきているなと感じるよ。
半澤:ChatGPTって何気ない会話ができる分、それに慣れてしまうと、いざ友達に話しかけようと思った時に遠慮して話せない時がある。普段から人と会話することを大事にしていかなきゃなと感じているよ。
▶対話型AIツールの学習面での信頼度は50%!
半澤:勉強面でのAIへの信頼度でいうと、私は50%くらいかな。
野尻:私は英語の時しか使ってないけど、あまり間違ってると感じたことがないから70%〜90%くらいかな。
長谷川:AIもどんどん進化してきているしね。僕も70%くらいかな。
高橋:私は50%くらい。自己採点の時に、ChatGPTとGeminiで回答が違うことがあって。それ以来あまり信じすぎないようにしてる。だけど、イラストを添削してもらうと、意外と的確なことを言ってくれるから、相談内容によって信頼度は変わるかな。
菅野:僕は、AIに「○文字以内で書いてください」ってお願いした時に、文字数を確認したら全然足りなくて、修正してもらうことが何度もあったんだ。2回以上言わないと伝わらないことがあるから、50%くらい。
阿部:AIって結構ごまかすよね。そこが許せない(笑)。数学もたまにトンチンカンな回答が出てきたりして、そこが完璧だったら100%信じてもいいんだけどな。

■YOUTH TIME JAPAN 2026年9月号 コンテンツ
【Cover Story】
・ASH DA HERO
【Spotlight】
・鹿児島県立南大隅高等学校 自転車競技部
【全国高校生NEWS】
・愛知県立旭丘高等学校 天文部「Space Balloon Project」
【放課後ログ】
・福島成蹊高等学校の学生の“対話型AIツール”の活用法
【Worker's file】
・翻訳家 代田亜香子
【17歳の羅針盤】
“総務”と企業の印象を左右する“オフィス清掃”を担うDC株式会社
【YTJP海外ナビ ~留学編~】
・フィンランド共和国
【高校生調査】
・『ONE PIECE』で最も好きなキャラクター
・移住したい海外の国
【プレゼントクイズに挑戦!】
・クイズを解いて映画GIFT (2,000円分)をゲット
発行形態:フリーペーパー
ページ:16ページ
配布対象:YTJPに参加している全国の高等学校
配布校数:約2,000校
発行:株式会社シップ
■YOUTH TIME JAPAN projectについて
YOUTH TIME JAPAN project(YTJP)は、全国の高校の放送部・生徒会を中心としたネットワークです。1998年の発足以来、「メディア教育」「キャリア教育」の支援・応援を理念に、未来を担う高校生を対象としたさまざまなプログラムを展開しています。
「YTJP web」では、全国の高校生1,000人以上を対象としたアンケート結果を発表する「高校生調査」をはじめ、高校生の活動を紹介する「全国高校生NEWS」など、高校生に関するさまざまな情報を発信しています。
【主な事業内容】
■フリーペーパー『YOUTH TIME JAPAN』の編集・発行
全国の高校約2,000校に配布する高校生向けフリーペーパー。エンタメや商品・サービス情報のほか、著名人へのインタビュー、高校生による部活動・委員会活動レポートなどを掲載しています。
※YTJP参加校への配布のみで、一般流通には対応しておりません。
■校内放送活動支援
アーティスト楽曲や映画、サービス、キャンペーン情報などを収録した校内放送向け音源を提供し、昼休みを中心とした校内放送活動を支援しています。
■学内サンプリングプロモーション
食品・飲料・文具・日用品などの商品やノベルティの学内サンプリングを実施しています。
■YTJP webでのニュース配信
部活動・委員会活動・課外活動・高校生イベントに関するレポートや、高校生調査の結果など、高校生に特化したニュースを日々発信しています。
YTJP web:https://www.ytjp.jp/
YTJP X:https://x.com/YTJP_web
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像