セミトレーラー型自動運転トラックの実用化に向けた公道実証開始
豊田通商株式会社(以下:豊田通商)は、自動運転トラックの実用化に向けた本格的な検討の一環として株式会社ロボトラック(以下:ロボトラック)および物流事業者3社と連携し、静岡県内と愛知県内のインターチェンジ近郊に位置する物流拠点間において、セミトレーラー型自動運転トラック(以下:自動運転セミトレーラー)を用いた公道走行実証を開始しました。
なお、本実証は国土交通省による「自動運転トラックによる幹線輸送の社会実装に向けた実証事業」において、豊田通商を代表企業とするコンソーシアムが採択を受け、ロボトラック、大塚倉庫株式会社、西濃運輸株式会社、福山通運株式会社の計5社で実施するものです。
背景
慢性的なドライバー不足や労働時間規制に伴う輸送力不足への解決策の一つとして、経済産業省および国土交通省は、自動運転トラックの社会実装プロジェクトを推進してきました。
そのような中、豊田通商は、両省が進める「高速道路における高性能トラックの実用化に向けた取り組み(テーマ3)」において、複数年度にわたり自動運転トラックの安全性・技術性に関する実証を重ね、一定の成果を確認してまいりました。
一方で、実用化に向けては、安全性の確保に加え、新たなシステムの導入なども含むオペレーションの構築やその運用体制の整備など、事業構造や採算性が大きく変化することを想定した総合的な検討が不可欠です。
実証概要
本実証では、ロボトラックが開発した自動運転セミトレーラーについて、安全性の検証に加えて輸送オペレーションに対する有用性評価と採算性の検証を行います。
セミトレーラーは、荷台部分(トレーラー)を連結してけん引する大型の貨物車両で、通常のトラックよりも積載容量が大きいことに加え、発着地点での荷積み・荷下ろしを待つ必要がないため、より効率的な輸送オペレーションが可能になります
採算性の検証については、コンソーシアム参加企業5社が保有するデータや知見を活用し、収支構造を明確化したうえで、持続可能な自動運転輸送モデルの構築を目指していきます。
今後の取り組み
次年度以降は、自動運転トラックを活用した持続的な輸送サービスの実現に向け、今年度の実証で得られた技術的知見や事業性試算の結果を踏まえ、実用化に向けた取り組みを着実に進めていく予定です。
豊田通商は、自動運転トラックの社会実装に向けた取り組みを今後さらに加速してまいります。

■コンソーシアムにおける各社の役割

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豊田通商株式会社 |
プロジェクト推進、全体計画管理、事業採算性試算 |
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株式会社ロボトラック |
車両システム開発、走行実証実施 |
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株式会社大塚倉庫 |
有用な事業モデル実現に向けた検討 |
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西濃運輸株式会社 |
有用な事業モデル実現に向けた検討、実証用トレーラ貸与 |
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福山通運株式会社 |
有用な事業モデル実現に向けた検討 |
■走行実証の概要

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期間 |
2026年2月13日〜3月12日(準備期間含む) |
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区間 |
物流拠点~新東名高速静岡IC~東名高速東名三好IC~物流拠点 |
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自動運転区間 |
新東名高速静岡IC~東名高速東名三好IC |
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自動運転レベル |
レベル2 |
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車両台数 |
1台 |
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