【2026年最新】お彼岸で考える『仏壇じまい』調査 ~「何をすればいいか分からない」不安が最多、家族の約6割が話し合い未経験~
一般社団法人終活協議会は、終活ガイド資格2級・3級を取得している740名を対象に墓じまいに関する調査を実施しました。本調査では、終活の現場におけるリアルな声を可視化しています。
調査トピックス
Q1. あなたのご家庭に仏壇はありますか?
Q2. 仏壇について、今後どうしたいと考えていますか?
Q3. 仏壇じまいに対して、どのような印象を持っていますか?
Q4. 仏壇じまいを考える理由として最も近いものはどれですか?
Q5. 仏壇の扱いについて、家族と話し合ったことはありますか?
Q6. 仏壇じまいについて、家族と意見が合わない可能性はあると思いますか?
Q7. 仏壇じまいをする場合、最も不安に感じることは何ですか?
Q8. 仏壇じまい後の供養について、どのようにしたいと考えていますか?
Q9. 仏壇について考えるきっかけとして最も近いものはどれですか?
Q10. 仏壇は今後どうなっていくと思いますか?
要点
① 仏壇のない家庭が約半数に
「ない」が48.8%と「ある」(45.3%)をわずかに上回りました。核家族化や住宅事情の変化を背景に、仏壇離れが加速しています。
② 約7割の家庭で、仏壇の行く末が未定のまま
「まだ決めていない」「自分で判断する立場にない」を合わせると約7割。仏壇の将来について、多くの家庭で話し合いそのものが手付かずの状態です。
③ 家族と話し合ったことがない人が約6割
「話したことはない」が58.4%。結論が出ていない層も含めると76.6%の家庭で合意形成ができておらず、家族間の対話不足が浮き彫りになりました。
④ 最大の壁は費用でも感情でもなく「情報不足」
「何をすればいいか分からない」が34.5%でトップ。費用や家族の理解よりも、手順や方法が分からないことが、多くの人の行動を止めています。
⑤ 仏壇は「なくなる」のではなく「形を変える」
「小型化・簡素化する」が30.9%で最多。「形を変えて残る」(18.4%)と合わせると約半数が"変化しながら存続する"と見ており、伝統的な形式に縛られず、今の暮らしに溶け込む新しい供養のあり方が模索されています。
調査結果
Q1. あなたのご家庭に仏壇はありますか?
・ある 45.3%
・以前はあったが現在はない 5.9%
・ない 48.8%

「ない」が48.8%と、「ある」(45.3%)をわずかに上回りました。「以前はあったが現在はない」(5.9%)を加えると、現在仏壇のない家庭は過半数に達します。仏壇を持つ家庭と持たない家庭がほぼ拮抗しており、仏壇の保有状況が二分されている実態が明らかになりました。家庭環境や生活様式の変化が背景にある可能性が考えられます。
Q2. 仏壇について、今後どうしたいと考えていますか?
・維持したい 18.8%
・将来的に処分(仏壇じまい)を考えている 12.6%
・まだ決めていない 28.0%
・自分で判断する立場にない 40.7%

「自分で判断する立場にない」が40.7%と最多で、「まだ決めていない」(28.0%)と合わせると約7割が方向性を定められていません。「維持したい」は18.8%、「将来的に処分を考えている」は12.6%にとどまり、積極的な意思決定をしている層は少数派であることがわかりました。仏壇の今後については、個人だけでなく家族全体での判断が必要なケースが多いことが示唆されます。
Q3. 仏壇じまいに対して、どのような印象を持っていますか?
・前向きに考えられる 28.9%
・仕方がないことだと思う 28.2%
・できれば避けたい 9.1%
・抵抗がある 8.5%
・わからない 25.3%

「前向きに考えられる」(28.9%)と「仕方がないことだと思う」(28.2%)を合わせた受容的な回答が57.1%と過半数を占めました。一方、「できれば避けたい」(9.1%)・「抵抗がある」(8.5%)の否定的な回答も17.6%存在します。「わからない」も25.3%と4人に1人が態度を決めておらず、仏壇じまいへの印象は個人によって大きく異なることが読み取れます。
Q4. 仏壇じまいを考える理由として最も近いものはどれですか?
・継ぐ人がいない 32.2%
・子どもに負担をかけたくない 22.3%
・管理が大変 20.5%
・特に理由はない 16.4%
・住宅事情(スペース・引っ越し) 8.6%

「継ぐ人がいない」が32.2%でトップとなり、次いで「子どもに負担をかけたくない」(22.3%)、「管理が大変」(20.5%)と続きました。継承者の不在が最大の理由となっており、次世代への配慮を理由に挙げる人も2割以上に上ります。上位3項目はいずれも家族・継承に関わる理由であり、仏壇じまいの背景に家族構成の変化が影響している可能性が考えられます。
Q5. 仏壇の扱いについて、家族と話し合ったことはありますか?
・すでに話し合っている 12.4%
・話し合ったことはあるが結論は出ていない 18.2%
・話したことはない 58.4%
・話す必要を感じていない 10.9%

