帰省シーズン、行楽シーズンを控え、『MUJICOLOGY!(ムジコロジー)研究所』に新コンテンツ『「人のココロとクルマ社会の渋滞を解消する!渋滞学」』を公開
MS&ADインシュアランス グループの三井ダイレクト損害保険株式会社(URL:http://www.mitsui-direct.co.jp/ 社長:船木 隆平)は、2011年5月に開始した「事故のないクルマ社会を目指す」活動『MUJICOLOGY!(ムジコロジー)プロジェクト』の発信基地である「MUJICOLOGY!研究所」2代目所長として、「渋滞学」の権威、東京大学先端科学技術研究センターの西成教授をお迎えすることになりました。
また就任に合わせて、研究所内に新コンテンツ『人のココロとクルマ社会の渋滞を解消する! 渋滞学』を公開いたします。お盆の帰省シーズン、秋の行楽シーズンといった渋滞が多くなる時期を控え、多くの方にご覧いただき、少しでも無事故でエコな社会実現に繋げてまいりたいと考えます。
今般、所長として就任いただいた西成教授が研究されている「渋滞学」は、「車間距離を保つ」「相手を認識して相互合流する」など、「MUJICOLOGY!研究所」が発信している「ドライバー同士のコミュニケーション」の実践的な運転方法となることから、新たに渋滞学を切り口としたコンテンツを準備しました。
難しい渋滞学を「やさしく、わかりやすく」をモットーに、運転される方もすぐに役立てて実践いただけるよう、講義編と検定編を用意しました。講義は動画形式にすることで、短時間で講義と実験をより楽しく理解できる内容にしております。4回のテーマに分け、順次公開してまいります。
合言葉は「あなたの運転が世の中を変えます!」です。
■西成教授のプロフィール
西成活裕(にしなり・かつひろ)
東京大学先端科学技術研究センター教授
1967年、東京生まれ。
1995年、東京大学工学系研究科航空宇宙工学専攻博士課程を修了後、山形大学工学部機械システム工学科、龍谷大学理工学部数理情報学科、ドイツのケルン大学理論物理学研究所を経て、2005年、東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻に移り、2009年より現職。
著書の『渋滞学』(新潮選書)では、講談社科学出版賞、日経BP・BizTech図書賞を受賞した。日本テレビ『世界一受けたい授業』などテレビ、ラジオなどにも多く出演。
■第一回テーマ 『交通の三銃士』
渋滞学と「事故のないクルマ社会を目指す」ムジコロジーの関係性について、ジコ(事故)・エコ・ジャム(渋滞)のトライアングルを使って説明をします。そして、渋滞のメカニズムを、観客をクルマに見立ててわかりやすく説明していきます。
■第二回テーマ 『生態にみる渋滞(仮)』
渋滞学と「事故のないクルマ社会を目指す」ムジコロジーの関係性について、「動物の生態」に踏み込んで説明をします。蟻には渋滞がない、自然界の生態には一定の秩序があることをもとに、クルマとクルマとの間に一定の時間をおき、渋滞を回避することができることを、実験を交えながら説明していきます。
公開予定日:8月下旬
■第三回テーマ 『利他的精神の大切さ(仮)』
渋滞学と「事故のないクルマ社会を目指す」ムジコロジーの関係性について、「ゆずり合いの合流点」に踏み込んで説明をします。ある仕掛けをすることでドライバー間にゆずり合いの心が芽生え、驚くほど簡単に渋滞を緩和することができることを、実験によって明らかにしていきます。
公開予定日:9月上旬
■第四回テーマ 『現代社会への投げかけ(仮)』
渋滞学と「事故のないクルマ社会を目指す」ムジコロジーの関係性について、「現代社会への投げかけ」と題してお話しをします。短期的な損をあえて選択することで長期的な得を得ることが現代社会では効率的な選択である点、渋滞学とムジコロジーが目指す新しい社会を西成教授が熱く語りかけます。
公開予定日:9月下旬
「MUJICOLOGY!プロジェクト」について
私たちは、交通事故が起こる原因に着目し、多くの交通事故はドライバー同士の意思疎通不足に起因すると想定されることから、ドライバー同士のドライブマナー向上で、事故のないクルマ社会に一歩近づくと考えました。
様々な活動を実施しながら、「MUJICOLOGY!(ムジコロジー)」ということばを広め、ドライブマナー向上につながる情報を「MUJICOLOGY!研究所(URL: http://www.mujicology.jp)」から発信しています。
三井ダイレクト損害保険株式会社は、親身で迅速な対応とお客さま本位の充実したサービスはもちろん、「MUJICOLOGY!プロジェクト」などを通じて、これからもみなさまの楽しいカーライフを応援していきます。
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