【映画館でオペラを】世界中の歌劇場を席巻!「新生ネトレプコ」と称されるオペラ界の次世代スター アクメチーナ主演『セビリアの理髪師』が5/19 (金)公開!フィガロはまるでスーパーマリオのよう!

人生を満たす、情熱のオペラ、魅惑のバレエ。世界最高クラスのバレエとオペラを大スクリーンで。

東宝東和株式会社

世界最高の名門歌劇場「英国ロイヤル・オペラ・ハウス」で上演されたバレエとオペラの舞台を、特別映像を交えてスクリーンで体験できる人気シリーズ「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2022/23」より、ロッシーニの傑作『セビリアの理髪師』が、5月19日(金)より1週間限定にて全国公開される。


家田淳氏(演出家・翻訳家、洗足学園音楽大学准教授)の解説とともに、

「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2022/23」の8 作目、

ロイヤル・オペラ『セビリアの理髪師』の見どころを一挙ご紹介!


 

ロッシーニのオペラの中でも、世界中のオペラハウスで上演され続けている最高傑作といえば《セビリアの理髪師》。今回の演出はモッシュ・ライザーとパトリス・コーリエが2005年に英国ロイヤル・オペラで手がけ、その後も再演を重ねている人気プロダクションで今回が5回目となる上演。


『セビリアの理髪師』について、家田氏は、「絵本のようなファンタジックな世界。カラフルな衣裳は18世紀と現代のデザイナーテイストのミックスで、フィガロのいでたちはスーパーマリオのよう。演技達者な歌手達によるハッピーなコメディを存分に楽しめる舞台」とコメント。


さらに、今回の再演で最も注目してほしい人物を、「ロシア出身のメゾソプラノ、アイグル・アクメチーナ。まだ20代後半の若さで現在、世界中の歌劇場を席巻し「新生ネトレプコ」とも称される次世代のスター。」と大絶賛。


アクメチーナは若干19歳にして、超難関のROHの養成機関ジェットパーカー・ヤングアーティスツ・プログラムに入所し、次々と大役を獲得、今後もメトロポリタン・オペラやバイエルン歌劇場で「カルメン」タイトルロール、ROHで「ウェルテル」シャルロットなど大舞台での主演が目白押し。実は日本でも2020年、新国立劇場「こうもり」オルロフスキー役で登場している。


アクメチーナの魅力について、「『セビリアの理髪師』ロジーナも持ち役の一つ。アリア”Una voce poco fa(今の歌声は)”ではヴェルヴェットのような声とアジリタの確かさに加え、妖艶な炎で一瞬にして独自の世界に引き込む。キュートなルックスに、毒をもつ妖しさ。目が離せないヒロイン」と高く評価している。


また、家田氏は、音楽教師バジリオを演じ、今年4月に来日して大喝采を浴びた言わずと知れた大スター・ブリン・ターフェルについても、惜しみない称賛を与えている。


ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマでは「セビリアの理髪師」の後日譚である「フィガロの結婚」も7月7日 (金)より公開が予定控えている。2作品ともに観ることで、ストーリーと人物たちのつながりを楽しむことをお勧めしたい。


  • 家田淳氏(演出家・翻訳家、洗足学園音楽大学准教授)『セビリアの理髪師』解説全文はコチラ

http://tohotowa.co.jp/roh/news/2023/05/09/kaisetsu_the_barber_of_seville2022/



  • ロイヤル・オペラ『セビリアの理髪師』作品情報

 

【STORY】


 スペインのセビリア。若い貴族アルマヴィーヴァ伯爵は、マドリッドで見かけた美女ロジーナが忘れられず、彼女を追ってセビリアまで来ている。だがロジーナは後見人である医者バルトロによって家に閉じ込められており、言葉を交わすことさえ難しい。伯爵は彼女の家の前でセレナーデを歌うが反応はなく、がっかりしているところに旧知の理髪師フィガロが通りかかる。フィガロの知恵を借りた伯爵は、兵隊に変装してロジーナの家に潜入する計画を立てる。一方、バルトロもロジーナの財産目当てで彼女との結婚を目論んでおり、音楽教師ドン・バジーリオと一緒に作戦を練るが…。


【音楽】ジョアキーノ・ロッシーニ

【台本】チェーザレ・ステルビーニ (原作:ボーマルシェによる戯曲「セビーリャの理髪師」)

【指揮】ラファエル・パヤーレ

【演出】モッシュ・ライザー、パトリス・コーリエ

【美術】クリスティアン・フェヌイヤ

【衣裳】アゴスティーノ・カヴァルカ

【照明】クリストフ・フォレ


ロイヤル・オペラ合唱団(合唱指揮:ウィリアム・スポールディング)

ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団(ゲスト・コンサートマスター:ベンジャミン・マーキス・ギルモア)

フォルテピアノ:マーク・パックウッド


【出演】

ロジーナ:アイグル・アクメチーナ

フィガロ:アンドレイ・フィロンチク

アルマヴィーヴァ伯爵:ローレンス・ブラウンリー

ドン・バジーリオ:ブリン・ターフェル

バルトロ:グラント・ドイル(歌)、ファビオ・カピタヌッチ(演技)                                    

ベルタ:エイリッシュ・タイナン

アンブロージオ:チャーベル・マター

隊長:ダヴィッド・キンバーグ

公証人:アンドリュー・マックネイル


©Bill Cooper


5月19日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋 ほか全国公開


 ■公式サイト:http://tohotowa.co.jp/roh/   

■配給:東宝東和



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