MONO-Xとイグアス、AIネイティブなIBM i 開発を推進する「IBM Bob」対応の専用基盤ツールとクラウド環境を共同リリース

開発AIエージェント と IBM i をつなぎ、基幹システム開発のAIネイティブ化を強力に後押し。データ・ガバナンスとAIの柔軟性を両立させた、次世代の開発基盤を提供

株式会社MONO-X

株式会社MONO-X(本社:東京都港区、代表取締役社長:下野 皓平、以下「MONO-X」)と株式会社イグアス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:矢花達也、以下「イグアス」)は、「IBM Bob」※をはじめとするAIエージェントによるシステム開発の効率化を推進するため、IBM i 向けAIエージェント開発支援ツール「i-Cross API for AIエージェント」および、AIエージェントの開発をクラウド環境で行える、エージェント・パークをコンセプトとした「PVS One for AIエージェント」の提供を開始いたします。

※「IBM Bob」IBM社が提供するAIエージェント駆動のエンタープライズ向け開発支援ツール

◆ IBM i 開発の現状 と AIエージェント駆動「IBM Bob」のインパクト

IBM i(AS/400)を基幹システムとして採用している企業は、以下の課題を抱えています。

  • 既存システムの理解が難しい
    レガシーなRPG/COBOLプログラムのドキュメント不足により、基幹システムがブラックボックス化。

  • 業務とシステムに精通した人材の育成が難しい
    IBM i 固有の知識習得に要する時間と労力が大きく、若年層のスキル継承が進まない。業務プロセスと既存システムの関係性を理解するには非常にハードルが高い。

  • 基幹システム開発手法の高度化が難しい
    最新テクノロジーを業務に活用したいが、既存のシステムとの連携やスキルの習得に課題がある。

こうした課題を抱える IBM i ユーザーにとって、AIエージェントは、ブラックボックス化・属人化を解消するための大変重要なテクノロジーです。

AIエージェントを活用することで、スキルを持つ熟練者でなくても以下のような作業を効率的に行うことが可能となりました。

 ・現状システム分析、実際の業務プロセスも含めた分析

 ・システム設計、プログラム開発

 ・テスト計画の作成、テストの実行

 ・システムの仕様書作成

 ・教育コンテンツの作成

これにより、競争優位性の源泉である基幹システムのスクラッチ開発※に関するオーナーシップを維持しながら、今後もIBM i を安心して継続利用することが可能となります。

※スクラッチ開発:目的に合わせてシステムをゼロから作ることで、他社にない独自の仕組みを実現し、競争力向上につなげる開発手法。

◆ IBM i 開発にAIエージェントを導入する際のハードル

一方で、AIエージェントの活用は、既存システム改修に伴う業務への影響やデータ漏洩につながる懸念があり、本格的な活用においては以下のような課題に対応する必要があります。

  • 基幹システムのデータ・ガバナンス
    AIがアクセス可能なデータ・プログラムの管理。AIに与える操作権限が適切でない場合、既存システムに重大な影響を与える可能性がある。データやオブジェクト、システム環境に対するAIによる予期しない削除や更新を回避する必要がある。

  • AIエージェントができないIBM i 特有の作業に、エンジニアの手作業による補完が必要
    AIエージェントだけでは IBM i の開発リソースに接続ができず、開発プロセスの中で手作業が残る。その結果、AIエージェントによる一貫した開発が難しい。

