2024年3月末までに全車両をAT車化します
2024年問題への対応・ドライバー確保に向けた働きやすさ向上の取り組み
※業務や車両の特性上、一部車両を除きます。
背景と目的
物流業界では慢性的な人手不足、ドライバーの高齢化という課題を抱えております。また、「2024年問題」への対応も急務となる中、当社では、ドライバー確保のための様々な取り組みを進めてまいりました。特に未経験者や若年層、女性の積極採用には力を入れており、自社設備であるドライバー専用の研修施設「滑川福田センター」の活用や、女性の働く環境を整備する「クローバープロジェクト」の取り組み、女性専用車両の導入などが一例です。また、2022年10月には、有限会社川越自動車学校をグループ化し、免許取得から人材育成を一気通貫で行える体制の構築を進めてまいりました。
2023年度、当社では女性ドライバーの比率を10.0%に引き上げることを重点取り組み事項としており、その点からも、特にドライバーの配送作業中の負荷を軽減することで、誰もが働きやすい職場環境にすることが重要です。
2023年3月末時点で、当社では全車両1,509台中1,232台(約82%)がAT車となっております。2023年度中には、一部対象外の車両を除く残りの6%にあたる91台のAT化を実施し、未経験者や若年層、女性の物流業界への進出を後押しします。さらにAT車の強みである運転時の負荷軽減により働きやすさを向上することで、物流業界のドライバー不足にも対応いたします。
免許取得の現状
グループ会社である川越自動車学校の過去3年間の普通免許取得者のデータによると、
・「AT限定」取得者 女性831人 男性551人
・「MT」取得者 女性64人 男性319人
となっております。
新規で普通自動車免許を取得する割合はAT限定が78%と、AT限定免許取得希望者の割合が非常に高い結果となっています。このことからも、トラックのAT化はドライバー確保に有効であると考えられます。
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