八代市・道の駅東陽を起点に周遊観光！車泊（くるまはく）🌸RVパークsmart開設！！

「道の駅東陽」の駐車スペースをシェアリング！八代市×トラストパークがアウトドア客の受入を推進！！

トラストパーク

2024年3月4日 11時02分

　九州周遊観光活性化コンソーシアム（代表機関：トラストパーク株式会社本社：福岡県福岡市博多区、代表取締役：山川修）は、令和2年7月豪雨被災地の観光振興を目的として、令和3年度に実施した熊本県南（15市町村）バケワーク・冬季モニターツアーを経て、実証地の一つ「道の駅東陽」に「車泊（くるまはく）・休憩駐車管理システム（RVパークsmart）下部※①参照」を開設し、3月1日より予約受付を開始しました。

○新しい旅のカタチ「車泊（くるまはく）」導入の経緯　～八代市の担当者コメント～

　八代市は近年アウトドアの推進に力を入れており、キャンプができる広場の整備や、レンタル自転車の貸出し拠点の整備といった、アウトドア客の受入れ拠点の整備を進めています。キャンピングカーの受入れ拠点の設置についてもその中の一環として、車泊・RVパークsmartの導入を図りました。

　もともと八代市内にはキャンピングカー用の給電設備がなかったことから、RVユーザーの受入れ態勢ができていませんでした。県内全域で、コロナ期間中、道の駅等に停泊するキャンピングカーが増えていたことから、令和3年度に県南広域本部が主体となり、九州バケワーク・車泊モニターツアー実証実験[下部※②参照]を東陽町の「道の駅東陽」で行った結果、一定の需要が見込まれたことからにRVパークsmartの開設に至りました。

　八代市は山や海、川といった自然に非常に恵まれた土地です。車泊を通して、RVユーザーが「道の駅東陽」を拠点に、八代の自然体験や周遊観光を楽しんでいただきたいと思います。[八代市観光・クルーズ振興課担当者]

○熊本県南・八代市「RVパークsmart道の駅東陽せせらぎ」を起点に周遊観光！

　鹿児島県との県境にある熊本県南エリアは、不知火海（八代海）に面した八代地域・芦北地域（5市町）と、球磨川流域に広がる球磨地域（10市町村）で構成されています。八代市は芦北地域と球磨地域の分岐点にあたり、県内35番目の道の駅として2021年3月に開業した東陽町の「道の駅東陽」は、球磨地域へ行く入口・起点となる場所にあります。

　車泊ポイントは、人吉球磨地域に6ヶ所あり、2023年4月に県境の宮崎県西米良村に2ヵ所と、2023年12月に高鍋町に1ヶ所が開設され、今回の「RVパークsmart道の駅東陽せせらぎ」のオープンにより、下道で熊本県南～宮崎まで各車泊ポイントを1時間以内でつなぐ車泊周遊ルートが実現しました。今後は、熊本県南を経由して宮崎東海岸に向かうRVユーザーに八代市の「道の駅東陽」を起点とし、五木村→錦町→湯前町→西米良村→高鍋町の車泊周遊ルートを紹介していきます。

　今後も宿泊施設が少ない地域や過疎地域など、各地を下道1時間以内でつなぐ車泊ポイントを増やしながら、着地型観光コンテンツ及び周遊ルートの開発、周遊旅行の活性化を図っていきます。

【RVパークsmart 道の駅東陽せせらぎ】

・利用料金全日 2,000円（税込）

・利用時間 16：00～翌日10：00

<オープン特典>

予約完了画面の提示で入浴料無料（同乗者全員、当日のみ・翌日不可）

※道の駅に併設する「東陽交流センターせせらぎ」は、かけ流し天然温泉をはじめ、農家直送野菜を使った野菜レストランや物産館を兼ね備えた複合型施設です。

車泊予約：https://rvparksmart.jp/rv-smart/toyoseseragi.html

【参考】

※①車泊（くるまはく）・休憩駐車管理システム（RVパークsmart）とは？

　未利用スペースや不稼働時間帯の駐車場等をシェアリング活用するサービスです。来訪者と地域をつなぐ、有料での車中泊ルールを整備し、無人・キャッシュレス・非接触運用が可能な電源提供型「休憩駐車管理システム（RVパークsmart）」の導入により、通過型地域や過疎地域などの本来は泊まることができない場所に長時間滞在する仕組みをつくり、地域経済の活性化や関係人口増を図るシェアリングエコノミー型のDX（Destination eXperience）事業です。事業概要（動画）：https://youtu.be/jsJXmT2r264

※②九州バケワーク・車泊モニターツアー実証実験

2021年に熊本県南（15市町村）において、広域的な観光振興を目的として、車泊モニターツアー実証実験を実施（動画：https://youtu.be/Z5vk5DdYJb8 ）。

　2023年は、天草～南島原周遊旅行活性プロジェクトにおいて、車泊モニターツアー実証実験を実施。「既存施設のシェアリングにより周遊旅行の活性化を推進する取組み」は、内閣府地方創生SDGs官民連携プラットフォームに事例登録されています（動画：https://youtu.be/T6xt27f-gZI ）。