無人・非接触・自動で口腔機能トレーニングをおこなうAIロボットを共同開発
福岡ヘルス・ラボに採択 福岡市内での社会実験を実施
このたび、健康行動の習慣化が期待できる製品として、福岡市と福岡地域戦略推進協議会が実施する「福岡ヘルス・ラボ」の第4期社会実験に採択されました。
コロナ禍において介護施設などの口腔機能トレーニングは、発話が絡み飛沫リスクが大きく実施が困難な現状となっていますが、近年「口腔機能の向上が認知機能低下の予防に繋がる可能性が高い」ことが指摘されており、フレイル・認知症の予防につながる口腔機能の向上に向けた取組みはますます重要となっております。
この社会課題を解決するために、無人・非接触・自動で口腔機能トレーニングを可能にするAIロボット「ZUKKU for オーラルケア」を開発し、2020年2月に実施した5G時代の新たなソリューションを発掘する「NTTドコモ 5Gソリューション アイデアコンテスト」にて最優秀賞を受賞しました。
ドコモのネットワーク内に設置したクラウド基盤「ドコモオープンイノベーションクラウド®※2」上で、RealNetworks,Inc.※3の高速・高精度なAI顔認証ソフトウェア「SAFR®(セイファー)」を活用しながら、AIが個人の状況に合わせてトレーニングメニューを提案し、「ドコモAIエージェントAPI®※4」を活用することで、トレーニング中リアルタイムにフィードバックをおこない、トレーニング効果を最大限に引き出します。また、ロボットからの声がけにより興味関心を引く会話を進めることもでき、健康情報などのコンテンツ配信によって利用者の健康に関する知識量を向上させることで、日常生活でも自発的に自ら予防に取り組めるよう行動変容を促します。
採択された福岡ヘルス・ラボは、「楽しみながら」「自然に」健康づくりに取り組めること(健康行動の習慣化)が期待できる製品・サービスや仕組み(以下「プロダクト」)について、市民の参画を得ながらその効果を検証し、評価・認証することを通じて、事業者のプロダクトの普及の後押しを行います。
本取り組みを通して、ハタプロ・ドコモは、福岡市をはじめ全国でのプロダクトの提供体制を築き、With/Afterコロナにおける市民の新たなニーズや社会課題の解決をめざしていきます。
※1 2021年ハタプロ調べ。
※2 低遅延、高セキュリティなど、MEC(Multi-access Edge Computing)の特長を持つクラウドサービスで、ドコモ網内の設備にクラウド基盤を構築することで実現しています。
※3 アメリカ シアトルに本拠地を置く顔認証ソフトメーカー。「ドコモオープンイノベーションクラウド®」へ顔認証ソフトウェア「SAFR®」を提供しています。
※4 音声・テキストユーザーインターフェースをパッケージ化した対話型AIのASPサービス。「ドコモAIエージェントAPI」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
【会社概要】
○株式会社ハタプロ
代表者 :代表取締役 伊澤 諒太
設 立:2010年11月
所在地 :京都府京都市下京区中堂寺粟田町93
特 色:AIやIoTなど先端技術に強みを持つロボットベンチャー企業
ホームページ:https://hatapro.co.jp/
○株式会社NTTドコモ
代表者 :代表取締役社長 井伊 基之
設 立:1992年7月
所在地 :東京都千代田区永田町2丁目11番1号山王パークタワー
特 色:通信事業、スマートライフ事業、その他の事業
ホームページ:https://www.nttdocomo.co.jp/
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