「話したことはない」が58.4%と半数以上を占め、「話す必要を感じていない」(10.9%)と合わせると約7割が家族との話し合いを行っていません。「話し合ったことはあるが結論は出ていない」(18.2%)を含めると、実質的な合意形成ができていない家庭は76.6%に達します。「すでに話し合っている」のはわずか12.4%にとどまり、仏壇の扱いをめぐる家族間の対話が進んでいない実態が浮かび上がりました。
Q6. 仏壇じまいについて、家族と意見が合わない可能性はあると思いますか?
・強くあると思う 8.5%
・多少あると思う 36.1%
・あまりないと思う 36.9%
・まったくないと思う 18.5%

「あまりないと思う」(36.9%)と「まったくないと思う」(18.5%)を合わせた55.4%が意見の相違リスクは低いと回答しました。一方、「多少あると思う」(36.1%)・「強くあると思う」(8.5%)を合わせた44.6%が意見の食い違いを予感しており、約4割が家族間での摩擦が生じる可能性を意識していることがわかりました。Q5で話し合いが進んでいない家庭が多いことと合わせると、潜在的な意見の相違が顕在化していない可能性も考えられます。
Q7. 仏壇じまいをする場合、最も不安に感じることは何ですか?
・何をすればいいか分からない 34.5%
・費用 26.4%
・家族の理解 20.5%
・気持ちの整理がつかない 11.5%
・菩提寺との関係 7.2%

「何をすればいいか分からない」が34.5%で最多となり、次いで「費用」(26.4%)、「家族の理解」(20.5%)と続きました。手順や進め方への不安が費用面の不安を上回っており、情報不足が仏壇じまいの大きな障壁となっている可能性が示唆されます。「気持ちの整理がつかない」(11.5%)・「菩提寺との関係」(7.2%)を合わせると、費用以外の非金銭的な不安が全体の53.7%を占めており、多岐にわたる不安が存在することが読み取れます。
Q8. 仏壇じまい後の供養について、どのようにしたいと考えていますか?
・永代供養を利用する 28.0%
・特に考えていない 25.0%
・わからない 22.2%
・お墓で供養する 15.5%
・手元供養にする 9.3%

「永代供養を利用する」が28.0%でトップとなり、「お墓で供養する」(15.5%)、「手元供養にする」(9.3%)が続きました。一方、「特に考えていない」(25.0%)と「わからない」(22.2%)を合わせると47.2%が供養方法を未定としており、仏壇じまい後の供養についても方向性が定まっていない人が約半数に上ります。仏壇じまいと同時に供養の方針を検討している人は少数にとどまっている可能性が考えられます。
Q9. 仏壇について考えるきっかけとして最も近いものはどれですか?
・親の死去 38.8%
・特にきっかけはない 28.5%
・相続や遺品整理 12.2%
・引っ越しや住み替え 10.9%
・お彼岸や法要 9.6%

「親の死去」が38.8%と最多で、「特にきっかけはない」(28.5%)が続きました。「相続や遺品整理」(12.2%)・「引っ越しや住み替え」(10.9%)・「お彼岸や法要」(9.6%)はいずれも1割前後にとどまります。約4割が身近な人の死をきっかけに仏壇を意識しており、生前から能動的に考えるケースは相対的に少ない実態が読み取れます。
Q10. 仏壇は今後どうなっていくと思いますか?
・小型化・簡素化する 30.9%
・必要な家庭だけに残る 23.4%
・形を変えて残る 18.4%
・大きく減っていく 14.3%
・わからない 13.0%

「小型化・簡素化する」が30.9%でトップとなり、「必要な家庭だけに残る」(23.4%)、「形を変えて残る」(18.4%)と続きました。「小型化・簡素化する」と「形を変えて残る」を合わせた約49%が何らかの形で仏壇が存続すると見ており、「大きく減っていく」(14.3%)を大きく上回りました。完全に姿を消すと見る人は少数で、形を変えながら継続するという見方が主流であることが読み取れます。
調査概要
調査人数:740名(終活ガイド資格検定2級、3級資格取得者)
調査期間:2026年3月1日〜2026年3月31日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
一般社団法人 終活協議会 / 想いコーポレーショングループについて
一般社団法人 終活協議会 / 想いコーポレーショングループは、2015年にシルバー世代の聖地、巣鴨でよろず相談から始まり、終活に関する多くのお悩みの声を受けて誕生した団体です。
「ワンストップサービス」をモットーに全国のおひとりさまや、お子様のいないおふたりさまをはじめ、終活で悩みや不安を抱える人に寄り添い、様々なサービスでお手伝いしております。またトータルサポートができる人材の育成を目指して有益な情報を発信しているほか、終活のスペシャリストである認定資格をはじめとしたさまざまな資格やセミナーを提供しています。
組織概要
組織名:一般社団法人 終活協議会 / 想いコーポレーショングループ
所在地:東京都豊島区巣鴨2-11-4 第3高橋ビル11階
設立:2015年12月
代表:磯貝昌弘
事業内容:終活の相談対応、身元保証サービス、終活ガイドの資格運営など
URL:https://shukatsu-kyougikai.com/
【本リリースの引用について】
本プレスリリースの内容(調査結果・図表・コメントなど)は、引用いただいて構いません。 引用いただく際は、出典として「一般社団法人終活協議会/想いコーポレーショングループ」の名称を明記し、https://shukatsu-kyougikai.com/news/4938/へのリンク設置をお願いいたします。
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