このような課題を解決し、IBM i ユーザー企業におけるAIエージェントの本格活用を推進するため、MONO-Xとイグアスは以下2つの製品を提供します。

◆ 提供ソリューション

製品名称「i-Cross API for AIエージェント」

<概要>

IBM Bobを安全かつ効果的に動作させる開発支援ツール。AIエージェントがアクセス可能な IBM i 上の既存プログラム、データベース、システム情報に対するAPIエンドポイントを一元管理し、それらのAPIに対してAIエージェントはMCP※経由でアクセスが可能となります。

i-Cross API for AIエージェントシンボルマーク

※MCP(Model Context Protocol):AIエージェントが業務システムやデータに安全かつ標準化された方法でアクセスするための接続プロトコル

<主な機能>
1. AIエージェント単体だと難しい、IBM i の開発作業を支援するための機能
 
・AIエージェントのライブラリ内のファイルメンバ検索支援
 ・AIエージェントのソースメンバーのテキストファイル取得支援 など

2. AIエージェントがアクセスするデータ・プログラムへのガバナンス強化機能
 
・APIエンドポイント(URL)の一元管理
 ・API実行時の処理設定(RPG・CL・SQL・ドラッグ&ドロップ)など

2. 製品名称「PVS One for AIエージェント」

<概要>

現行の本番環境への影響を心配することなく、自由にかつ即座にAIエージェントを活用した検証・開発ができるクラウド環境。IBM社が提供するクラウド基盤 IBM CloudおよびPower Virtual Server上に構築された、プリセット済みの専用開発環境です。仮想デスクトップ経由でAIエージェントにアクセスし、自由に開発ができます。

コンセプトは IBM Bob が自由に縦横無尽に動ける、エージェント・パークです。

AIエージェント・パークイメージ

<主な機能>

1. IBM i 環境による検証・開発に対応
 
・IBM i OS(Version、一次言語は指定可能)
 ・CPU 最大1コア(0.25コア) / P05 または P10
  ※P05の場合、仮想シリアルナンバー
 ・メモリー8GB、ディスク500GB(5000 IOPS)

2. 作業を効率化する周辺環境と接続
 ・バックアップ領域(IBM Cloud Object Storage)3.0TB
 ・圧縮転送対応
 ・LANコンソール利用可能
 ・IBM Bob および i-Cross API for AIエージェント導入済み
 ・リモート・デスクトップによる接続

◆ 提供について

提供体制

MONO-Xが製品開発を行い、イグアスが販売総代理店として、全国のビジネスパートナー企業を通じ販売および導入サポートを行います。

購入方法

イグアスパートナー企業より購入可能。詳細はイグアスへお問い合わせください。

提供時期

2026年3月24日を予定

リリース前の先行使用ユーザーを募集しています。ご希望の場合は、イグアスまでお問合せください。

◆ 今後の展望

MONO-Xとイグアスは、「i-Cross API for AIエージェント」および「PVS One for AIエージェント」のライセンス提供に加えて、環境設定や操作トレーニングなど導入企業様が早期に成果を創出できるための各種サービスメニューを充実してまいります。

今後も両社は、これまで培ってきた IBM i に関する専門性を活かし、協業を通じてIBM i ユーザー企業における技術者不足の課題とレガシー資産のモダナイセーションを支援し、継続的な成長に貢献いたします。

【MONO-Xについて】
MONO-Xは IBM i ユーザー向けに 基幹システムのクラウド移行支援サービス「PVS One」、企業間データ連携ノーコードツール「MONO-X One」の開発・提供、API連携ツール「API-Bridge」を提供しています。詳細については、https://mono-x.com/ をご参照ください。

【イグアスについて】
イグアスは、ITディストリビューターとして、全国約600社のパートナー企業に向けて、IBM社のハードウェアおよびソフトウェアを中心とした付加価値の高い製品・サービスを提供しています。詳細については、https://www.i-guazu.co.jp をご参照ください。
IBM Bob紹介ページ: https://www.i-guazu.co.jp/lp/solution/ibm_bob/

<本件に関するお問い合わせ>

株式会社MONO-X IBM i 事業部
e-mail: sales@mono-x.com
株式会社イグアス クラウド&AI営業開発部

e-mail: igcall@i-guazu.co.jp

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会社概要

株式会社MONO-X

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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー17階
電話番号
03-3527-3291
代表者名
下野 皓平
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2005年08月