AQUAのコインランドリー用機器「Superiorシリーズ」とセカンド冷凍庫「スリムフリーザー」が2022年グッドデザイン賞を受賞

コインランドリー用機器の同賞受賞は業界初※

アクア株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長 兼 CEO：杜 鏡国）は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2022年度グッドデザイン賞」において、コインランドリー用機器「Superior（スーペリア）シリーズ」と、冷蔵庫や家具のすき間に置ける幅36cmの冷凍庫「スリムフリーザー（AQF－SF11)」がグッドデザイン賞を受賞いたしました。コインランドリー用機器が同賞を受賞するのは業界初であり※、当社においてもコインランドリー機器と家庭用冷凍庫でのグッドデザイン賞受賞は初めてのことです。

 

 

 

 

※国内コインランドリー用機器（洗濯乾燥機・洗濯機・ガス乾燥機）において。2022年10月7日現在。当社調べ。

■グッドデザイン賞受賞商品

受賞部門	商品名/シリーズ名
生活家電	スリムフリーザー　AQF-SF11
家具・オフィス/公共　機器設備	業務用洗濯乾燥機/乾燥機　Superior（スーペリア）シリーズ

■コインランドリー用機器「Superior（スーペリア）シリーズ

 

 

 

デザインが生まれた理由/背景
コインランドリーは従来より“洗濯をする場所”としてライフラインとしての役割を担ってきました。但し、近年は洗濯をするだけでなく、仕上がりまでの待ち時間に仕事や読書などそれぞれの時間を過ごす場所としても利用されるようになり、コインランドリーが担う役割やニーズは時代とともに変化しています。洗いの性能が高いことは前提としつつ、コインランドリーには“居心地のよさ”をもたらす空間デザインの重要性が増してきました。そこで当社はコインランドリーと利用者の親和性を高め、より居心地のよさをもたらすコインランドリー用機器を企画。コインランドリー店舗の空間にさらなる上質感を提供するべく、プロダクトデザインのコンセプトを「本物であること、分かりやすいこと、精緻で美しいこと」の3点に定め、外観以外にも利用者の使い勝手を考慮し、ハンドルの操作性やパネルの視認性などの細部にまでこだわりました。

デザインの特長
機器の顔となる前面板には意匠性鋼板である日本製鉄の「FeLuce®」を採用し、美しいヘアラインと落ち着いた風合いで上質感を演出。ユーザーが目にする操作パネルは情報量やデザインを見直すことで視認性を高め、必ずユーザーが触れるハンドルはしっとりとした質感やバーの角度・形状の工夫により、握りやすく触り心地を向上させるデザインし、上質な空間演出と使いやすさの両立を実現しました。

評価コメント
コインランドリー空間がモダンで多様に進化・進展をする中、業務用洗濯機本体として、より清潔でより上質な居心地を導くシリーズの完成度が高い。
シンプルに精緻化された素材の美しさを主に、明快なアフォーダンスとわかりやすいグラフィックの操作部分のインタフェースが心地よいデザインになっている。
様々な利用者により恒久的に負荷がかかる装置ながら、システムとしての連続性や意匠的統一性を美しくスタイリッシュに実装させている。メーカーのデザイン力と製品アイデンティティを感じる仕上がりが評価された。


■家庭用冷凍庫　「スリムフリーザー（AQF-SF11）」

デザインが生まれた理由/背景
昨今、コロナ禍の影響による在宅時間の増加やまとめ買いの増加に伴い、冷凍食品の保存ニーズが急速に高まっています。また、冷蔵庫の冷凍室の容量不足によりセカンド冷凍庫の導入も増加傾向にあります。その一方で、自宅の設置スペースが限られており、フリーザーの購入を諦めている方も多くいます。これらの状況から、自宅のデッドスペースに設置可能な横幅わずか36cmの省スペースフリーザーを企画・開発しました。

デザインの特長
キッチンに限らず、自宅の様々な場所に設置しやすいように、生活空間に馴染むデザイン＆商品仕様を目標としました。横幅36cmながら買い物カゴ約2個分の容量を確保し、冷凍室容量の不足を解消しました。庫内は見渡しやすく整理しやすい4段のバスケット仕様にし、バスケットは冷凍食品を立てて収納できるように深めに設計。さらに縦長のものも収納できるガラス棚を搭載し、バスケットとの使い分けができるようにしました。外観は生活空間にノイズを発生させないフラットなデザイン＆モノトーンなカラーを採用しました。

評価コメント
在宅時間の増加といった社会状況からも冷凍食品をストックするセカンドフリーザーの需要が高まっている。
本製品は家庭内の空きスペースで使用できるように開発されたスリムなフリーザーである。見やすい庫内、深めのバスケットなど機能面も熟考されている。キッチン以外の空間での使用も想定したシンプルでクリーンな造形と吟味されたカラーリングで現代生活に寄り添うべく考慮されたデザインに評価が集まった。

 

■グッドデザイン賞について
グッドデザイン賞は1957年に創立された、わが国で唯一の総合的デザインの評価・表彰制度です。対象はかたちの有無に関わらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ社会と共有することで、次なる「創造」へ繋げていく仕組みです。受賞のシンブルであるGマークは、よいデザインを示すシンボルとして親しまれています。

■ＡＱＵＡのメッセージ
AQUAは日本で生まれた家電ブランドとして、日本の生活者、家庭に寄り添い、日本ならではのくらしの悩みや要望に向き合いながら発見や気付きを大切にし、アイデアと技術でその課題を解決しています。
この“思いやりの発想”と“確かな技術”で、暮らしの質を高めるというブランドの指針を、「あたらしい思いやりのカタチ。」というメッセージで表現しました。
世界No.1の家電メーカーHaierグループの一員として、生活家電からコインランドリーに至るまで、皆さまの生活がより豊かに、より便利になるような斬新な商品とソリューションをこれからも提供していきます。

■アクア株式会社について
アクア株式会社は、2012年1月、三洋電機の一部事業を継承し設立。Haierグループの日本法人として、業務用洗濯機や、家庭用の洗濯機、冷蔵庫、掃除機などのAQUAブランド商品、サービスの企画・開発・販売を行っています。