放射線試験のJNLA登録事業者が初めて誕生
NITE、日本原子力研究開発機構を放射線分野の4つのJIS試験方法を行うJNLA試験事業者として初めて登録
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))[理事長:長谷川 史彦]は、2022年 6 月 23 日、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構[理事長:小口 正範]放射線標準施設棟 を、JIS(日本産業規格)に基づき放射線試験を行う試験所として、国内で初めて登録しました。
- NITEは、2022年6月23日、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(*1)放射線標準施設棟(JNLA登録番号220419JP)を放射線試験を行う試験所として、初めてJNLA登録(*2)しました。
- 今回JNLA登録したのは、JISの4つの試験方法(*3)です。
- 同機構の試験結果は、次世代放射線測定器の研究開発や、医療、工業や原子力といった放射線を取り扱うさまざまな施設で使用される放射線測定器の信頼性確保に大きく貢献することが期待されます。
https://www.jaea.go.jp/
*2:JIS法(産業標準化法)に基づく試験事業者登録制度
https://www.nite.go.jp/iajapan/jnla/outline/index.html
*3:JNLA登録した4つの試験方法は以下の通り。
試験方法の区分の名称 | JIS番号及び項目番号等 |
X・γ線及びβ線用受動形個人線量計測装置並びに環境線量計測装置のエネルギー・方向特性試験 | JIS Z 4345 8.3 (エネルギー特性試験に限る) |
中性子用固体飛跡線量計のエネルギー特性試験 | JIS Z 4416 7.2.4 |
X 線、γ線及びβ線用線量当量(率)サーベイメータのエネルギー・方向特性試験 | JIS Z 4333 6.2.4 (エネルギー特性試験に限る) |
中性子用線量当量(率)サーベイメータのエネルギー特性試験 | JIS Z 4341 6.2.4 |
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 認定センター(IAJapan)は、 試験所・校正機関等を国際規格に基づき認定することにより、試験・校正データの信頼性や製品の品質を支える、国内唯一の公的認定機関です。
- 今回登録を行ったJNLAも含め、IAJapanでは現在4つの登録・認定制度を運営しています。
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